51歳だけど結婚する気はあるの? “高齢”独女に未来の夫と家族は必要か

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-12-16 06:00
投稿日:2024-12-16 06:00
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんでいますが、SNSを中心に婚活活動をしている人たちのアカウントを見て思うことがあります。結婚するために出会い活動を頑張る中で、なかなか理想の出会いがなくつらい思いをしている人もチラホラ…。
“結婚しないと自分は不幸な人間”という固定観念に縛られているようにもみえますが、果たしてそうなのでしょうか?

51歳独女も婚活をしていた

 東京都主催の婚活イベントに興味を持ったように、結婚をしたくないわけではありません。むしろ一緒に生活していきたいと思える相手が見つかれば、結婚したい思いはあります。

 しかし“どうしても結婚したい~~!!!”というような必死な思いはもうどこかに行ってしまいました。

 そんな私も約20年前の30代前半のころは、結婚を目指して婚活をしていました。当時は出会い系のサイトはあったものの、気軽に使えるアプリはなく、今ほどカジュアルに出会える機会はありませんでした。

 どちらかというと、結婚相談所が主催する婚活イベントや「街コン」などで出会うという形が多かった気がします。


【こちらもどうぞ】東京都主催の婚活イベントに興味津々!慎重な50歳独女ライターのハードルを下げた4つの理由

婚活女性が集まって男性の品評会

 同じように結婚相手を探している同世代の女性たちとの情報交換も積極的に行っていました。月に2回ほど都内のカフェなどに集まり、自分たちの近況を共有するような会でした。今月は何人の男性に会ってデートをしたか、どんな人だったかなど、進捗を話すのです。

 女性が複数人集まれば男性の品評会みたいになってしまうもの。あの男性のここが良かった、悪かった、食事をどんなお店で奢ってくれた…といった話に発展してしまうのです。

 まだ出会ってまもない相手を評価するという行為が私はどうも好きになれず、そういう婚活に疲れてしまい、遠のいて行ったのです。

 結婚することに必死になってギラギラと欲望丸出しになっている女性たちにも違和感を覚え、「自分とは求めているものが違うのかも」という思いに至り、婚活自体をやめてしまいました。

結婚ってなんのためにするの?

 婚活で知り合った女性たちを見ていて思ったのは、「結婚ってなんのためにするの?」でした。

 彼女たちの結婚の目的はさまざま。それこそよくある「親を安心させたい」「子供が欲しい」を筆頭に「もう働きたくない。専業主婦になりたい」、「既婚者という肩書きが欲しい」などなど…。

 しかし、私にはそのどれにも違和感があったのです。

 その時知り合った女性たちは、婚活を経て全員が結婚していきましたが、SNSでは毎日のように夫の愚痴や姑との文句を垂れ流し。中には数年で離婚した人もいますし、不倫に至った人もいます。

不幸になる確率が高いくらいなら結婚しないほうがマシ

 そんな姿を見て、「結婚しても不幸になるなら、結婚しないほうがいい」と思うようになり、「もしかしたら私は結婚したいわけじゃないのかも」と気付いたのです。

 SNSに流れてくる婚活アカウントでも、彼女たちと同じような“他人軸”な理由で活動している人が多いと感じます。そんな気持ちで結婚相手を探すのは疲れませんか?

 前向きな気持ちで活動できない時は、間違った判断をしがち。今一度自分がなぜ結婚したいのかを“自分軸”で考えて欲しいなと、老婆心ながら思ってしまうのです。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


