宮迫博之も危ない? 女性の離婚願望に火がつく3つの条件とは

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-14 19:22
投稿日:2019-08-10 06:00
 女性が離婚を考える3本柱は、浮気、金銭トラブル、病気です。そのいずれかが際立ったり、重なったりすると、それまでくすぶっていた離婚願望に火がつくことがあります。その点でいうと、雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)は、ちょっと心配です。

大病を看病した妻を裏切った「オフホワイト不倫」

 これまでの報道から、宮迫さんについての3本柱を振り返ってみましょう。宮迫さんは2012年11月、人間ドックでスキルス胃がんが見つかっています。

 一般論として、長年連れ添った夫婦のいずれかに大病が見つかると、恋心が失われていたとしても、その人の存在の大切さを再認識。情が深くなって、相手に寄り添う気持ちが改めて芽生えることがあります。宮迫さんに降りかかったスキルス胃がんといえば、胃がんの中でも悪性度の高いタイプといわれます。結婚されている奥さまは、心底心配されたに違いありません。

 それから5年後の2017年、「週刊文春」に浮気疑惑を報じられました。記事によれば、同じホテルで日を変えて2人の女性と“密会”していたといいます。文春の記者に「真っ白か?」と直撃されると、「えー、オフホワイトです」と答えたことから、「オフホワイト不倫」が当時話題になりました。

 この病気と浮気を結ぶ点と線が、女性の気持ちを揺さぶります。ここからは推測ですが、「オフホワイト」は世間からすれば浮気を認めたも同然で、おちゃらけた感覚が妻の反感を買います。しかも妻には、夫の大病を看病したときの心労があるでしょう。そんな心労があると、妻の悔しさや憎しみが往々にして倍増しますから、このタイミングで宮迫さんの奥さまの怒りが倍増したとしても不思議ありません。

 そんな流れで迎えたのが、今回の闇営業を巡る問題です。特殊詐欺グループのパーティーに呼ばれて金銭を受け取っていたことをウソで隠したことで、一時は解雇処分に。その後、社長会見で解雇処分は撤回されましたが、開店休業状態であることに変わりありません。

 ここからがポイントです。宮迫さんには、お子さんがいるそうです。概して子供がいて、夫が高収入だと、妻は離婚を避ける傾向があります。

清原和博さんと別れた亜希さんのケース

 たとえば、清原和博さんと結婚したモデルの亜希さん(50)は2人のお子さんに恵まれながらも、以前から夫婦関係は冷え切っていたといい、離婚が成立したのは、覚せい剤事件が発覚した2014年でした。00年の結婚後も“夜の帝王”ぶりが次々と報じられていましたが、すぐには離婚していません。

 もちろん、覚せい剤事件のお子さんへの影響は無視できませんが、逮捕による収入の断絶が、亜希さんが離婚に踏み切った要因の一つといえるでしょう。

 つまり、失業や経済的な破綻は、女性が男性を見限る最大のキッカケということです。男性の浮気は、決して嬉しいものではないし、許せないでしょうが、1回や2回の浮気で、女性が男性を捨てることはまずありません。いま離婚したいと思っても、すぐ決定できるものではないのです。

 浮気や借金などのトラブルが積み重なり、あるところでコップからあふれるようになったときがその臨界点。宮迫さんには“臨界点”が迫っているように感じられるのです。

 夫に尊敬や情を持たない妻は、夫の収入が途絶えそうになった段階で、離婚を考えます。離婚の確率はグンと上がるのです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


