東京のごちゃごちゃに疲れる…貸切コンパクトボートで“泡飲み”東京湾クルージングが当たりだった

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2024-09-27 06:00
投稿日:2024-09-27 06:00

貸し切りがうれしい! 友人やパートナーとしっぽり

 船内はなんと「貸し切り」、この状況が嬉しい。クルージング自体は体験したことがある人も多いかもしれないが、フォトスポットには人が詰め寄るし、揺れと同時に他人にぶつからないように気をつけるのは、かなり気を遣う。

 それが、気心の知れた友人やパートナーとしっぽり、かつ好きなように楽しめるのは、案外今までになかったいいコンセプトだ。

 早速、船内にシャンドンの「ガーデン スプリッツ」が到着。船の揺れでカクテルも揺れるのが、なかなかスリリングでいい。30分で一杯を飲み干す間隔も、ちょうどいい。

 船内はBluetoothスピーカーを使って、好きな音楽をかけられ、手持ちの船に運転手がついているような感覚だ。海に似合う爽やかな音楽を流すもよし、同乗者との思い出の音楽を流すもよし。

 貸し切り感が強まって、テンションが上がる。

 カクテルを片手に、ボートの甲板に出ることも可能。小舟ならではの、かなり強い海風を感じることができる。

 ここもけっこう揺れるので、ちょっとした絶叫マシン感覚。友人たちと笑いながら写真を撮ろうとすると、手ブレで臨場感たっぷりの写真が撮れた。これはこれで、リアルでいい。

あっという間! 30分の船旅を満喫

 船はレインボーブリッジの下をくぐり、海浜公園やヒルトンがあるお台場付近を回遊する。

 すれ違う観光船の乗客は、こんな小さな船に乗っていても手を降ってくれる。こういうちょっとした交流も、都会の少々希薄な人間関係に慣れていると、かなりレアに感じる体験だ。

 海の上ではしゃいでいると、30分の船旅はあっという間。しかし、短すぎるという感覚もなく、非日常体験をフルスロットルで楽しむにはちょうどいいタイムだ。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「卒業」ばりに花嫁略奪!事実は名画より奇なり、破天荒な友人がヤバすぎ
 破天荒とは、「誰もしなかった前代未聞の行動をする」ことを意味します。そして、世の中には、まさに「破天荒」の言葉にふさわ...
気づけば10年前のまま…大人のメイクは年単位で見直すべし!
 みなさんはぶっちゃけ、メイクの勉強をしていますか? 私はお恥ずかしながら、10代の時に雑誌を参考にして習得した以来、や...
夏空が秋にかぶさる風景 季節がバトンタッチする時期がきた
 夏空が秋にかぶさる。そうだ、あしたはもう「秋分の日」。  ここまでくると「いよいよ今年も後半戦」という感じがして...
気が付けば先輩社員の立場に…「職場で憧れられる存在」に5つの共通点
 仕事がバリバリできて見た目も完璧な女性は、職場の頼れる存在であり、憧れる存在でしょう。「私も少しは後輩から憧れられる女...
2023-09-21 06:00 ライフスタイル
妊娠5カ月、4畳のシェアハウスへの単身引越しに踏み切った話
 先日、夫の実家で親戚の子どもたちと上の子の5歳の誕生日を祝いながら、ふと「ってことは、自分も人の親という立場に置かれて...
「ほよよ顔」がたまらにゃい!プー太郎君の“たまたま”を激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
日持ち抜群「ジンジャー科のお花」の摩訶不思議、1週間過ぎても元気!
 ワタクシの大切なお花友達のAさんは、見た目は男性ですが、心は妄想が止まらない夢見る乙女。朝の精神統一は「花を触ること」...
ギャラ飲みは私の天職! 月収100万円、一度だけ恋人関係になった人も…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「必ず夢は叶う」は罪なアドバイス? どっちにしろ人生は続くのです
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
子育てワンオペ問題…親頼みのママにモヤモヤ、男性の育児休暇は必要?
 先日友人と、子育てについての話になりました。  私の仲の良い友人たちは、自分の子どもが乳児の時に、実家の協力が得...
おなら、誤爆、カビパン…40年生きてたら、恥ずかしい思い出ぐらいね
 生きていれば、誰にでも一つや二つの恥ずかしい思い出があるものですよね。時間が経って忘れた頃に、ふと思い出してしまうと、...
遊びスイッチ全開にゃ! 猛ダッシュ“たまたま”の一瞬をパチリさせて~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
親との距離感むずい…小言付き同居or孤独な別居、子連れで出した答え
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
月経ディスクにベットする女の覚悟「ストレスを減らす手伝いがしたい」
 生理用品の一種で使い捨て可能な「月経ディスク」を企画・販売する「MONA company」代表取締役の向井桃子さん(3...
私が稼ぐしかない!「月経ディスク」で起業、元居酒屋店員の猪突猛進人生
 パワフルの塊のようなアラサー女性がいます。「株式会社MONA company」代表取締役の向井桃子さん(35)。生理用...
死語説もあるけど便利な「OL」、海外では通用しない?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...