炎上連発の和田アキ子に判断力低下の懸念…「大御所ご意見番」もはや生放送は限界か?

更新日:2024-10-27 17:03
投稿日:2024-10-27 17:00

 和田アキ子(74)の度重なる炎上に心配の声が上がり始めている。

 和田は10月19日放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で、極楽とんぼの山本圭壱(56)と、元AKB48の西野未姫(25)夫妻の第1子の名前について、「言っていいと思うんだけど」と前置きし、由来まで詳細に生放送で明かして批判が殺到した。

 和田は山本本人から子どもが無事に生まれた報告を電話で受けたことで、名前についても公表して良いと思ってしまったようだが、山本は19日放送の「アッパレやってまーす!~土曜日です~」(MBSラジオ)で、義父や義母の考えもあり、"通称にこちゃん"とし、名前は明かさない意向を見せていた。

 また13日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)でも、20代女性へのロケバス車内での性的暴行容疑で書類送検された元ジャングルポケットの斉藤慎二(41)について取り上げた際、太田博久(40)とおたけ(41)に対して「彼らも解雇になったんですか?」とズレた発言をしたことで話題となった。

 8月11日放送の同番組内でのパリ五輪やり投げ女子金メダルの北口榛花選手への「トドみたい」発言以降、炎上が止まらない和田に対し《生放送への対応力、74歳では限界。起用している番組側にも責任があるかと思う》《判断力が鈍くなった方々の生放送は厳しいのでは?》と、判断力の低下が見られる和田に生放送をやらせている局側の責任を問う声も上がっている。

■トド発言については声を震わせながら謝罪

「生放送は一度発言してしまったら取り返しがつかないため、本来であればスタッフに話す内容を事前に相談するなどし、生放送で話して良い内容かを慎重に精査すべきです。ただ、ご意見番として自分の判断で好きに話すことを求められてきた和田さんが今更スタイルを変えることは厳しいでしょう。ここまで炎上を連発していることに和田さんに対し、視聴者からは批判よりも心配する声の方が増えてきている印象です」(バラエティ番組制作関係者)

 和田はトド発言について、8月18日放送の同番組内で「動物にたとえる不適切な発言をしてしまいました。おわびします」「リスペクトが足らなかった」と声を震わせながら謝罪しており、反省していないわけではなさそうだが…。

「ここまで全てずれた発言をしているのを見ると、気をつけてどうにかなるレベルをとうに超えているのは明らかです。75歳でテレビ番組から引退を決意したみのもんた氏は、若いタレントたちの会話のテンポについていけず『ああ、俺、浮いてるな』『完全に潮時だなと思った』と加齢による衰えを理由にテレビ局と自ら話し合い、引退を決めたことをメディアで明かしていました。せめて生放送ではなく収録に切り替えるなどの措置をした方が、和田さんも局も、視聴者も皆、安心できる結果になると思います」(同)

 9月25日に開かれたTBSの定例記者会見で、合田隆信専務は「アッコにおまかせ!」の打ち切り報道について「全く事実ではございません。強く言っておきます」と否定したが、心身ともに負担を強いられる高齢MCの生放送を、見直さなくてはならない過渡期を迎えているのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 かつて「1週間で最も長時間、生番組に出演した司会者」というギネス世界記録を持っていたみのもんたは、75歳でスパッと第一線から退いた。和田はこのままズルズルと生放送のMCを続けて晩節を汚すことにならないか。【あわせて読む】和田アキ子に求められるTVからの“自主退場”…北口榛花を「トド」呼ばわり大炎上鎮火せず…もご覧ください。

エンタメ 新着一覧


香川照之の干され状態いつまで?“激変”話題も私生活でも悪役に徹した代償
 香川照之がテレビから姿を消して早2年。2022年8月に、銀座のクラブホステスへのセクハラスキャンダルがきっかけで、レギ...
堺屋大地 2024-06-18 06:00 エンタメ
脱いでも凄い滝藤賢一。山本耕史と西島秀俊で3大ムキムキボディ俳優認定
 昭和24年1月、ついに家庭裁判所が発足。多岐川(滝藤賢一)は寅子(伊藤沙莉)たちに家裁の「五つの性格」について聞かせる...
桧山珠美 2024-06-20 14:25 エンタメ
ヘイセイ有岡“8年愛結婚”を機にMCの頭角現す?試されるアイドルの底力
 6月7日、俳優の松岡茉優(29)&Hey! Say! JUMP有岡大貴(33)が結婚を発表しました。2人の交際は過去に...
寅子の同級生・崔香淑が「香子ちゃん」として出現!気になるのは…
 家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しない。しかし多岐川(滝藤賢一)には今一つやる気が感じられない。 ...
桧山珠美 2024-06-12 16:00 エンタメ
渡部建を“腫れ物”扱いするテレビは古い! めちゃ美味しい“食材”なのに
 2020年6月に複数の女性との不倫スキャンダルが勃発し、活動自粛していたアンジャッシュ・渡部建。活動再開後、徐々にメデ...
堺屋大地 2024-06-12 06:00 エンタメ
太陽とシスコムーンとの共通点にザワッ Z世代に人気のIS:SUEがたまらん
 6月7日、太陽とシスコムーンの楽曲がサブスク解禁され、40代を中心としたお祭り状態になっていましたね。懐かしすぎて私も...
よねと轟の新「相棒」爆誕!男と女“くっつく思考”に冷や水を浴びせた
 花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。花岡...
桧山珠美 2024-06-10 16:20 エンタメ
“マッチ先輩”近藤真彦がうたコン降臨!ヤンチャ返上?謙虚な発言に驚き
 4日放送のNHK「うたコン」は「作曲家 筒美京平特集」。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、...
花岡死す「栄養失調で死亡」見出しの衝撃…“甘党男子”桂場は和洋イケる口
 穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと寅子(伊藤沙莉)に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言い出す。しかし寅子はむしろ...
桧山珠美 2024-06-07 15:30 エンタメ
公園ランチの約束は叶うのか? 花岡の“しょんぼり言動”が不穏すぎる
 ホーナー(ブレイク・クロフォード)から子供たちにとチョコレートをもらった寅子(伊藤沙莉)は、公園で花岡(岩田剛典)に再...
桧山珠美 2024-06-06 17:00 エンタメ
いよいよ裁判官編。NHK制作陣の遊び心、8時14分過ぎに見たり
 昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法...
桧山珠美 2024-06-03 16:05 エンタメ
「虎に翼」お宝物件!三山凌輝はピアスにアクセジャラジャラの“チャラ”男
 先週のNHK朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」は、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)にとって、悲しみの連続でした。...
刮目!伊藤沙莉“静”の演技、「佐田優三 仲野太賀」表示も期待は泡沫に…
 これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。  寅子(伊藤沙莉)は何事もなか...
桧山珠美 2024-05-30 19:10 エンタメ
古谷徹は“あの役”降板?声優不倫騒動の後始末、カギは「キャラの私物化」
 レジェンド声優・古谷徹(70)の不倫報道が世間を騒がせている。 『文春オンライン』よって報じられた37歳年下女性...
優三も草葉の陰で苦笑い? 前代未聞な別れの“懺悔”は直言らしい名場面に
 直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の...
桧山珠美 2024-05-30 18:50 エンタメ
「見るんじゃない」と直言。ダチョウ倶楽部の“押すなよ、押すなよ”を彷彿
 直言(岡部たかし)の体調が優れない。寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆ...
桧山珠美 2024-05-28 15:30 エンタメ