恋人の顔を潰すわけにはいかない
ジュブブブッ! 潤沢な愛液に勢いづいたペニスは、まっすぐに美奈子さんの体を割り裂き、
――はあぁあああっ!
髪を振り乱しながら、大きく身をたわませたんです。直後、僕は猛烈な勢いで腰を振り立てていました。
(無様な姿だけは見せられない!)
そう、玲子さんの言った意味が、今さらながら分かりました。
(――シリコン入りのペニスを持った社長を自慢したくて)
彼女の声が脳裏をかすめました。ここで暴発や中折れでもしようものなら、玲子さんの顔を潰すことになる。シリコンボールが膣肉を刺激するよう、様々な角度を変えながら、猛烈な乱打を浴びせていったんです。
――あうっ、だめっ、ボコボコしてる…いいっ!
あえて意地悪な問いかけを
美奈子さんは四肢を震わせながら、存分に感じている様子でした。僕の胴突きに合わせて迸る喘ぎが、徐々に悲鳴じみた激しさを孕んでいって…あの時は嬉しかったですね。
そのうえ、貫かれるたび乳房がぶるんと揺れて、膣肉がペニスをちぎらんばかりに締めつけてくるから、たまりません。
――美奈子さん…ちぎれそうなほど、凄まじい締めつけですよ。マサトさんが見てるから感じてるんですか?
あえて、問いかけました。
――言わないでッ!
――美奈子さん、正直に言っていいんだよ。シリコンペニスが気に入ったんだね。
今度はマサトさんが興奮気味に告げてきたんです。
――マサト…ごめんなさい…いいの…シリコンのボコボコがすごく良くて…はあぁぁっ!
2人の生々しい会話を聞きながら、僕は必死に腰を振り、美奈子さんへの執拗な胴突きを続けたんです。まさに女体を壊さんばかりに。
パンパンッ、パパパンッ! 肉ずれの音が部屋中に共鳴しました。
院長夫人の恋人が…
誰もが僕らの情交を見ている。決して無様な姿は見せられない。肉を穿(うが)つ音ともに、美奈子さんの歓喜の叫びが響き渡ります。
(これって、ウグイスの谷渡りだよな…そろそろ玲子さんに戻ったほうがいいだろうか)
そう思った時でした。隣にいる玲子さんの背後に、マサトさんが移動したんです。
(えっ?)
声を出す間もありませんでした。
――直樹さん…このまま玲子さんにハメてもいいですよね?
言いながら、彼は避妊具をつけて、玲子さんのヒップを引き寄せたんです」
続きは次回。
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