料理を作ってもらう立場になって気づいたこと
筆者が献立を考える時は、その日自分が食べたいと思った食事を作ります。
例えば、生理前は体が鉄分を欲するので、牛肉やマグロ、ほうれん草などを使いがちですし、暑い日でも自分が食べたければ、鍋にする日もあります。
全ては作り手である私の気分次第。
その献立に対して、子どもは文句を言う日もありますが、夫はほとんど文句を言いません。
作ってもらっている立場なので、文句を言わずに食べるのは当然だ! と私自身も思っていました。
しかし、いざ自分が作ってもらう立場になると、「えー、今日その献立の気分じゃないのに…」と思うことがあるのです。
しかも、夫の手作り料理はいつも変わり映えのない鶏肉の煮込み(なぜかいつも出てくる)や、味の薄いパスタなど、お世辞でも上手とは言えないものが多く、ついつい文句を言ってしまいがち。
本来は、料理を担当する夫が食べたいものを作れば良いし、作り慣れていない人間が作ってるんだから高いクオリティを求めるのもちょっと無理があります。
夕飯あるのに餃子買ってきちゃう友人夫
夫の料理を食べながら友人の夫の話を思い出しました。
彼は、友人が晩ごはんを作っているにもかかわらず、たまに好物の餃子を買ってくることがあるそう。
「こっちがせっかく時間かけて晩ごはん作ってるのにさ、ひどくない?」
と友人は憤っていました。
たまには自分の食べたいものを買ってきても
確かに、毎日食事を作っている立場からすると腹が立つのも当然です。
しかし、立場が逆転すると少し考え方が変わります。どうしても餃子を食べながらビールを飲みたい…そう思った日の夕食が、焼き魚だったらどうでしょう。
「今日は焼き魚の気分じゃないんだよな…」と思ってしまう気持ちも理解できるのではないでしょうか。
ましてや、朝から晩まで仕事をしているのですから、たまに餃子を買うぐらいは多めに見てあげてもいいのでは? と今なら思えます。
男の気持ちも理解できた
夫に料理をしてもらうことで、“夕飯が準備されているのに餃子を買ってしまう男の気持ち”を理解できました。
一つの事象も、逆方向から見てみると全く違う見え方になるものですね。
大袈裟かもしれませんが、新たな気づきでした。
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