40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-09-24 06:00
投稿日:2024-09-24 06:00
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?

40代、メイクのイメチェンが難しい…

 40代や50代になると、メイクのイメチェンを図るにしても、奇抜なものは避けたくなりがち。どう季節感を演出すれば正解なのか、悩んでしまう…という声も耳にします。

 そこで自身も40代真っ只中である時短美容家の並木まきが、今のメイクのままポイントで取り入れると秋らしさが増す優秀アイテムを3品、ピックアップしました。

1. 『ノエビア リキッドアイライナー』ブラック・ブラウン 各3,630円(税込・以下同)

 9月5日に新発売した『ノエビア リキッドアイライナー』は、定番として使いやすいブラックとブラウンの2色展開。

 まぶたのたるみや小ジワが影響してアイラインを描きにくくなる世代でも、細いラインも太いラインも思いのままに描けるコシのある筆が特徴です。

この「筆」の塩梅って、40代のアイラインには、ものすごく重要なポイント。筆次第でアイメイクの仕上がりが変わると言っても過言ではありません。

「ブラックやブラウンのアイライナーなら、すでに愛用品があるわ」という人にもぜひ使っていただきたい理由が、色合いの良さ。

【読まれています】今さらですが「ボトックス注射」って何。目尻、眉間のシワを一撃!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】

 瞳をキレイに見せる定番カラーであるブラックは、ツヤと深みのある黒で、大人世代の目もとを上品に印象付ける色。

 また、自然な発色でやさしい目もとを演出するブラウンも、深みによるほどよい色っぽさがあり、特別な日のアイラインにもピッタリなのです◎。

 この秋のトレンドは、「透明感」ですが、40代以上の目もとだと透明感を重視したカラーはインパクトが弱すぎて、ぼんやりとした顔に仕上がってしまう場合も。

 だからこそ、リッチな発色が叶う秋色カラーのアイラインは、ブラック・ブラウンともに手元に1本ずつ揃えておきたいアイテムです。

2. 『リンメル ワンダー ラスト アイシャドウ スティック』「004 ソフトバブルズ」1,540円

 LOFTでの先行発売を経て9月13日から全国発売になった『リンメル ワンダー ラスト アイシャドウ スティック』は、使いやすいブラウンからトレンドのローズカラーまで全5色の展開。

 高発色なカラーと繊細なパールがMIXされた美しい色合いです。

 そのなかでも40代以上の秋メイクにぜひ取り入れたいのは、万能カラーのパールベージュ「004 ソフトバブルズ」

「誰にでもなじむ!」と、掲げているとおりの色合いで、年齢を重ねた肌にほどよい輝きとツヤ感が加わり、ひと塗りで今年の秋らしい目もとに!

 最大の特徴でもある「繊細なパール感」が大人の目もとにもしっくりとマッチして、上まぶただけでなく、涙袋に入れても華美になり過ぎないのが優秀です。

 スティック状なのでピンポイントで塗りやすく、目もとが暗いかな…というときには、目頭付近に「くの字」に塗るだけで、顔が明るくなるメイクアップ効果も◎。

3. 『セザンヌ シングルシャイニーアイシャドウ』新色「02:サクラプリズム」、限定色「SP1:オパールドロップ」 各550円

 輝度の高いガラスパールと偏光パールを配合し、40代以上の目もとにもスッとなじみやすい透明感あふれるシングルアイシャドウ。

 新色「02:サクラプリズム」と限定色「SP1:オパールドロップ」が8月下旬から発売中です。

「02:サクラプリズム」は、サクラの花びらのような淡く甘いピンクカラー。うるみ系の目もとが狙え、40代以上の涙袋メイクにも◎。

「SP1:オパールドロップ」は、美しく輝くオパール石をイメージしたカラーで、光の角度で色が変わる偏光パールをたっぷり配合しているため、キラキラ感だけでなく透明感も演出できます。

 濡れツヤのような品のいい輝きが手に入る『シングルシャイニーアイシャドウ』は、いつものメイクの仕上げに少しプラスするだけで、アイメイクがぐんと今年らしくなりますよ◎。

40代以上の秋メイクは「アイシャドウで輝き+透明感、アイライナーでしっかり引き締め」が正解!

 この秋は「輝き」や「透明感」をキーワードにしたアイメイクに、人気が集まりそうな兆し。

 しかしこれだけだと40代にはインパクトが弱い仕上がりにもなりやすいのが難点…。そこで、アイシャドウはトレンドを思いっきり取り入れつつ、アイラインはしっかり引き締めるメイクが正解です!

 ほどよい抜け感をアイシャドウで出し、目の輪郭はアイラインでくっきりさせれば、年齢を感じさせにくいトレンド感のあるアイメイクが叶いますよ〜。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...