『ルナルナ』の呪縛から早4年、そろそろ子どもも考えたい。もう一度入れたら“副産物”が…!

更新日:2024-09-14 06:00
投稿日:2024-09-14 06:00
 生理管理アプリとして有名な『ルナルナ』ですが、さまざまな理由からアンインストールしていた筆者。そろそろ妊活も考えたいと、4年ほど離れていたルナルナを再インストールしたのですが…。

ルナルナにメンタル“管理”されている気がして…?

 改めてアプリを開くと、筆者が当時、毎日見ていたときよりも機能が増えていることに感動! しかし、以前アンインストールした理由と同じような気持ちに陥ってしまったため、ルナルナの最適な使いかたを本気で考えてみました。

  ◇  ◇  ◇

 ルナルナは20年以上も続くサービスで、生理予測・排卵予測、基礎体温管理といった機能があり、女性をサポートしてくれています。また知りたい知識やコラムも充実しており、豊富な情報を得られるのが、とっても魅力的!

 そんな女性にとって神アプリともいえるルナルナを、一時期、華麗に使いこなしていた筆者ですが…4年前のある日、卒業することを心に決めたのでした。

 主な理由は2つ、「生理の周期はだいたい自分で予測ができること」、そして「心の状態を教えてくれる機能に振り回されてしまったから」。

 生理予測の管理アプリだけあって、予言の如く、ほぼバッチリ生理開始日を当ててくれたルナルナ。ですが、うら若き乙女も後半戦に入ってきた筆者の生理周期の安定感といったら…業務用のデカい冷蔵庫くらいしっかりしてきてしまいました。

 そのため、生理予測の予言はもはや血液型占いのラッキーアイテム程度。「まぁ、知ってて損はしないよね?」くらいの価値になっていました。

 しかし生理予測よりも筆者を悩ませていたのが、トップ画面にある“今日のあなた”という項目。その日の体調を予測してどんな対応ができるのか細かく教えてくれる機能は、ルナルナ最大の売りといっても過言ではないでしょう。

 一見すると便利でありがたい機能ですが、いつからかアプリの“今日のあなた”まで盲信しだしてしまった、筆者。

【読まれています】ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」

 トップ画に「ブルー期」なんて見ようものなら、「今はブルー期だから気分が落ち込みやすいんだ」と、特に気が乗らないわけでもないのに、ブルーな気分になってしまったり…。

「キラキラ期なのに、テンション上がらないな~」など、アプリのメッセージがマイナスな効果になってしまいました。

 だんだんと、ルナルナの“今日のあなた”に、今日の自分を支配されるようになってしまい…。もちろん神機能に変わりはないのですが、影響を受けやすかった筆者には、少々重荷になってしまい、アンインストールを決意したのでした。

4年ぶりに再インストールしてみた!

 久しぶりの再インストールを決めたとき、筆者の胸には「もう振り回されないぞ! 管理者は私だ!」という決意表明のようなものがありました。

 いざアプリを開いてみると、懐かしい気持ちと新しい機能にワクワク! 早速アカウント情報を登録し、身長や体重、前回の生理を記録すると、やはりあの画面が登場したのです。

 そして、最初の決心はどこへやら…日課のように毎朝“今日のあなた”をチェックし始めてしまいました。

 なんとなく“今日のあなた”にある、星の数で気持ちが落ちる筆者は、ルナルナを開くたびに「今日は星2つか~」と、自分の状態を決めつけてしまいます。

 当然、気持ちの問題なのはわかっているのですが…どうしてもその星の数に1日中、支配されてしまうのです。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
奢り奢られ問題…リュウジ氏にもう港区くるなよ?の反論、私達が学ぶこと
 ネットを大いに騒がせた「奢り奢られ問題」。料理研究家のリュウジ氏のSNS投稿が火種となり、多くの意見が寄せられました。...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...
5年に1度の逸材にゃ!ノーブルすぎる“たまたま”に思わず合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…
 令和の今、社会人の中でも「出世したくない」と考える人が非常に増えているようです。少し前まではどうにかして出世してやろう...
ハロウィンの新顔!小粒な「ソラナムパンプキン」は枝にぶら~んぶら~ん
 まもなくハロウィン。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに、今年も大きなパンプキンが店頭を占拠する季節がやってま...
26歳ギャラ飲み女子の貯金額は3000万円!昼はOL、非港区系の堅実生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
いくつになっても、誰かに褒められるのはやっぱりうれしい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
出産を機に中途半端なキャリアに…今にマッチした働き方は?
 先日X(旧Twitter)で、米ハーバード大学教授のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したニュースを...
シンデレラ城より“我が城”が好き!LINEが示すめんどくさがりやの実態
 めんどくさがりやの人は、できるだけ身動きしないで済むように、いろいろな方法を駆使し、少しでも楽な生活を追求していますよ...
水しぶきの向こうに見えた太陽 長く暑かった季節を偲んで
 次の季節に向かうとき、少し寂しくなるのはなぜだろう。  高3の夏の終わりに自分の手でプールのカギを閉めたときとは...