更新日:2024-06-01 06:00
投稿日:2024-06-01 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
49歳、アプリで会った恋人と同棲中
49歳の佳代子さん(仮名)は8歳年下の恋人・ユウタさん(仮名)と同棲中。ふたりはマッチングアプリで出会い、交際5カ月目に一緒に暮らし始めたそうです。
「アプリから将来につながる出会いなんてあるのか、最初は半信半疑だったんです。
でもユウタと出会って、基本的に味覚や夜のほうも相性がいいし、この人となら長く付き合えそうだなと思えたから、真剣交際をしてみることに決めました。
だけど…一緒に暮らして2カ月くらい経ってから、ユウタに対する強烈な違和感が拭えないのです…」
晴れやかな表情から一変して、急に暗い顔つきへと変わった佳代子さん。
聞けば、同棲して以降、恋人の金銭感覚に疑問が湧いて仕方がないそうです。
前妻との間に子どもがふたり
「彼は過去の結婚で子どもがふたりいて、養育費を払っていると聞いています。
養育費の額は、裁判所の算定表よりも多めに渡していて、これは彼なりの子どもたちへの罪滅ぼしの気持ちを込めているそうです。
だからユウタは金銭的にあまり余裕がないことは、重々わかったうえで同棲を始めたのですが…。
一緒に暮らすにつれて、彼がどんどんセコくなっていて、なんでも私のお金を頼ろうとしていることにイラついて仕方ないんですよね」
佳代子さんは自分が恋人よりも年上なことから、ある程度は自分が多めに負担してもいいかなと考えています。
しかし最近のユウタさんの態度は、ヒモ体質を疑いたくなるほど、不快に思う点が多くなってきて…。
ラブ 新着一覧
アラフォーの年齢に達すると、パーティーなどの婚活イベントを避け始める女性がいます。そして彼女たちの一部はパーティーの代...
勢いで恋愛をしていた若い頃。しかし、年齢を重ねるにつれて恋愛そのものに抵抗を感じてしまう人も増えてくるようです。そこで...
彼氏ができると、ついついなんでも世話を焼いてしまう女性がいます。尽くす女性は、男性にとって理想的な存在ではありますが、...
最近カレにドキドキしなくなってしまった……と悩んでいませんか? 最初の頃は、「最高の彼氏を見つけた!」とはしゃいでいて...
付き合っている彼の行動がなんだか怪しい……と感じたとき、多くの女性が「真実を知りたい!」と思うでしょう。でも、“女の勘...
若い頃は好きな人と思い合えている「両片思い」の状態だとわかると、すぐに積極的に行動できたのではないでしょうか。しかし、...
一昔前までは、ある程度の年齢になると結婚するのが一般的でしたが、今では女性もバリバリ働ける時代になり、価値観も変わって...
興味のない男性からアプローチされたり、友達と思っていた男性から告白されたら、あなたはどうしますか? “好き”という気持...
恋愛がうまくいかない女性の中には「マザコン」が原因で、恋愛が遠のいているケースが増えているようです。「自分は違う」なん...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.77〜女性編〜」では、恋人であるナオトさん(仮名・39歳男性)と、そのビジネスパートナーの女...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。SNSの普及によって人と人は気軽に出会えるようになり、国内外問わず「ロマンス...
ひっきりなしに届く、勘違い男からのドン引きLINE……。しかも、タチの悪いことに、彼らはとことんポジティブ。ちょっとく...
彼氏と同棲していると、生活スタイルの違いやストレスなどから、つい喧嘩をしてしまうことってありますよね。毎日一緒にいる彼...
男性は、女性の見た目が清楚系に見えると、中身まで清楚だと思い込む傾向にあります。でも、女性の中には「清楚系ビッチ」と呼...
年に一度のバレンタインシーズンだというのに、感染症が流行していて彼に想いを手渡すことができない……。そう悲しんでいる女...