ヒィ…!おぢのメンヘラ長文LINEを一瞬で撃退。スナック嬢が返した文面とは?

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-12-06 06:00
投稿日:2024-12-06 06:00

おじさんもメンヘラ化する

 生きていればどんな人間でもメンヘラ化することありますよね。特に恋愛感情が絡んでいるとやらかしがち。これは女性に限った話ではなく、男性も同じです。そしてもちろん、スナックに来ているおじさんたちも同じ…。

 今回は私が初めてメンヘラおぢのメールを見たときのお話です。お姉さんの返事があまりに見事だったので、みなさんにもシェア!

  ◇  ◇  ◇

【神回の四コマ漫画】二日酔いがきつい…! スナックママ流3つの予防法。意外な「あの食べ物」が効果的?

おぢの「やらかしLINE」をかわすコツ

 みなさんも少なからず心当たりがありますよね。気を引きたい、心配してほしい、寂しい…。そんな気持ちから彼氏や夫に、鬼の長文を送りつけてしまったり、5秒とあけずに電話をかけまくったり。まったく同じことを、おじさん(おぢ)たちもやらかしています。

 百歩譲って若いとか、働き盛りで調子に乗っているおぢなら分からなくはないのですが、私の知る最高齢は、なんと70代後半。お姉さん宛に来たおじいちゃんおぢのメンヘラLINEは、女子と同じで思いっきり長文。しかも改行しないので、キッチキチの文字がズラーーっと並んでいました。

 正直、小心者の私なら返信するのに2日はかかるでしょう。じゃあお姉さんはどうやって返していたのかをみると、なんとたった3文! 短く、端的なものだけ。メンヘラ側に立ってみれば、相手が同じだけの文章を返してくれないとなると、余計に悪化しそうじゃないですか…。

同じ熱量で返さない、シンプルさが鍵

 ところが、返ってきたのはなんともシオらしい内容。「ありがとう」とお礼の言葉まで入ってるし。ひとつ前の長文を送りつけてきたのとは別人のようでした。

 おぢもお姉さんのことは好きなので、相手にされてないと感じると態度を軟化させるみたいです。勢いで書いちゃったって感じだったんですね。

 さて、これからクリスマスシーズンがやってきます。みなさんのところにも温もりを求めて元彼などからメンヘラLINEが来たり、またはみなさんが送る側になったりしやすい時期でしょう。そんな時はこの70代後半おぢの手のひら返しを思い出してください。

 きっと一対処法として使えたり、メンヘラ化を思い止まらせたりと役立つはずです。2024年の12月、みなさんがメンヘラとは遠い世界で幸せに過ごせるよう祈っています。

【登場人物紹介】

モジョ子:自信がほしい主人公。一人で落ち込むタイプのメンヘラなので、予後がマシ。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。メンヘラより更年期に不安。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ババア(婆)と言われ、架空の48歳妹になりすました73歳女に思うこと
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
蛙化現象わかったフリしてない?恋愛中でもどこか冷静な若者のリスク管理
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
台湾最高!くまのプーさん気分も味わえる「40女激オシ台湾産ビール」3種
 仕事の後のビールは、全てを忘れさせてくれる大切な存在。そんな1日の終わりに飲む1杯にはこだわりたいですよね。  そこ...
2024-03-07 18:25 ライフスタイル
うんざりするけども!目上の人の苦労話は“秒”で遮断するのはもったいない
「今の人は恵まれてる、昔はさ~」から始まる目上の人の苦労話、みなさんもうんざりするほど聞いてますよね。  その苦労話で...
戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...
コミュ力ゼロ、ママ友関係が苦痛でしかない…テッパン切り口&対処法
 子育てをはじめるともれなくついてくるのが、たくさんの人間関係。保育園や学校、ママ友との交流の機会が多いので、コミュ力の...
親を嫌いになってもええやん? 40女が手放せた“無理と我慢”
 早いものでもう2月。新年をきっかけに、今年こそは! と決意を新たにした方も多いのではないでしょうか。  筆者もそのう...
愛しいおんにゃの子に猛アピール♡“たまたま”君の恋の行方は
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
飛び立つのは怖いけど…いくつになっても思い切りって大事
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
世界的にフラワーバレンタインが来てる!愛の告白より感謝を伝える日に
 立春(2月4日)を迎え、暦の上では春。ですが、この記事を書いている最中にもテレビ画面には「本日関東地方は雪」ニュースが...
悔やまれる添い乳よ…子育てが落ち着いた40代ママが語る育児後悔エピ
 子育て期間中は、何が正解なのかわからないまま日々育児と向き合わなくてはなりません。しかも、子供によって成長の速さも性格...
入籍お知らせで赤っ恥!させていただきますはダメ、巷でよく聞く変な敬語
 日本語って本当に難しいですよね! 中でも、日本人ですら間違えてしまうのが、敬語です。    案外、正解を知っている...
朝寝坊にイチャイチャバレ…夫の実家に帰省した時の“珍”失敗談4つ
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
“万年毛玉ジャージ”のママ友ん家がレベチ!良くも悪くもドン引きしたエピ
 人は見かけでは判断できません。特に、相手の本当の部分が垣間見えるのが「家の中」です。  いつも綺麗な人なのに家がすご...
鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく…ここは夢と現実の境目
 鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく。眼を閉じて、橋と共に吹き飛ばされる自分を想像してビクッとする。  と思ったら...
発達障害児の長男 児童精神科で勧められた「プレイセラピー」を受けたら
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...