拡大するミスターコン 出場を目指すイケメンたちの目的は?

内藤みか 作家
更新日:2019-08-12 06:00
投稿日:2019-08-12 06:00
 大学のミスターコンがどんどん拡大しています。大学のミスコンというのは1970年代から開催されているのに対し、ミスターコンが始まったのは2000年代に入ってからとまだ歴史が浅く、最初の頃は慶應や東大などの有名大のみで行われていました。
 しかし、ここ2〜3年で一挙に拡大し、ポータルサイトに登録されているだけで27のミスターコンが。出場する彼らの目的を探ってみました。

こんなにいる大学のミス&ミスターコン出身有名人

 大学のミスコン出身の女子アナは数多くいます。有名なところでは、河野景子さん(1984ミス上智)中野美奈子さん(1999ミス慶應)、田中みな実さん(2007準ミス青山学院)などがいます。先日結婚を発表した滝川クリステルさんも1996年の準ミス青山学院なのです。大学のミスコンは女子アナの登竜門とも言えるかもしれません。

 ミスターコンからも榎並大二郎さん(2006準ミスター慶應)ら、男子アナを生んでいますが、実はアナよりも俳優になるケースのほうが多いのです。

 三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さん(2009ミスター慶應ファイナリスト)、大野拓朗さん(2009ミスター立教)と、今をときめくトップランクイケメンの名前が並びます。先日結婚を発表した古川雄輝さんも、2009年のミスター慶應なのです。

芸能活動への足がかり

 ミスターコン出場を夢見ているイケメン大学生何人かに話を聞いてみたのですが「男子アナになりたい」「芸能活動をしたい」という夢がある人が多いようです。

 ミスターコンに出場すると顔や名前を大勢の人に知ってもらえる機会になるし、ファンが増えるかもしれません。それに、もしかしたら芸能事務所からスカウトされるかもしれないし、男子アナとしての就活でも目立ちそうです。

いろんな経験をしたい

 さらに彼らが口にするのは「いろんな経験をしたい」ということ。確かにミスターコンテストのファイナリスト(1大学ごとにだいたい5人)になると、様々な広報活動を行うことになります。インスタグラムを用いたSNS運用も、それぞれにフォロワー数が可視化できるだけに、あれこれ知恵を絞るでしょう。

 さらにプロカメラマンの撮影やイベントへの登壇、各媒体からの取材や企業とのコラボなど、普通の学生生活では味わえない思い出がたくさんできることでしょう。

他大学の人と知り合いたい

 最近はミスターコンファイナリスト同士で集まる機会も多いようです。今までの交友関係が一挙に広がると、今後の就活での情報交換などでも便利でしょう。また、他大学のミスコンのファイナリストたちとも知り合えるのも、青春の美しい一コマになりそうです。

ミスターコンの楽しみ方は?

 では、女性の側から見たミスターコンの楽しみとはどんなものでしょうか。それは、まずはイケメンウォッチですよね! 面白いことに大学ごとにイケメンのムードが違うので、その大学がどんな感じなのかも透けて見えるような気がするのが、ミスターコンの面白いところ。

 彼らの多くはインスタグラムのアカウントを持っているので、フォローしておくとかっこいい画像が流れてくるので「いいね」するだけでも心が躍るし、この時期だと若々しい水着姿も拝めて眼福ですよ!

グランプリ予想も楽しい♪

 さらにディープに楽しみたいのなら、誰がグランプリを獲るのかを予想するのもいいでしょう。また、毎年、ミスターオブミスターといって全大学のミスターの頂点に立つ男性も選ばれています。なぜかそれを見ると桜美林大学率がとても高いんですよね。桜美林はひょっとしたらイケメンの宝庫なのかもしれませんね!? あと日大理工学部も髪を染めたイケメンが多くて、ときめきましたよ!

 ちなみに私は今年のミスター東大ファイナリストがみんなかっこよくて、ひたすら「いいね」を連打しています。最推しは山口航大さん! 速水もこみちさんとNEWSの小山慶一郎さんを合わせたような色気がたまらないんです! 皆さんも“推しイケメン”だけじゃなく、“推し大学”も見つけて楽しんでみてくださいね♪

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...
浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断
 出会いのきっかけとしていまや定番のマッチングアプリ。近年ではその出会いが結婚につながることも多いそうで、純粋な恋愛に活...
くらげ 2025-08-12 11:45 ラブ
浮気じゃないの!? 彼を疑った4人の末路。朝帰りで暴言→マジで仕事関係だった…
 好きな気持ちが強すぎて、彼氏の浮気を疑ってしまうときもあるでしょう。しかし、勘違いで責めれば彼氏に冷められるかもしれま...
恋バナ調査隊 2025-08-11 08:00 ラブ
駆け引き大失敗! 送って後悔したLINE3選。匂わせが「遊んでる女」認定で終わった
 好きな人の気を引くため、あるいは言ってほしい言葉を引き出すためにLINEで駆け引きする人もいるでしょう。でもその駆け引...
恋バナ調査隊 2025-08-10 08:00 ラブ