涙が止まらない…“40歳女”のプレ更年期疑惑。私はとても寂しかったんだ

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-05-07 06:00
投稿日:2024-05-07 06:00

40歳は変化の年齢

 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。

 私は今年40歳を迎えるのですが、特に何も変わらないでしょ?

 と思ってたのですが、意外なことに大きな変化を感じる出来事がありました。

 なぜか、涙が止まらないのです。

 何か特別に悲しいことがあったわけではありませんが、泣けてくる。これは一体なぜなのだろう、と自分なりに考察してみました。

涙が止まらないワケとは

 40歳を迎えるにあたり、ふと自分の人生を振り返る時間が増えました。20代から30代は、結婚、妊娠、出産、そして子育てと忙しくしているうちに、あっという間に過ぎてしまいました。

 その間、母親がうつ病を患ったり、父親が病気で亡くなったりと、いろいろなことが起こり、正直あまり記憶がない時期もあるほどです。

 当時は若さで乗り越えていたものの、振り返ると、とてもつらい時期でもありました。

 今までのコラムでもお伝えしている通り、私は夫とは長期のセックスレス状態です。ハグや手を繋ぐといったスキンシップも、この10年間全くありませんでした。

 やはり、スキンシップは大切です。人生のつらい時や、寂しい時には誰かの温もりを感じたくなります。

 セックスもスキンシップも全くなかった過去の日々を振り返ると、自分がかわいそうだったなぁと思うようになりました。
 きっと私は、とても寂しかったんだと思います。

 今まで抑えていた感情が、40歳という節目の年にドバッと溢れ出たのでしょう。

自分で自分を受け止めてあげる

 過去の自分がかわいそうだったとしても、その時代には戻れません。今できることは、寂しかったり、つらかったりした自分を、素直に受け止めることです。

 あとは、願わくば早く離婚して、新しいパートナーに甘えながら生きていきたい。

 これはちょっとハードルが高そうですが…。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「たかが、ものもらい」じゃなかった 30代女、霰粒腫の手術をしました
 先日、眼科で右目のまつ毛の生え際にあった“しこり”の切除手術をしました。「たかが、ものもらい」と思っていたのですが、こ...
久々に会ったペルシャ料理店の友人は変わらず元気だった
 お互いにいい歳。出合った頃より額は広くなったし、シワも増えた。  そして、なぜだか年々服装がハデになっていくんだ...
木下優樹菜はイチャイチャ公開…子の将来に悪影響を及ぼす母親の恋愛は?
 元タレントの木下優樹菜(35)が“アクセル全開”、SNSの投稿や出演番組があれやこれやと話題になっている。  た...
子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...
金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも
 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。...
タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...
まるでリヴァー・フェニックス!美少年“たまたま”にうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
会社の飲み会「欠席LINE」の正解は? 感謝と断る理由では詰めが甘い
 何かをお願いされたり、誘われたりした時、断るのってとても気を使いますよね。  人によっては、本意ではないのにOK...
今どきの「良妻+賢母」ってどんな人?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
“女LINE”は秋の空!嫌味、派閥、狂乱…げに恐ろしき女だらけの職場
 女だらけの職場に勤めた経験はありますか? 学生時代から多くの人が感じるように、さっぱりしている男性に比べて、女性の人間...
2023-10-07 06:00 ライフスタイル
村上春樹氏、今年もノーベル文学賞ならず…「村上レシピ」で一人残念会
 スウェーデン・アカデミーは5日、2023年のノーベル文学賞をノルウェーを代表する劇作家ヨン・フォッセ氏(64)に授与す...
部屋が汚いときはどうすれば? 手始めにやる3つのこと&綺麗を保つコツ
 ちょっと気を抜くとすぐに散らかってしまう部屋。部屋が汚くなったとき、「とりあえず何から片付ければいいんだ?」と途方に暮...