不倫なんて最低! それでも続けてしまう彼女たちの証言は?

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-08-05 06:38
投稿日:2019-08-05 06:00

 近ごろの不倫スキャンダル報道をみてドキドキ、ハラハラを味わった女性も多いのではないでしょうか。

「不倫は最低」というレッテルを貼られるにも関わらず、不倫をやめられない女性もいます。「ドラマみたいな恋をしたいの?」と言われれば、彼女たちはそこまで夢を見ておらず、知らず知らずに不倫相手にされていることもあるようです。

「不倫女」と思われながらも、彼女たちが不倫を続けてしまう理由について聞いてみました。

不倫は最低なの? 不倫をしている女性のエピソード

 不倫という、危険で将来が見えない恋をしている女性はどんな気持ちで不倫をしているのでしょうか。そのエピソードを見てみましょう。

知らないうちに不倫相手になっていた

「彼は見た目も若く時間の拘束もなかったので、まさか自分が不倫相手にされているなんてわかりませんでした。別れてから、Facebookで奥さんと子供がいることを知りました。私と付き合っていた時期だろうし、自分が不倫相手にされていたなんてショックでした。奥さんに申し訳ない思いです」(Wさん・31歳女性)

 この女性もある意味では被害者のようなもの。しかし、奥様にバレたら「不倫女」として扱われてしまいますね。「まさか自分が不倫していると思っていなかった」という女性も多いのです。誰と付き合うにせよ、念入りに調べておきたいものです。

夫婦関係が破綻しているなら不倫じゃない

「夫婦関係が破綻しているなら不倫じゃないと思います。彼の奥さんはご飯も作らないし、仕事もしないで一日中だらだらしているようです。実は、彼の奥さんは私の友達なのでわかるんです。夫婦関係が破綻するのも無理ないかなって。2人の中に愛情がないのであれば、誰と恋愛したっていいのでは?」(Kさん・30歳女性)

 夫婦関係が破綻しているから罪悪感もない、という女性もいます。しかし、婚姻関係があるにもかかわらず、ほかの女性と男女関係があることは不倫になってしまい、法律でも厳しく裁かれます。彼の言葉を信じるにせよ、法律の下では通用しないと思っていた方が良さそうです。

好きすぎて諦めることができない

「片思いをしている男性が既婚男性だとわかった時は、諦められないところまで恋心が膨らんでいました。彼を見るだけで心が躍り、少しでもいいから抱かれたいと思うようになっていました。“奥様から略奪したい”とか“私と結婚して”なんて思っていないんです。遊ばれているとしても一緒にいてほしい、そんな思いです」(Sさん・28歳女性)

 このような女性は、今まで男性から愛された経験が少なく、男性の甘い言葉に惑わされてしまうところがあります。どこか同情をしてしまう一面もありますね。

不倫をしている女性を他の女性はどう思う?

 不倫をしている女性に、バッシングが浴びせられるのは当たり前のことです。不倫をしている女性を周囲の女性はどう思うのかを聞いてみました。

相手がろくな男ではないことは確か

「不倫している女性は大バッシングを浴びますよね。でも、私は“かわいそうだな”と思います。既婚男性が奥さんの気持ちを弄びつつ、その不倫相手の女性の気持ちも踏みにじって一番最低ですよ。奥さんは被害者ですが、次にその女性も被害者です。彼女からしたら、その男性とちゃんと恋愛しているつもりだと思うし。2人の女性の気持ちを弄んでいる男性……。奥さんには悪いですが、この先どんな女性のことも不幸にするでしょうね」(Uさん・31歳女性)

個人の自由ではないかと思う

「同僚に不倫をしていた女性がいました。年上の先輩女性は、不倫しているなんて最低すぎて口もききたくない、と怒りを露わにしてました。しかし、私は個人の自由なんじゃないか、と思ってしまいます。法に触れるし、ドラマのように綺麗なものじゃないのが現実。だからこそ、そのうち、その不倫女性も現実を見る気がして。それも彼女の中では人生経験になるんじゃないかなって思うんです」(Uさん・38歳女性)

もっといい恋をしてほしい

「不倫するなんて、人目を避けて恋愛するのと同じ。もっと堂々と楽しい恋愛をして欲しいと思う。女の賞味期限なんて、短いんです。いつまでも先が見えない恋愛を楽しむのじゃなくて、ちゃんと信頼できて心が安定した恋愛をして欲しいと思います。安定した恋愛をしないと、女性はどんどんその男性にのめり込んでしまうので心配です」(Sさん・28歳女性)

