20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2025-01-14 06:00
投稿日:2025-01-14 06:00
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現すると、今の時代には不自然で老けて見えてしまうケースもあります。
 時短美容協会に所属する20代の筆者が昭和メイクに見えるアイラインの問題点を再現しながら、リバイバルメイクとの違いを紹介します!

1. 極端に太長く跳ね上げられたアイライン

 アイラインを引くときに微調整のつもりで目尻を少しのばしたら、なぜかどんどんラインが太くなり、跳ね上げがきつくなってしまった…なんていう経験はありませんか?

 リキッドアイライナーは使っているうちにだんだんと筆先が潰れて、細い線が描けなくなっていきます。

 また急いでいる朝や、鏡の前で力が入ってしまうときなど、つい「もっと長く、もっとシャープに」と、気づけば昭和感満載の目元に。でもこれらは昭和感が強い、古臭いメイクの原因です。

リバイバルメイクのコツは?

 リバイバルメイクでは、目尻をほんの数ミリだけ跳ね上げるのがポイント。

 目元がシャープで引き締まりつつ、自然にリフトアップされた印象を与えることができます。また、ブラックよりもブラウンやグレーの柔らかい色味を使うとで、現代風に仕上がり、よりナチュラルで洗練された印象になります。

 これだけで、昭和風のアイラインから脱却できますよ!

【読まれています】“即完売”のセザンヌ福袋5点セットで残念だったアレ。2948円→脅威の770円だったけれど【福袋メイク編】

2. 上下ともに縁取られたアイライン

 上下まぶたをガッツリ囲むアイラインも、昭和メイクの定番。

 目を大きく見せようと思って、上まぶただけでなく下まぶたにもアイラインを引いていませんか?

 下まぶたのラインが濃いと、目が強調されすぎてしまいます。汗や皮脂でにじんだ結果、「目の下がパンダ状態に…」なんて悲劇も。これもまた昭和感が際立つ、ケバ見えのメイクです。

リバイバルメイクのコツは?

 リバイバルメイクでは、下まぶたにアイラインを引く代わりに、柔らかいアイシャドウで目元をぼかすと良いでしょう。

 ブラウンやグレーなどのナチュラルな色を使い、目尻に軽く影をつけると、目元を自然に強調して目を大きく見せることができますよ!

 上まぶたはアイライン・下まぶたはアイシャドウでラインを引く場合は、下まぶたのアイシャドウの色に合わせてブラウンやグレーの柔らかい色のアイラインを選びましょう。

 目元に統一感が出て、より今っぽい垢抜けた印象になります。

3. インラインを強調しすぎなアイライン

 インラインを引くときには、ついまつ毛の隙間を埋めたくなりますよね? 力を入れすぎて、ラインが太くなりすぎていませんか?

 リキッドアイライナーを使うと力加減が難しく、ガタガタになったり、ラインが太くなったりしがち。気づけば「目が窮屈に見える!」なんて悲劇も。

「目元を引き締めるて強調する」はずが、古臭い昭和メイクに。

リバイバルメイクのコツ

 リバイバルメイクではリキッドライナーを避け、ジェルライナーの使用をおすすめします。

 ジェルライナーなら、柔らかくて細いラインが可能。目元が自然に引き締まります。

40代は昭和メイクの良さを活かしつつアレンジを

 昭和リバイバルメイクとは昭和のスタイルをそのまま再現するのではなく、現代風にアレンジを加えたメイク法です。

 アイラインの色や太さ・形を調整すると、時代遅れに見えず、洗練された印象を与えられます。

 重要なのは昭和メイクの良い特徴を取り入れつつ、現代のトレンドに合わせたアレンジを加えること!

 上手に使えば40代の色気を引き出すのが昭和メイクのメリットです。ぜひ楽しんでみてください。

(時短美容協会所属/野元玲杏)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


雨の日のアホ毛どう封印? バックに忍ばせたいスティックと“最後”の対策
 梅雨の季節ですね…。湿気で髪の毛がうまくまとまらない日々が続くので、女性にとっては憂鬱なことこの上なし。特に、アホ毛に...
品薄なヴァセリンパック。試しにバームを直塗りしたら“ギョッ”な事態に…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
BAの接客が苦手ですが何か?エトヴォス新作アイシャドーで意外なアプデ
 久しぶりにアイシャドーを新調しました。気になっていたETVOS(エトヴォス)のミネラルウォータリーシャドーです。 ...
40代、黒いおりものに不安MAX!もしや病気?薬剤師監修の原因と対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
“スキンケア迷子”必見! 更年期のワガママ肌へのご自愛ブランド3選
 40代、50代と年齢を重ねるに従って、避けて通りにくいのが更年期のあれこれ。悲しいことにお肌の状態も、体調次第で左右さ...
鏡が恐怖!白髪染めの色落ちにゲンナリ、1日でも長持ちさせるセルフケア
 40代といえば、白髪が気になる年代。白髪は染めても数週間も経てばすぐに色落ちしてくるのでげんなりしますよね…。何回も繰...
「白Tシャツの捨て時わからない」問題ついに解決!黄ばみ&ヨレの改善法
 清潔感があり、いろいろなコーディネートに着回しができる白Tは、毎日の着こなしに重宝しますよね! でも、いつも迷ってしま...
これはバグですか?美STの付録価格がお得すぎ。6,200円→1,480円とな
『美ST』6月号 特別版の付録は「ラブミータッチ スキンバリアナノミルク」の現品と、話題の微弱電流マスク「GENiS イ...
Tバックを試したい!意外と知らない種類&男性からの好感度5つ星評価
 40代になったら一度は試してみたいTバック! Tバックは大人の女性の魅力を引き立てて、男性からの好感度をアップするだけ...
ザラのヘアスプレー、えっ不良品!?「ZARA HAIR」セクシー髪叶うのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
生理前のめちゃ眠気はPMSが原因?【専門家監修】PMSの原因徹底解明
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代男性が“僭越ながら”大告白!アラフォー女性の3大「痛いメイク」
 メイクや髪型の変化にネイルなど、細かい部分は見ていないようで意外とチェックしているという男性たち。アラフォー女性に対し...
40代女性が嬉しかった褒め言葉 やっぱり「肌が綺麗」に勝るものなし?
 褒め上手な人は、人間関係もうまくいっている人が多いですよね。特に40代は子育てや仕事に忙しく、人と接する機会が増える世...
「運動したくないけど痩せたい!」は可能です。夢のようなダイエット術5選
 ダイエットといえば、「運動は不可欠」だと考えている人はたくさんいるはず。でも、中には運動が大の苦手という人もいますよね...
生理中、タンポンの経血モレは膣のゆるみを疑え?セルフチェック&膣トレ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
入学式のママコーデ失敗談5つ 黒スーツ×黒ストッキングでまさかの赤っ恥
 今年も、たくさんの子供たちが入学式で新たな門出を迎えました。でも、華やかでおめでたい舞台の裏では、ママたちがどんな入学...