子どもの「ママ嫌い」発言にショック! 育て方を悔やむ前に隠された心理と対処法を

コクハク編集部
更新日:2024-11-06 06:00
投稿日:2024-11-06 06:00
 子育て中のママが子どもに言われてショックなのが「ママ嫌い」という言葉です。子どもを思うが故に口うるさくなってしまうのは当たり前のこと。でも「自分の育て方が悪いのかも…」と自責する人もいます。
 今回は、子どもが「ママ嫌い」という時の心理やどう対応したらいいかをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

本音ではなかった!? 子どもの「ママ嫌い」に隠された心理

 まずは、子どもが「ママ大嫌い」という時の心理をみていきましょう。

1. 大好きなママの気を引きたい

 下の子が生まれたり、仕事が忙しくて疲れていたりすると、子どもにじっくり寄り添ってあげられないこともありますよね。

 子どもとしては、大好きなママが自分に注目してくれないことが寂しくて「ママ大嫌い」という言葉を使って、気を引こうとしているのかもしれません。

 子どもは、いつでもママに自分だけ見ていてほしいと感じています。ママを困らせたり、強く反応する言葉を使ってママに振り向いてもらおうとしているのです。

【読まれています】この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉

2. 表現力や語彙が足りない

 小さな子どもは語彙力が乏しく、自分の気持ちを的確に言葉で表現できません。そのため、嫌な感情を伝えるために「ママ嫌い」と言ってしまうのです。

 子どもが悔しい、悲しい、寂しい、不快に感じた出来事はありませんでしたか? 言葉の裏には、助けてほしい、理解してほしいなどの気持ちが隠れているのかもしれません。

3. ママからの愛を確認している

 ママを信頼しているからこそ、ママからの愛を確認しているケースもあります。わがままを言ったり、ひどい言葉を言ってもママの愛が変わらないかを確認して安心したいのです。

 毎日疲れているのはママだけではありません。子どもも友達や保育園、小学校などで周囲に気を使いながら、一生懸命に生きています。だからこそ、ママの前だけでは安心して感情を爆発させたり、愛されているか確認したりしながら、ストレスを発散しているのでしょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


黒くてまん丸…黒猫“にゃんたま”はまるで「あんこ玉」のよう
 白黒猫のにゃんたまωは哲学的なマーブル模様、キジトラは美しいグラデーション。  茶トラは美味しそうな鈴カステラの...
ママ友が面倒くさい! 快適な保護者生活を送るための秘策4つ
 良くも悪くも「ママ友」には、すごくお世話になりますよね。ママ友問題と無縁の夫たちは「そんなの一時の話だろう」と、まとも...
運動量の減少も…介護士が暴露する介護施設のデメリット3つ
 介護士をしていた筆者は、基本的に介護施設に入ることを肯定的に捉えています。介護施設には介護士はもちろん、理学療法士や作...
女性のひとり暮らしの部屋で男性が見ている7つのポイント!
 初めてのお家デート。好きな男性が自分のひとり暮らしの部屋に来るとなったら、いつもよりも念入りに掃除をする女性は多いでし...
男が手放したくなくなる女性は…か弱い量産型より“自立女子”
 華奢見えテクや上目遣いなど、女の子がか弱く見えるテクニックがこの世には溢れています……が、はっきり言いましょう。「姑息...
塩対応に負けるな! “にゃんたま”君の思いが届きますように
 にゃんたマニアのみなさま、こんにちは。  きょうは、かわいいあの子ににゃんたまωをアピールするも、そっぽを向かれ...
キャッシュレス払いは賢く!クレジットカードとの付き合い方
 オリンピックが近づいていることや経済産業省の推進もあり、キャッシュレス決済が広く認知されることになりました。これまで現...
乳がん検診を思い出して「プリンセチア」は女性の味方です
「自分のオッパイが足りなくて、酷い目にあったわ」  ある日、ワタクシの知り合いが仕事の打ち合わせで会って早々、興奮...
シングルマザーが胸を痛める 子供の“パパへの憧れ”の解決策
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚は人生での大きな決断です。お互い好きになってくっつくのは簡単ですが、別れ...
コンビニにGO! 二日酔いの朝に摂るべき食べ物&飲み物6選
 ひどい二日酔いの朝、グロッキーな中で「もう二度と飲まない!」と決意した経験がある方は多いはず。でも、そんな人に限って、...
ほっこり幸せ…クリスマスプレゼントに“にゃんたま”はいかが
 もうすぐ楽しいクリスマス。  大好きなあの人に、気の利いたクリスマスプレゼントを考え中なら!  リンリンリ...
栄養士が教える! 冬に取り入れたい「温活食習慣」のススメ
 冷え込む日が増えて「冬がきた」と実感する日も多くなりましたね。芯から冷えた身体は、女性の大敵。日頃からしっかり温活をケ...
生活が楽しくなる! 介護士が案内する介護施設のメリット3つ
 介護施設について、「介護のプロが集まっているから大丈夫」と考えてもらえることは、私たち介護士にとってすごく嬉しいことで...
就職や結婚をしても 一生大切にした方がいい女友達の特徴3選
 女子の友人関係は環境で変わります。いえ、男女関わらず、環境によって友人は変わっていくものです。  例えば結婚する...
がんで子宮を全摘したアラフォー独身女が最優先していること
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
ほっこり癒される…愛すべきイマドキのおじさんあるある5選
 親戚のおじさんから、たまたま電車で隣に座ったおじさん、職場にいる上司がおじさん、etc……。身の回りには数えきれないほ...