ご褒美ドラマ確定!「さっちゃん、僕は。」木村慧人圧巻のラブシーン演技

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2024-06-25 09:27
投稿日:2024-06-23 06:00

永瀬廉&松田元太「東京タワー」終了でも…

「東京タワー」(テレビ朝日系)の永瀬廉&松田元太の色気を楽しんだイケメンファンの皆様に朗報です。ややフライング気味に始まった夏ドラに、思わぬ“拾いもの”がありました。

 6月11日23時56分スタートのドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」(TBS系)です。主演の木村慧人(FANTASTICS)の色気にすっかりやられております。八木勇征ばかりを追いかけていましたが、木村慧人も良きです。いまさらですが、FANTASTICSのポテンシャルの高さに驚かされています。

 実は、木村くん、春ドラマ「好きなオトコと別れたい」(テレビ東京)にも出演していました。ダメ男(毎熊克哉)に沼るヒロイン(堀田茜)を密かに想い続けていたハイスぺック年下イケメン青山大翔役で。ダンスで鍛えた抜群のスタイルで、スーツがよく似合うこと。

 一転、今回の初主演ドラマでは大学生、回想シーンでは高校時代も演じており、それはそれでまったく違和感ありません。現在24歳、まだまだ学生服が似合うお年頃です。

落ちていた深紅のブラを届ける純朴青年が…

 木村くん演じる主人公の片桐京介と地元に残してきた彼女・早智(中山ひなの)、そして、京介のアパートの隣りに住む人妻・紫乃(石川恋)とその夫・要(桜田通)の歪んだ愛が絡み合う、純愛と破滅のラブストーリー、ということですが、なんといっても話題はそのラブシーンです。

 第1話「知りたくない?一線の越え方」では、隣の人妻と早くも一線を越えてしまう京介ですが、そのきっかけが、アパートの入口に落ちていた深紅のブラで、京介はわざわざそれを拾ってお届けするのです。

 どう考えてもあんなところに、ブラが落ちるのか!? これは何かの罠ではないのか!? と思うのですが、田舎から出てきた純朴青年・京介は親切にお届けするのです。

 出てきたのは、露出多めの紫乃で、目のやり場に困ってドギマギする京介。そこからは偶然会うと声を掛けてくるように。たしかにお隣にこんなイケメン学生が住んでいたら毎日がハッピーになるに違いありません。紫乃のように、「童貞? よかったら、私が相手するわよ」なんて言ってしまうかも、です。

 ある時、京介が帰ってくると、アパートの前で紫乃と男が熱烈チューをしていました。紫乃の夫・要です。海外出張が多いとかでめったに帰ってこないということでしたが、夫が去ったあと、京介は紫乃に「結婚してたんですね」「ダンナがいるのにあんなこと言ったんですか?」と。

鍛え抜かれた筋肉が神々しい

 すると、「ここを越えてみたらわかるかもしれないわね」と、自分の部屋の中へ京介を誘います。そして、話題のラブシーンになるわけですが…。

 童貞だったはずの京介なのに、童貞感ゼロで体位のバリエーションも豊富。なによりも、鍛え抜かれた筋肉が神々しく…。童貞なのにどこで修業を積んできたのでしょうか。

 これはもう童貞・京介ではなく、完全に木村慧人のプライベート、そんなふうに妄想せざるを得ません。しかも、このラブシーンの特筆すべきは、音です。「チュッ、チュッ、チュッ」、音が妙に生々しいのです。

 と、思ったら、この音を聴いている人がいました。紫乃の夫がどこか部屋の一室で、2人の様子を盗聴しているのです。怖っ!

太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を彷彿

 肝心なことを忘れていました。京介には地元の彼女がいて、中3の時から付き合っているのですが、一度、そういう関係になろうとしたら、途中で彼女が「怖い」と言って断念したことがあったのです。

 その彼女・さっちゃん役の子が絵にかいたような田舎の素朴な女子で、いまどき週に1回の手紙でやりとりする遠距離ということで、懐かしの昭和歌謡、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を彷彿させます。

 果たして、都会の絵の具に染まってしまった京介とさっちゃんの遠距離恋愛は成就するのかどうか。「東京タワー」に続き、人妻と年下男の恋愛モノ。これは頑張る女子へのご褒美に違いありません。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


