「東出昌大の再婚を叩いたら負け」なのか? SNS社会は彼に試されている…

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2024-09-11 06:00
投稿日:2024-09-11 06:00

ゲス不倫の末の離婚から4年、元女優との授かり再婚

 2015年1月、朝ドラ『ごちそうさん』で夫婦役を演じた杏と結婚して3人の子を授かるも、映画『寝ても覚めても』で共演していた唐田えりかとの不倫が発覚し、2020年8月に離婚した東出昌大。

 そんな彼が8月27日、山小屋で共同生活をしていた元女優との授かり婚を発表し、世間を大いに賑わせています。コラムニストでカウンセラーでもある堺屋大地さんは、彼のことをどのように分析しているのでしょうか。

【関連写真】 10年前の初々しい東出昌大。オールバック、ナチュラル、横流し…髪型3変化

  ◇  ◇  ◇

東出昌大(俳優・モデル、36歳)

数々のゲス報道からバッシングを受ける

 もちろん結婚・妊娠という幸せな発表に祝福の声も多くありましたが、それ以上にバッシングが飛び交ってしまった東出昌大様。

 彼を叩きたくなる理由や人々の心理はよくわかります。

 真偽は定かではありませんが彼に関する過去の報道では、結婚生活中に杏さんへモラハラしていたとか、一度は唐田さんと別れたのに自ら復縁を迫って不倫関係を戻したとか、杏さんへまっとうな額の養育費が支払っていないとか…。

 そんな報道が飛び交ってゲス感が際立っていましたので、彼に不快感を覚える人が多くても仕方ありません。

 さらに極めつきとして、今年5月19日放送の『世界の果てに、東出・ひろゆきを置いてきた』(ABEMA)内で、東出様はこんなことを語っていたのです。

「再婚しない宣言」をしていたのに

「(今は)誰ともお付き合いしていない」

「もしうちの娘たち・息子が大きくなったときに、『お父さんのところにいつでも来ていいよ』って言える親父でいたいんですよ。だから新しい家庭を持つとか全然考えてないですね」

 つい3、4カ月前の番組で“再婚しない宣言”。…をしていたのにも関わらず、舌の根の乾かぬうちに堂々の再婚宣言。

 杏さんとは夫婦ではなくなったものの、3人の子にとっては一生父親なんだという真摯な覚悟が垣間見えて感動したという人々からすれば、あまりにも前言撤回のスピード感がハンパなく、裏切られた気分になったのは想像に難くありません。

 東出様のこうした言動を振り返ると、まるで自らガソリンを撒き散らして、SNSなどで炎上することを煽っているかのように思えるほどです。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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