更新日:2024-11-10 06:00
投稿日:2024-11-10 06:00
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【今回の女ことば】糟糠の妻
【答え】糟糠の妻(そうこうのつま)
正解は「糟糠の妻(そうこうのつま)」です。
糟糠は酒かすとぬかで、粗末な食べ物。比喩的に、取るに足らないくだらないものの意を指し、糟糠の妻となると、貧しい頃からともに苦労を重ねてきた妻に。
有名著名人が「売れる前から交際し、支えてもらっていた妻」に対し、感謝の意を込めて慣用句としてたびたび聞きますね。
中国の歴史史料「後漢書」には、<糟糠の妻は、夫が立身出世したのちにも家から追い出してはならない>とありますが、売れた途端、糟糠の妻と別れるケースも珍しくありませんね。ま、もっとも、今の時代、糟糠の妻ならぬ糟糠の夫ver.も珍しくないかと…。
ちなみに「糖味噌女房」と似ていますが、こちらは所帯じみた妻のことを指します。
出典元:「読んだら忘れない 大人の国語力辞典」、「広辞苑(第7版)」
(日刊現代校閲/タダ美)
ライフスタイル 新着一覧
世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。
で...
業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。
中には、マ...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
【連載第70回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

混沌とした世の中。世界で起こっている戦争や紛争だけでなく、会社やネット上のコミュニティーでもあらゆる「派閥争い」が繰り...
AirPodsをしたサラリーマンのおじさんを通勤電車で見た瞬間、私はその後ろ姿にぎゅんと心惹かれた。
なにそれ...
年齢を重ねると、体の老いを実感する瞬間が増えてきますよね。特に若い頃に運動が得意だった人は、頭では動けると思っているの...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「普段の生活で使う、日用品をちょっと楽しく。」そんな思いを込めて生まれたStandard Products(スタンダード...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
昭和生まれの人はおおむねダジャレ好き。
特に職場のおじさん世代は、LINEでもダジャレを送ってくる人がいます。...
「物価上昇が止まりません。どうしていいか分からん」と嘆いている方、多いと思います。
ワタクシもご多分に漏れず、仕入れ...
ママ友同士で約束するランチ会。子育ての話や夫の話で盛り上がりますよね! ところが「旦那連れ」でママたちとのランチ会に参...
【A】と【B】のふたつの絵には、違いが5カ所あります。さてどこが違うでしょうか?
難易度はかなり高めなので、目...
【番外・出張編】
ここはある町の小さな動物病院──。
この「春山動物病院」では、「院長」と呼ばれて振り向...
