更新日:2025-03-03 19:14
投稿日:2024-11-08 06:00
これまでのあらすじ
真理子さん(仮名・32歳ホステス/独身)は、現在不倫中。お相手はクラブのお客様である亮平さん(仮名・45歳建築会社社長/妻子アリ)だ。
細マッチョの体に洒落たスーツを着こなすセレブなイケオジタイプの彼に心酔し、亮平さんもまた真理子さんを「かけがえのない存在」と溺愛した。
しかし、彼にはネトラレの性癖があった。最初こそ驚いたものの、真理子さんはそれが互いの愛をさらに深める行為と理解し、彼の指示で男子大学生2人と関係を持つ。
行為後、2人を帰した真理子さんは、隣室で待つ亮平さんを訪ねて――。
湧いてきた倒錯的な罪悪感
真理子さんは語る。
「亮平さんには『シャワーを浴びずにおいで』と言われていたので、汗まみれの体にバスローブを羽織って、廊下に誰もいないことを確認し、彼の部屋のチャイムを鳴らしました。ドアが開くまでのほんの数秒がやけに長く感じましたね。ドアが開くと、私は一目散に駆け込んだんです。
部屋の内装は、私が使用した部屋と同じです。キングサイズのベッド1台を備えたベイビュールームで、浜離宮恩賜庭園と東京湾を見下ろす一室。ガラスのパーテーションで区切られたお洒落なバスルーム、白い大理石の洗面台、明るい縁取りの円形鏡があり、とてもスタイリッシュ。
でも、行為後だけに鼓動は高鳴るばかり。いえ、亮平さんと2人きりになったことで、さらに昂(たかぶ)りが増しました。
彼がこの部屋でどんな思いで待っていてくれたかと想像すると、恥ずかしさや倒錯的な罪悪感が湧いてくるんです。歪んだ愛と言われるかもしれませんが、少なからず彼の嫉妬めいた興奮が手に取るようにわかって…」
【こちらもどうぞ】千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
ラブ 新着一覧
恋愛関係において、恋人も自分も思い合っている状態が好ましいですよね。お互いのことを大事にできたり、助け合える仲でありた...
誰を好きになろうが、誰と付き合おうが自由ですが、既婚男性との恋愛は別です。彼の妻や子供など、誰かを傷つける可能性のある...
彼との交際が順調に進んでいると、自然と結婚を意識するようになるでしょう。しかし、中には、女性から勇気を出して逆プロポー...
イケメンの彼氏ができれば、友達に自慢したくなる人が多いでしょう。でも、付き合ってみたら「魅力的なのは、見た目だけだった...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.71〜女性編〜」では、出会って間もない男性・シンイチロウさん(仮名・47歳男性)からしつこく...
彼氏ができた途端、友達付き合いもせず、仕事も手につかなくなってしまう女性がいます。そんな恋愛体質の人は、別れてもまた新...
学生の頃の恋愛と社会人になってからの恋愛は、意識していなくてもなんとなく変わってくるもの。お互いに大人になり、ただ「好...
交際期間が長くなってくると気になるのは「彼は結婚する気があるの?」ということ。ただ待つだけではなく、結婚向きだというこ...
彼氏がいるからといって、誰もがうまくいっているとは限りません。中には、彼氏の子供っぽさに「疲れる」とストレスを抱えてい...
一見、仲良しでラブラブに見える夫婦やカップルたちですが、実は「記念日のお祝いをしていない」という2人が多いようなのです...
男性と2人っきりで食事をした時に割り勘にされると、「ケチられているのかな」「私に魅力がないから払ってくれないのかな……...
恋人がいるというだけでも「リア充」だと言えますが、中には、揃ってリア充生活を満喫しているカップルも存在するようです。そ...
男性が女性のスキンシップに惹かれるというのは、周知の事実。でも、中にはスキンシップを取る女性を見て「軽い女」と判断する...
彼氏がいても、なぜかいつも虚しい、心が満たされない……そんな思いを抱える人は意外にも多いよう。とはいえ、彼氏との関係を...
彼氏に浮気をされれば、誰だってショックですし、信頼も失くなるものです。しかし、彼が深く後悔しているのであれば、まだまだ...
