人生100年時代の夫婦、一生涯かけて1人に添い遂げるべき?
 女性の社会進出も進んできて、家庭を取り巻く環境は変化しているというのに「夫婦関係」は昔のまま変化していないよな……と感...
豆木メイ 2022-12-20 06:00 ラブ
やっぱり脈なし?年上男性の「娘みたい」に隠された本音とは
 芸能界のニュースでは、20歳も年齢が離れた年の差結婚が珍しくありませんよね。実際に、好きな男性がかなり年上という人も多...
恋バナ調査隊 2022-12-19 06:00 ラブ
「男として見て」にキュン♡ 大人女子に刺さった告白セリフ
 大人女子はそれなりに恋愛を経験しているもの。そのため、ちょっとやそっとではキュンとしないかもしれませんね。  で...
恋バナ調査隊 2022-12-18 06:00 ラブ
イクメンを気取る「育児のいいとこどり夫」への超イライラ話
 昭和の家庭では、「男性は仕事に行き、女性は家庭を守る」のが常識でしたが、令和では、SNSで「自称イクメンパパ」が子育て...
恋バナ調査隊 2022-12-17 06:00 ラブ
彼氏の婚活アプリ利用が発覚!34歳女「私との結婚話は何?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-12-17 06:00 ラブ
「決め手に欠ける」妻候補をキープして婚活アプリに励む男
「冷酷と激情のあいだvol.121〜女性編〜」では、交際中の恋人・ハヤトさん(仮名)を婚活アプリで発見してしまい、憤りを...
並木まき 2022-12-17 06:00 ラブ
恋愛対象外ってこと?「妹みたい」と言う男性のホンネと下心
 好意を抱いている年上の男性から「妹みたい」と言われたら、 まるで「恋愛対象外だよ」と言われたようで、ショックを受ける人...
恋バナ調査隊 2022-12-16 06:00 ラブ
天然記念物級!? 妻をとことん大事にする「愛され夫」の特徴
 離婚率が高い日本。でも、中には世間の女性がこぞって嫉妬するほど妻を大事にし、妻にも大切にされる「愛され夫」が存在するよ...
恋バナ調査隊 2022-12-15 06:00 ラブ
占いジプシーにならないために…上手なオンライン占い活用法
 冬の寒い頃になると目立つのが、オンライン占いや電話占いを利用する人たち。なかには自分が納得する鑑定結果になるまで、何人...
内藤みか 2022-12-15 06:00 ラブ
理想的な結婚相手とは? 後悔しないために見るべきポイント
 飲み会時の話題でもよく出てくる「結婚相手に求めるもの」ですが、皆さんはどんな理想をお持ちでしょうか? ちょっと前だと「...
若林杏樹 2022-12-14 06:00 ラブ
彼の髪&頭皮は大丈夫?特徴4つでわかるハゲる男性の見抜き方
 男性は、女性に比べてハゲる確率が高いですよね。女性としても、彼が将来ハゲるかどうかは気になるところ……。でも実は、4つ...
恋バナ調査隊 2022-12-14 06:00 ラブ
会える推し求む! どこまでOK?話題の「セクホス」大阪ルポ
 女がすなる「推し活」なるものを、私もしてみたい。  世間は、空前の推し活ブーム。特に女性の推し活は、リアルでもS...
久留米あぽろ 2024-02-19 12:31 ラブ
セックスレススルーは危険?仲良し夫婦こそ早めに向き合おう
「5年後に離婚する主婦」というインパクトのある名前をつけてTwitterや各SNSで発信しているまめです。 「コクハク...
豆木メイ 2022-12-13 06:00 ラブ
2回目の浮気が発覚!塗る薬は?賢い対処法と考えるべきこと
「2度と浮気はしない」と誓った彼が、再び浮気をしたらどうするのが正解なのでしょうか? 2回目の浮気が発覚した彼への対処法...
恋バナ調査隊 2022-12-12 06:00 ラブ
男は「人恋しい」時に浮気する!スキンシップ多めの予防テク
 昔から男性の浮気に苦しむ女性は後を経ちませんよね。中には「男は浮気する生き物」と割り切っている人もいるかもしれません。...
恋バナ調査隊 2022-12-11 06:00 ラブ
「彼は運命じゃなかっただけ」涙腺崩壊!失恋時の友達神LINE
 何歳になっても、失恋は心を大きくえぐられるような痛みを伴いますよね。でも、つらい失恋の時期、友達からのちょっとした一言...
2022-12-11 06:00 ラブ