人生初のペニバン。疑似ペニスでこじ開けられた女肉はエクスタシーを感じ始めて… #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-23 06:00
投稿日:2024-08-23 06:00

涙を流しながら快楽に溺れ

 私は体を大きくよじらせて身もだえる自分を見ながら、彼に身を委ねました。なんだかんだ言っても、ヴァギナを舐められてしまうと、抵抗できない。甘やかに動く舌に合わせて、私は腰を揺らめかせてしまって…。

――奈緒子さん、大洪水ですよ。感じやすいんですね。

――いや…恥ずかしい。

――ほら、まだまだあふれてくる。

 言葉嬲(なぶ)りをされながら、彼のクンニリングスに耽溺したんです。指づかいも巧みで、Gスポットをノックするように軽く触れたかと思えば、次の瞬間には、指の『面』の部分で激しく掻きこすってくるんです。

 そして、不意に肉ビラを舐め上げたり、クリトリスを吸ったりするのですからたまりません。

――ああ、気持ちいい…ダメ、ダメ。

 私はいつしか涙をこぼしながら、ベッドの上でのたうちまわっていました。そのような恥態も、天井の鏡が映し出している…。私は羞恥と背徳感、それを上回る快楽に、脳みそがぐずぐずになりそうな錯覚に陥りました。

体中が燃えるような愉悦

 そうこうするうちに内ももが震え、絶頂の兆しが表れたんです。痙攣する脚がピンと伸びました。私がイク時、いつも脚をまっすぐに伸ばすんです。

――奈緒子さんの脚…すごく痙攣してる。

 彼の舌の動きがさらに激しさを増しました。濡れた粘膜をえぐられ、吸われ、同時に指がクリトリスを摘まみ上げられる…体中が燃えるような愉悦に包まれたんです。

 もっとも感じるクリトリスの包皮が剥がれてはかぶせられ、再び執拗に剥(す)きおろされました。

 練達した舌づかいに、私は顔を歪めました。あまりの快感に、泣きそうになりながら、唇を噛みしめたんです。

――ああっ、イキそう…ダメ!

 体が大きく波打ちました。ギュッとつむった目の奥に白い閃光が瞬いて…私は早くもアクメに達してしまったんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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