期待はずれNo.1は? 大本命『アンメット』にも意外な声
良くも悪くもキムタク様!『Believe -君にかける橋-』
まず、賛否両方の意見があったのは木村拓哉主演ドラマ『Believe -君にかける橋-』(テレビ朝日系)。
「建築士界隈で話題になっており、夫に付き合って一緒に見たら結構面白かった。最初は映画『ショーシャンクの空に』かよ! とツッコんでいたけど、なんだかんだキムタクが好きです(笑)。でも、何でも見る子供が珍しく拒否反応を示していた。脱獄犯という設定が怖かったみたい」(建築・44歳)
と、ストーリーに引き込まれた人がいる一方で「誰にも共感できず、見るのがキツかった」(企画・45歳)と、キャラクター性に疑問を持つ声が。『東京タワー』の狙いすぎ感にウンザリ
20歳年上の女性と青年の許されざる恋を描く『東京タワー』(テレビ朝日系)には「登場人物の描き方が浅くて、全体的に残念だった。『女はこういうのが好きなんでしょ?』という制作陣の狙いが透けて見えて萎えた」(放送・39歳)、「そもそも永瀬廉がタイプじゃないし、相手の女優(板谷由夏)も好きじゃない」(販売・43歳)などの辛辣なコメントが多数。
ただし、「自分とは縁がない世界すぎて、世の中の主婦はこうやって不倫してるのか…と興味深く見ていた。夫との行為の際に、このドラマのシチュエーションを想像していたことは秘密です(笑)」(俳優・48歳)と、楽しんだ人もいたよう。
期待値が高すぎた?『イップス』にガッカリ
また、期待はずれだったドラマとして最も声が上がったのは、バカリズムと篠原涼子主演で話題の『イップス』(フジテレビ系)でした。
「篠原涼子の演技は時代錯誤で、髪の毛かきあげ仕草と斜め45度から見上げる眼力と何もかもが古臭く、見ているこっちが恥ずかしくなるレベル(笑)」(営業・46歳)
「特に興味が持てず1話で切りました。バカリズムと篠原涼子のキャラが弱いためか、どこか既視感のあるシーンばかりに見えた。あと、刑事コロンボみたいな構成はどうしても名作『古畑任三郎』と比べてしまう」(翻訳・42歳)
『アンメット』が低評価の理由は…
そして、今期の大本命。No.1作品とも言われる『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)ですが、なんと今回「面白かった」作品に上げた人はゼロ! どうした、アラフォー。
「なんか医者の記憶喪失モノ…『アンメット』でしたっけ。2話ぐらいまで見たけど、続きを見たいと思えるようなワクワク感がなくて止めちゃいました。シリアスな作品は気合いを入れないと見れません」(介護・42歳)
「評判が良かったので見たけど、重くて止めた。ドラマぐらい楽しく見たい」(広告・43歳)
「一気見する予定ですが、まだ手を付けてなく。記憶喪失や医療ヒューマンドラマなど、エンターテインメント性にも乏しいものは、気力と時間がないと避けたくなるお年頃…」(経理・46歳)
と、『アンメット』に対する低評価の理由はほぼ同じ。人生に疲れているアラフォーならではの意見ですね。世間では高評価のようですし、環境が変われば評価も変わるのかも?
ほか、『9ボーダー』(TBS系)には「年下の若者の恋愛ドラマだと思うと見る気がなくなった」(ライター・43歳)、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)には「ガチャガチャしてて疲れてしまった」(飲食・40歳)。
そして『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)には「美女とイケメンの組み合わせに憧れたけど、美しすぎてファンタジーにしか思えず、入り込めなかった」(編集・44歳)という意見も。
7月期に期待!
人の好みは人それぞれ…とはいうものの、全体的に小粒感が漂っていた2024年4月期。隠れた名作もきっとあったのでしょうが、残念ながら一般層には届いていない様子でした。7月からのドラマに期待します!
(編集MS)
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