結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方

若林杏樹 漫画家
更新日:2019-11-13 17:46
投稿日:2019-08-05 06:00
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心配もあるし……。いざ結婚となっても、悩みのタネは尽きません。では、もし「結婚したら仕事をやめてもいいよ」と言われたら、あなたはどうしますか?

結婚しても辞めなくていい仕事環境を作る

 人間はラクをしたい生き物。「仕事を辞めてもいいですよ」と言われたら、瞬時に「はい、辞めます」と言ってしまいそうですが、お待ちください。

 仕事を辞めて、パートナーから金銭的なサポートを全面的に受けることができるのは、結婚後せいぜい3〜5年以内です。子どもが生まれると状況は変わるのですが、遊びほうけていられるのは夫が我慢できる期間に限られます。

 その我慢タイムを延ばすために、機嫌をとったり媚びたりするのはストレスですよね。

 自分のヒマな時間が増えれば、夫の帰宅時間や浮気の心配など、考えることも同時に増えてしまいます。これは想定外でイヤなことですよね。でも、これは自分ではなくパートナーのレールの上に載った人生。文句も言いにくくなります。

 重要なのは、寿退社に憧れず自分のライフスタイルに合わせ、仕事を辞めなくていい環境を作ること。

 自分がどのくらいお金が欲しくて、自分のできることは何なのか。自問自答して、楽しいと感じる道を歩んでいる人の方が、魅力的な男性が寄ってくるものですよ。

登場人物紹介

だら先輩
社会人3年目。一時期は20代のうちに結婚しようと焦っていたがすぐに諦めた。うすピンク色のハンドマッサージャーを最近購入し、結構気に入っている。

ギャルちゃん
社会人2年目。彼氏のいない夏がひさしぶりで焦っている。その代わり、デスクの中に大好きな男性アイドルグループのグッズを持ち込んで気分をアゲている。

若林杏樹
記事一覧
漫画家
初の著書『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』がベストセラーに。前職は私立大学職員。ニックネームはあんじゅ先生。
漫画ブログX

ライフスタイル 新着一覧


40女スーパー銭湯でととのえず、ぴーちくぱーちくな先客にモヤった話
 スーパー銭湯が好きです。週末のランニングがてら、あちこちの施設に出向いております。広い湯船にざっばーん! からの~、サ...
まるで御神体のよう! 美しく雄々しい“たまたま”に幸せを祈ります…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...
【にわか呑み鉄】電車とビール好きにたまらない「流鉄BEER電車」に参戦
 さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。  通常は入...
かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「才色兼備」は女性だけに使われる不適切表現?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
今年はお日様が大きく見える そろそろ落ち着いてくれるかな
 この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。  日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...