「不倫は最低」と一概に言えない場合も

 不倫はいけないことです。不貞行為は「不法行為(民法709条)」として、民法上で厳しく罰せられます。

 民法上の不法行為なので、刑事罰の懲役などの処罰はありません。しかし、奥さんは夫やその相手の女性に「離婚請求」や「慰謝料請求」ができます。

 そこまで責任が伴うものなのに、“不倫をやめられないなんて愚かな女……”と思う人もいることでしょう。それでも、不倫をする彼女たちのコクハクを聞くと、騙されている女性も多くいることがわかります。

 いくつになっても“純粋な恋愛”は私たちの心を踊らせます。しかし、その相手はしっかりと調べて吟味する、そんな心持ちも大事なのです。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「発達遅めの我が子を横目に、夫はまだ独身気分…」離婚の決定打はなくても夫婦関係が苦痛な35歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-22 06:00 ラブ
《この男を落とすわ…》同期CAの夫だと知って罠を張り、寝取った証拠を自撮りする女 #2
 咲子さん(30歳日系CA/独身)は、子供時代から「かわいい」と言われて育った美女だ。大学卒業後、大手エアラインのCAと...
蒼井凜花 2025-03-21 06:00 ラブ
未来の義母に難あり! 彼氏の親が原因で破局を決めた4つのケース。別れて悔いなし
 彼氏の母親は、結婚すればあなたの義母になります。その義母が癖のある人でも、彼氏と結婚したいと思えますか?
恋バナ調査隊 2025-03-21 06:00 ラブ
マッチングアプリの狙い目は「地方男子」!本当の恋を求めたい、じっくり仲を深めたいなら…
「マッチングアプリはやりたくない」という女性が少なくありません。カラダやお金が目的の男性が多く、本気の恋愛を求めている人...
内藤みか 2025-03-20 06:00 ラブ
既婚者はスッキリ、未婚者はウジウジ? 不倫相手と別れた後の男性心理
 不倫していた彼に未練がある女性もいるのではないでしょうか? でも彼はすでに気持ちを切り替えているかも。不倫相手と別れた...
恋バナ調査隊 2025-03-20 06:00 ラブ
【女性200人調査】元彼との復縁、言い出したのはどっち? ヨリを戻した理由は「愛を囁かれているうちに…」
 誰しも一度は「別れた恋人とヨリを戻したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。ですが、壊れてしまった関係を修復する...
セックスレスは「むしろ嬉しい派」の本音7選。ムダ毛処理が面倒など、女性なら共感できるかも?
 パートナーとのセックスレスに不満や寂しさを感じる女性もいるでしょう。しかし「むしろ嬉しい!」と喜ぶ女性もいるようです。...
恋バナ調査隊 2025-03-17 06:00 ラブ
実はSSR級のスパダリだったな…。人生の先輩方が振り返る「別れない方がいい彼氏」4選
 年齢とともに恋愛観も変わりがち。アラフォーになれば多くの女性が結婚を意識するため、より「今の彼氏でいいのか」と迷いが生...
恋バナ調査隊 2025-03-16 06:00 ラブ
「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.237〜女性編〜」では、結婚話から逃げ続ける恋人に苛立っている柚月さん(仮名・34歳)の心情...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
厄介な“相談女”を3タイプに大別。その特徴と彼氏を守る方法は?
 男性に相談を持ちかけて、無理に恋愛に持っていこうとする「相談女」。厄介な彼女たちには、どのような特徴があるのでしょうか...
恋バナ調査隊 2025-03-15 06:00 ラブ
他人の男を欲しがるアラサーCA。ルッキズムに苦しんだ過去から一転、恋愛ゲームのハンターに… #1
「ルッキズム」が謳われて久しい。やはり「若さと美貌」を兼ね備えた女の人生は圧倒的に有利――そう考える人も少なくないのでは...
蒼井凜花 2025-03-14 06:00 ラブ
スペックの低い旦那にイラッ&恥ずかしいと感じたら、思い出してほしい6つのこと
「この人を生涯かけて愛していくんだ」「一生添い遂げるんだ」と思ってしたはずの結婚。でも、毎日一緒にいると、「日に日に太っ...
恋バナ調査隊 2025-03-14 06:00 ラブ
アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が...
内藤みか 2025-03-13 06:00 ラブ
どこからアウト? 口悪い彼氏との別れを決意した決定的瞬間6つ。モラハラやDVに発展する恐れも…
 口が悪い彼氏を「かっこいい」「男らしい」と感じる女性もいるでしょう。しかし、口の悪さが一線を越えるようなら、別れたほう...
恋バナ調査隊 2025-03-11 06:00 ラブ
心底がっかり…トラウマ級のホワイトデープレゼント5選。事前に防ぐには
 好きな人や彼氏に渡すバレンタインデーのプレゼントには気合いが入りますよね。その分、ホワイトデーのお返しに期待している人...
恋バナ調査隊 2025-03-10 06:00 ラブ