更新日:2024-10-05 06:00
投稿日:2024-10-05 06:00
気がついたら巻き込まれているもの
『不倫論』では結婚制度の限界についても、深く考察している。日本はもともと1898年まで一夫多妻制で、愛人を二親等と認める妾制度も認められていた。急激な西洋化でキリスト教ベースの貞操観念や人権思想などが流入し、一夫多妻制は廃止され、現在のような一夫一婦制となってから、まだ数百年と経っていない。
「私個人は、愛憎にまみれた不倫の経験はないですし、特に不倫を否定してもいません。ただ、世間の過剰反応には毎回驚いています。不倫って、気づいたら巻き込まれているものだと思うんですよ。始めようと思って始める人ばかりでもないですし、好きになった人から既婚の事実を隠されている場合だってあるわけです。
あるいは、世論に流されて不倫を批判していたのに、いつのまにか自分が不倫の当事者になっていることもある。それに恋愛経験がない人ほど不倫にハマりやすい話もありますし、渦中にいる時は、どれだけのものを失いかねないかが見えなくなってしまう。女として生きているだけで、誰もが不倫のリスクを常に頭の片隅に置くべきではないでしょうか」
不倫、と一口に言ってもケースは色々だ。女性のみが既婚のケースもあれば、男性のみが既婚のケースもある。相手が既婚者だと分かっていて不倫するぶんには自覚的だが、たまたま好きな男が既婚者だったことを後から知った場合、女はある種の被害者とも見える。
前述のサレ妻アカウントのように、結婚しているパートナーが不倫していれば、自分も結局当事者となる。気をつけているだけでは、不倫と無縁の人生を送れるとも限らないわけだ。
ラブ 新着一覧
彼氏に嘘をつかれたら、あなたはどうしますか? 将来を考えているとしたら、彼氏の嘘に気づいたとき「もう信用できない……...
女性にとって40代の恋愛で失恋するのは、心身ともにとてもつらいものですよね。だからこそ、失敗から学んで次の恋愛こそは幸...
婚活中に家持ち独身男性に出会ったら、あなたはどう思いますか? 少し前までは「持ち家は財産」と考えられていましたが、今は...
同性から嫌われがちなぶりっこが、男性からモテるのは謎ですが事実。“あざとさ”は、恋愛するうえで多少は必要なのかもしれま...
毎日顔を合わせる男性上司に「好きかも」と感じているそこのあなた……! もしかしたらそれは、単なる勘違いかもしれません。...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.116〜女性編〜」では、婚約後に性格が豹変した恋人・タカオさん(49)に困惑する理沙さん(3...
素敵な出会いを求めて合コンに行ったのに、失礼なタイプの人に出会ってしまった時、本当に嫌な思いをしますよね。今回は、女性...
結婚している女性を「羨ましい」「勝ち組」と思う人もいるでしょう。でも、現実はそうでもないようです。
結婚相手に妥協...
旅行クーポンなども発行され「彼と旅行したい!」と考える女性が増えています。
「でも女性から旅行に誘えない」などと迷っ...
「あの人は自分と住む世界が違う」。そう感じる男性を好きになった経験はありませんか? 無理目な男性に恋をしたとき、なにもせ...
いかなる恋愛においても、お互いにとって「居心地がいい存在」になるのはとても重要です。
どれだけ愛していてもどちらか...
大好きだったはずの彼と結婚したにも関わらず、結婚後「実は、クズ夫だった……」と後悔する女性は意外に多いです。「私は大丈...
「ダメな恋」とわかっていながらも、不倫を続けている女性もいるのではないでしょうか? 彼から「妻とは別れる」と言われたら、...
「男性経験は豊富なほうが、大人の女性としてモテるはず♡」と思っていませんか? 意外なことに男性は、夜の経験が少ない女性...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...