“百戦錬磨”香川照之ゆえの提案「全6話、スイッチを仕込んでいます」【主演ドラマ『災』インタビュー】
「連続ドラマW 災」(WOWOW、6日22時スタート)は、湿り気を帯びた陰鬱な雰囲気とぞわりとする劇伴が感情を揺さぶる不...
朝ドラ「あんぱん」の描写に25年前の“名台詞”が…CA役だった松嶋菜々子の変わらぬ美貌はさすが過ぎる
 ある日、のぶ(永瀬ゆずな)は千尋(平山正剛)とシーソーに乗る嵩(木村優来)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。そこでの...
桧山珠美 2025-04-02 17:20 エンタメ
「あんぱん」ヒロインの着物がオレンジ色の納得。ドキンちゃんのモデルゆえの演出
 昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆ...
桧山珠美 2025-03-31 17:20 エンタメ
朝ドラ「あんぱん」男性俳優陣がめちゃ豪華! 赤楚衛二路線で大ブレーク必須な最注目の若手は?
 31日(月)から新しい朝ドラが始まります。その名も連続テレビ小説「あんぱん」。あの「アンパンマン」の作者やなせたかしと...
【おむすびにモヤっと】伏線をまき散らして放送終了、そしてモヤモヤが残った。結はとんでもなくヤベ~やつ?
 歩(仲里依紗)から詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして...
桧山珠美 2025-03-29 06:00 エンタメ
【写真特集】倖田來未の美し過ぎるバスト♡ギリギリショット5連発
【この写真の本文に戻る⇒】40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くな...
2025年「冬ドラマ」を調査! 独走状態の『ホットスポット』、疲れた大人世代に『御上先生』は難しかったか
 2025年1月よりスタートした冬ドラマ。惜しまれつつ最終回を迎えたドラマがあった一方で、期待されていたものの視聴率が振...
【おむすびにモヤっと】一瞬の表情で孤独をにじませる歩。最後の最後でヒロイン逆転!?
 結(橋本環奈)は大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳)を担当し、食欲不振の対応に苦慮する。  一方、歩(仲里...
桧山珠美 2025-03-26 17:20 エンタメ
【おむすびにモヤっと】最終週は最後の顔見世? 糸島移住“言い出しっぺ”の愛子さん台詞を深読みすると…
 福岡・糸島に移住することが決まった聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)。ヘアサロンヨネダを翔也(佐野勇斗)が継ぐこと...
桧山珠美 2025-03-24 17:20 エンタメ
【募集】冬ドラマの感想は?面白かった&ガッカリを教えて!『御上先生』『ホットスポット』『べらぼう』etc
 コクハクでは2025年冬ドラマを対象としたアンケートを実施します。1月よりスタートした冬ドラマ、「面白かった」作品や「...
刮目! STARTO所属“歌うま”な佐野晶哉、ジェシー、田中樹以上に目が離せないアーティストは?
 田原俊彦(64)に初孫が誕生しました。おめでとうございます。「NINJIN娘」のトシちゃんも今やおじいちゃん…なんだか...
【おむすびにモヤっと】懐かしの風見先輩降臨でも願わくば…最終週はナベベ×詩のご対面?
 結(橋本環奈)は栄養失調の少女・詩(大島美優)になんとか食べてもらおうとラーメンを出してみるが、結局手をつけない。 ...
桧山珠美 2025-03-24 13:58 エンタメ
timeleszは一般人も加入、菊池風磨が逆風の中でタイプロを仕掛けた納得の理由と予想される快進撃
 一大ムーブメントを巻き起こした新メンバー募集オーディション「timelesz project -AUDITION-」(...
こじらぶ 2025-03-22 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】「米田家の家訓」のほうが良かった? 悔やまれる「米田家の呪い」のネガティブ要素
 結(橋本環奈)の娘・花(新津ちせ)は、病院で未成年の田原詩(大島美優)が人目を盗み隠れる手助けをしようとする。しかし詩...
桧山珠美 2025-03-24 14:02 エンタメ
【おむすびにモヤっと】リーダーの結、栄養失調の患者対策に献立本をパラパラとめくるだけの物足りなさ
 2023年。一人前の理容師となった翔也(佐野勇斗)は、娘の花(新津ちせ)が中学生となり大人びるのを心配するが、結(橋本...
桧山珠美 2025-03-17 18:05 エンタメ
“桃尻”といえば佐野勇斗!? 翔也の何十倍も生き生きと見えた「あさイチ」出演でのはっちゃけぶり
 14日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プラチナトーク」は、朝ドラ「おむすび」でヒロイン結(橋本環奈)の夫・翔也役を...