更新日:2024-07-21 06:00
投稿日:2024-07-21 06:00
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【今回の女ことば】女人禁制
男女平等が叫ばれる現代において、昔からの信仰や伝統を重んじ、いまだに女人禁制の“聖地”が存在しています。
この「にょにんきんせい」、実は別の読み方もあるのですが、さて何と読む?
【読まれています】【難解女ことば】「湯湯婆」パソコンで変換できないかも…なんて読む?
正解は――。
▽
▽
▽
▽
▽
▽
▽
【答え】にょにんきんぜい
正解は、「にょにんきんぜい」です。
意味は「寺社などに女性が入ることを禁じること」ですので、にょにんきんせいと同義といえるでしょう。
ただし、『読んだら忘れない 大人の国語力辞典』の解説には「きんせい、と読んでもいい」、『広辞苑』でも「きんせいとも」と明記されていて、どことなく、「きんせい」よりも「きんぜい」推しの意思を感じさせます。
『NHK 日本語発音アクセント新辞典』や『新明解 日本語アクセント辞典』にいたっては、「きんぜい」のみが明記されています。言葉の世界では「にょにんきんぜい」が優勢なのかもしれません。
ちなみに、上記の辞書には「男性禁制」「男子禁制」ともに見当たりません。言葉としては存在するのに、それこそ平等じゃない感が…。
というわけで、ちょっぴり抗って(?)、久しぶりに男子禁制ビアガーデン飲み会でも企画しようかな。
出典元:「読んだら忘れない 大人の国語力辞典」(第1版)、「広辞苑」(第7版)、「NHK 日本語発音アクセント新辞典」(第1版)、「新明解 日本語アクセント辞典」(第2版)
(日刊現代校閲/タダ美)
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「あまり目立たないけど、そういえばよく見るね」
お花屋さんで購入した花束やアレンジメントの中に、そんなお花やグリ...
30年、40年と生きていれば、友達と距離を置いたり縁を切ったりしたこともありますよね。関係が続かなかった友達に対して「...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
「優柔不断な性格を直したい…」「いつもクヨクヨ悩んでしまう」こんな悩みを抱えている優柔不断な方、集合! 優柔不断を改善す...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。
「い...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
働く側としても、お客さんとしても大好きなスナック。今後も良いところをどんどん書いていければと思っているのですが、今回は...
アラフィフ独女ライターのmirae.です。前回のコラムでは、「50代の恋愛にときめきは必要なのか?」というテーマについ...

今回ご紹介するのは、アラフォー女性の悲鳴。「もう頑張れない」と思っていることを教えてもらいました。同じ悩みを抱えている...