梅宮アンナは大病を経験した“しびれ仲間”と再婚…「いたわり婚」がブームの予感
 梅宮アンナさんが52歳で電撃再婚されました。お相手とは出会って10日、乳がんの診断を受けたことを公表し、現在も治療を続...
内藤みか 2025-05-29 06:00 ラブ
早めに逃げて! モラハラ夫、3つの常套句。卑劣な行為は母親の影響か?
 倫理・道徳に反した嫌がらせを繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ夫」。周囲から見れば「おかしい」と気が付くのに...
恋バナ調査隊 2025-05-29 06:00 ラブ
「対岸の家事」に共感。それでも私が“専業主婦”を選んだ3つの理由
 夫婦共働きが当たり前になってきている今の時代に、あえて専業主婦を選択する女性もいます。セレブならいざ知らず、物価高のご...
恋バナ調査隊 2025-05-29 06:00 ラブ
今すぐ離れて! 自己中男があなたから搾取する6つのこと。お金より大事なものを失うかも
 恋愛は人生を豊かにする要素の1つであるはず。マイナスになるような恋愛はしたくありませんよね。だとしたら、これら6タイプ...
恋バナ調査隊 2025-05-28 06:00 ラブ
なぜ? 親友の夫が襲来…彼女の「裏の顔」に愕然。まさか私が“使われてた”なんて!
 著名人が不倫で活動自粛するというニュースが相次ぐ昨今。そのせいか日常生活で「不倫」という言葉を聞くことが増えたと感じて...
彼とのスキンシップが面倒。性欲が低いのはおかしいですか?(46歳・会社員)
 46歳・会社員の婚活女性です。好きな人が相手でもスキンシップを取るのが面倒くさく感じてしまいます。同世代の元彼とも仲は...
植草美幸 2025-05-26 06:00 ラブ
ぎゃー! 初対面デート、相手がタイプじゃない…どうする? 5つの対処法
 素敵な男性と出会えるチャンスが潜んでいる、マッチングアプリ。マッチングアプリで恋愛成就させる人も増えている一方で、初デ...
恋バナ調査隊 2025-05-26 06:00 ラブ
【男女別】結婚の理想と現実をガチ告白。思ってたんとちがーう!
 あなたは結婚に対してどのような理想を持っているでしょうか? 理想の結婚生活を求めて婚活している人もいるでしょう。  ...
恋バナ調査隊 2025-05-25 06:00 ラブ
「妻は不倫報道のたびにギャーギャーと…」浮気を罪悪感ゼロで繰り返す47歳男性の主張。慰謝料は高い恋愛代?
「冷酷と激情のあいだvol.247〜女性編〜」では、何度も浮気を繰り返す夫・ツヨシさん(仮名)と、離婚をしたくても経済的...
並木まき 2025-05-24 06:00 ラブ
夫の浮気は6回、女性からDMも…芸能人の不倫報道のように「制裁を下したい」と願う40歳主婦の苦しみ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-24 06:00 ラブ
意外と簡単? 男に「守ってあげたい」と思わせるLINE3選。やっぱりギャップが大事なのね
 男性には庇護欲があるもの。「守ってあげたい」と思った瞬間、相手の女性を意識したり好意を持ったりしがちです。あなたも意中...
恋バナ調査隊 2025-05-24 06:00 ラブ
43歳の既婚男性が“女装”に目覚めたワケ。疑似レズビアンの沼にハマり…#2
 菜々美さん(28歳ホステス/独身)はアフターで連れて行ってもらった「女装バー」で、女装が趣味の直樹さん(43歳エンター...
蒼井凜花 2025-05-23 11:15 ラブ
やらかしたー!「いい女アピール」が完全裏目に… 恋愛ブランディング失敗談4選
 マッチングアプリやSNSなどが普及し、多くの異性と気軽に出会える時代。だからこそ、いい男を見つけた瞬間「他の女に取られ...
恋バナ調査隊 2025-05-23 06:00 ラブ
男性が即OKするデートの誘い方とは? “断られ知らず”アラサー女子の極意
「勇気をふりしぼってデートに誘ったのに断られちゃった」と嘆く女性は少なくありません。その一方で、お誘いに全部OKをもらえ...
内藤みか 2025-05-22 06:00 ラブ
ぽっちゃり女、マチアプでの悲劇。緊張で「寄行」に走った結果、まさか自分が“モンスター”側になるとは…
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
返信が遅い=脈ナシは嘘! 好きだからこそ「即レスできない」5つの理由
「好きな人からメッセージが来ると、つい即レスしてしまう」このような女性が多い一方で、なかには「好きだからこそ返信が遅れて...
恋バナ調査隊 2025-05-22 06:00 ラブ