「レス離婚」は夫に慰謝料請求可能?弁護士に相談したら意外な答えが…

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-07-23 06:00
投稿日:2024-07-23 06:00

まずは別居、そこからスタート

 離婚までのステップとして弁護士からは「まず別居すべき」と言われました。

 別居することで夫婦関係が破綻していると認められ、離婚しやすくなるそうです。

 離婚はどちらかが「離婚したい」で、もう一方が「離婚したくない」という状況だと、長期戦になりがちなので戦略的に考えるべきとのこと。

 世の中の離婚経験者の方、大変な思いをされているんですね…尊敬します。

 別居していても、生活費や子供の養育費などを「婚姻費用」として、収入が少ない側が多い側へ請求できるそうです。

 婚姻費用は、子どもの人数、年齢、夫婦の収入額によって計算方法が異なるので、裁判所のホームページで算定表平成30年度司法研究(養育費、婚姻費用の算定に関する実証的研究)の報告について】を確認してみてください。

離婚は準備が大事

 お金の問題も、離婚を複雑にする要因の一つです。

 養育費を途中で支払わなくなった男性の話はよく聞きますが、調停を申し立て、きちんと手続きを踏むことで、財産の差し押さえなども可能になります。

 ただし、相手の収入が減れば養育費も減額される場合がありますし、亡くなってしまったら養育費の支払いは当然ながら終了します。

 離婚は、人生における大きな決断です。

 ただでさえつらい思いをするのに、お金で苦労するのだけは避けたいところ。

一番の問題は…やはり子ども

 うちの場合は夫が「離婚に同意してくれるのか」

 まずはこれを確認する必要があります。

 離婚に賛成であれば、弁護士を通して話をややこしくする必要もなく、当人同士で話し合いできる問題はスムーズに解決するはずです。

 一番の問題は「子ども」でしょう。

 私の気持ちとしては、離婚しても母親・父親としての関係は継続させて「家族」でいたいと願っています。

 夫と子どもが、この私の考えに賛成してくれるのか否か。

 これが最大のネックになりそうです。

豆木メイ
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フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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