50まで恋愛したい46歳女。「私は暇つぶし要員?」マチアプ男に恋煩い中

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-07-03 13:58
投稿日:2024-06-29 06:00

アプリで会ったからこそ? 肩透かし感にイライラ

「私は逆に、出会いがアプリだったからこそ『ダイスケさんは、出会いを求めていたんじゃないの?』って肩透かしをくらっているような気分なんです。

 普通に出会ったのなら、恋愛を始めるまでに時間がかかっても仕方ないのかなって思うけど、アプリってそもそも出会いたい人や恋愛をしたい人が集まる場所でしょ?

 それなのに、いい雰囲気になっていながら、核心には迫ってこないダイスケさんの態度は、私から見ると理解不能なんですよ…」

 絵里さんには、年齢的な焦りもあるそうで「50歳までに、あと何回かは恋愛を楽しみたい」というポリシーの持ち主。

 そのためダラダラと進展しない関係は求めておらず、ダイスケさんが自分の暇なときにだけ食事やお出かけに誘ってくるやり方に、イライラしてしまうと語ります。

私は暇つぶし要員なの?

「結局私は、都合のいい女って、感じがしませんか?

 一般的には、都合のいい女ってカラダ目当てみたいな意味で使われる言葉ですけど、私としては暇つぶし要員にされているのかなって時点で、ダイスケさんにとって都合のいい女に成り下がっているんじゃないかってイラつくんです。

 こっちから食事に誘っても、ダイスケさんの気分が乗らなければあっさり断られるし、会えるのはダイスケさんから声をかけてくれたときだけ。

 もしかして、アプリで私以外にも出会った人がいて、天秤にかけているのかな? って疑ったこともあったんですけど、彼は『実際に会ったのは、絵里ちゃんだけ』って言うし、確かに彼の行動から他の女性の影は見えないので、まぁそこは彼の言葉を信じていいのかなぁ〜っていう感じです」

いっそカラダ目当てだったらよかったのに

 これ以上、ふたりの進展に時間をかけたくない絵里さん。しかしどうやって関係を進めればいいのか答えが見えず、悶々とした毎日を過ごしています。

「むしろカラダを求めるために会いたがるなら、ヤリモクじゃん! って判断できたから、わかりやすかったかも。それならそれでサッサと切っていたと思うし。

 でもカラダの関係はないのに、ダラダラと気が向いたときにだけ食事に誘ってくるっていうのが、私は本気でイライラしちゃう。

 私は、ダイスケさんと付き合いたいなって思っているのに、こんな中途半端な関係を続けるのはイヤなんです。

 でもだからって、勢いで私から告白しても、きっとうまくいかないですよね?

 ここまでの私との関係性では、彼は自分のペースで行動するのを貫いているから、変に私が動いても撃沈する未来しか見えないんですよ。

 彼は私のこと、どう思っているんだろう…。46歳にもなって、まさかこんな恋煩いをするなんて、思ってもいなかったです」

  ◇  ◇  ◇

 では、絵里さんが想いを寄せるダイスケさんは、ふたりの関係をどう受け止めているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


友情結婚とは? 従来婚との違いと決めておきたい4つのルール
 友情結婚とは、恋愛感情や体の関係がなくても「友情」という気持ちの繋がりで婚姻関係を結ぶこと。まだ認知度はさほど高くはあ...
恋バナ調査隊 2023-01-11 06:00 ラブ
知らないと損!男性がコクるまでの“恋愛の仕組み”を理解せよ
 なかなか本命の恋人関係になれず、友達止まりであったり、大人の関係になったりしていませんか?  誰かを好きになると、「...
若林杏樹 2023-01-11 06:00 ラブ
旅行中だからこそわかる彼の本性!経験者たちの悲喜こもごも
 今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たことのない彼の本性がポロリと出る瞬間を見逃さないで! 結婚...
恋バナ調査隊 2023-01-10 06:00 ラブ
セックスレスで離婚する際、子供にどう伝える?シミュレーションしてみた
 前回、離婚を考えた時に問題になる「お金」についてお話ししました。今回はもう1つ大きな懸念である「子供」について考えてい...
豆木メイ 2023-01-10 06:00 ラブ
婚約中の筆者が考える「マッチングアプリ婚」うまくいく人・いかない人の決定的な違い
 新年を迎えると、なんとなく身が引き締まりますね。昨年はやりきれなかった仕事や恋愛の目標に対して「今年こそは」と燃えてい...
ミクニシオリ 2023-01-10 06:00 ラブ
恋愛は喧嘩した後が大事! 絶対に仲直りできるセリフ4つ
 大好きな彼と喧嘩してしまった時って、本当に落ち込みますよね。怒りにまかせて言ってしまったセリフに後悔したり、意地を張っ...
恋バナ調査隊 2023-01-09 06:00 ラブ
チューの回数激減!黄信号・キスしなくなった彼氏の心理5選
 彼氏と最後にキスしたのはいつですか? 最近、彼氏がキスしてこなくなっているなら、静かに“別れのとき”が近づいているのか...
恋バナ調査隊 2023-01-08 06:00 ラブ
マッチングアプリに生息する「地雷男」特徴5つで自己防衛!
 出会いの方法のひとつとして当たり前になってきた、マッチングアプリ。便利な反面、一見普通に見える男性の中に、地雷男が隠れ...
2023-01-07 06:00 ラブ
「私の体ばかりねだる中年彼氏ってどうなの?」43歳女の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
「中年の恋愛は性生活の充実が重要」と断言するアラフィフ男
「冷酷と激情のあいだvol.124〜女性編〜」では、アプリで知り合った恋人・ユウジさん(49歳・仮名)とのデートが、体の...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
夫婦の寝室問題は根深いけれど“ベッドが一緒なら円満”は古っ
 夫婦生活を送っていく上で、夫婦のベッドを一緒にするか別々にするかは意見が分かれる問題です。それぞれにメリットやデメリッ...
恋バナ調査隊 2023-01-06 06:00 ラブ
【2022年アツかった記事】ラッブラブだったのに!「付き合ったら飽きられる彼女」の共通項
【ダラOL】 (2022年7月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※  付...
若林杏樹 2023-01-27 20:01 ラブ
アラフォーの「幸せな婚活」を解説! 無料アプリは即解約を
 今年こそ婚活を成功させるぞ! と意気込む女性は少なくないはずです。しかし年齢を重ねるほど、なかなかいいお相手に出会えな...
内藤みか 2023-01-05 06:00 ラブ
アプリ以外で“運命の人”と出会うには? 試したい5つの方法!
 出会い系アプリの存在は知っているものの、「アプリは使いたくない」と抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。確かに相手...
恋バナ調査隊 2023-01-05 06:00 ラブ
【2022年アツかった記事】急増する“貝男子”の生態! 激戦を制しアプリでやり取りすると…
【内藤みかのあたらしいのがお好き】 (2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※ ...
内藤みか 2023-01-27 20:00 ラブ
LINEの返信が遅い…仕事で忙しい男性のホンネと女子の対応策
 好きな人からLINEの返信がなく、待つ時間ってツライですよね。 「仕事が忙しい」という理由を出されると、なんて返せば...
若林杏樹 2023-01-04 06:00 ラブ