子なし夫婦の「終活」ポイント4つと注意点。不安とリスクを減らす老後のために準備しておきたい

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2025-01-31 06:00
投稿日:2025-01-31 06:00

子なし夫婦の終活はこれで安心! 4つのポイント

 では、実際にどのような終活をすれば子なし夫婦が安心して余生を楽しめるのでしょうか? 4つのポイントをみていきましょう。

1. 介護が必要になった時の話しをしておく

 介護状態になった時にどうするかをしっかり話し合っておくことをおすすめします。老老介護で介護疲れにならないためにも、ある程度の資金を用意しておきましょう。一般的には500万円くらいの資金が必要といわれています。

 また、入院や施設を利用することになった場合の身元保証人などについても話し合っておく必要があります。

2. 遺産相続手続きをしておく

 両親や兄弟姉妹がいる場合でも、配偶者に全財産を相続させたいなら、事前に有効な遺言書を作っておきましょう。

 ただし、遺留分侵害額を請求される可能性もあるため、できれば生前に両親や兄弟姉妹を含む家族で話し合いの上、遺言書を作れるといいですね。

 配偶者が自宅に住み続けられるためにも、「配偶者居住権」を設定しておくこともおすすめです。 

3. 活用できるサービスについて調べておく

 終活には専門的な知識が必要になるため、事前に活用できるサービスのリサーチも大切でしょう。

 たとえば、施設入居や入院がスムーズになる「身元保証サービス」や、配偶者が認知症になっても財産管理や介護契約などを任せられる「任意後見人制度」、遺言書の作成をお任せできる「遺言信託」などがあります。

4. 持ち物の整理をしておく

 自分の死後、配偶者にとって負担となるのが故人の持ち物の整理。思い出が詰まった品物や、大量の荷物などを処分するのは、一人ではとても大変な作業です。

 負担をかけないためにも、少しずつ身の回りの持ち物の整理を進めておきましょう。

安心して老後を過ごすため子なし夫婦の終活は準備が大切!

 子なし夫婦の終活には、さまざまな不安が付きものですが、専門家に頼めるサービスなどを利用すれば、安心して終活を進められるはずです。

 ぜひ早めに終活を進めて、老後を思い切り楽しんでくださいね!

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


ザワザワする!本気or遊び「告白なし」で付き合う男性の心理
 男性に告白されていないのに親密な関係になると、なんだかモヤモヤしてしまいますよね。本当は告白されてから付き合うのが理想...
恋バナ調査隊 2022-04-28 06:00 ラブ
本命の男が貴女から去る言動 能ある女性は爪を隠しています
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-28 06:00 ラブ
“結婚は考えてない”と言う彼 怒りを呑み込んだ35歳女性の例
「結婚は考えてない」。恋人にそんなことを言われてショックを受ける女性が最近増えているようです。このようなことを言われたら...
内藤みか 2022-04-28 06:00 ラブ
あれ? 彼氏が負担に感じる…前向きな対処法4つを試してみて
 恋愛中には、時に彼氏の存在を負担に感じてしまうことがありますよね。そう感じている時は、自分をごまかしてもつらくなるだけ...
恋バナ調査隊 2022-04-27 17:19 ラブ
恋愛モード復活! 彼氏欲しい…恋人ってどう作るんだっけ?
「学生時代はすぐに恋愛ができたけど、今は好きな人すら見つからない」と悩んでいる方も多いはず。彼氏がいない期間が長ければ長...
若林杏樹 2022-04-27 16:49 ラブ
W不倫に溺れ、別居した元妻から婚姻費月10万円を請求された
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2...
30代40代大人の恋愛「きっかけのハードル」を下げてみない?
 大人になって恋愛の経験値が上がっていくと、付き合いはじめる前に「この人とは合わなそう」「この人はやめておいたほうがいい...
恋バナ調査隊 2022-04-25 06:00 ラブ
「長い不倫」の終わらせ方 “無知”ほど怖いものはありません
 恋愛は自由なもの。しかし、相手が既婚者となれば話は変わってきます。「出会ったのが遅すぎただけ」なんてセリフは、ドラマで...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:34 ラブ
元夫と肉体関係にある42歳女性「私は彼女でも妻でもない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-06-01 12:28 ラブ
罪悪感なく元妻を抱く男性「ソッチは嫌いじゃないですから」
「冷酷と激情のあいだvol.87〜女性編〜」では、元夫であるマサカズさん(仮名)と将来的な話が何もないままセフレ関係が続...
並木まき 2022-06-01 12:30 ラブ
夜の営みも“女優”であれ!離婚回避のために思考を切り替える
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。約8割のご夫婦が恋愛結婚ですが、離婚理由の男女とも第1位は「性格の不一致」。...
山崎世美子 2022-04-23 06:00 ラブ
男ウケのいい顔の特徴って?色気やフェロモンを感じる部位も
「男ウケのいい顔になりたい」と、思っている女性は多いはず。でも実際には、男性が感じる女性の「モテ顔」は女性が感じる感覚と...
恋バナ調査隊 2022-04-22 06:00 ラブ
「本命の女にはしないよ」一流男性が明かすシビアな検査項目
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-29 15:00 ラブ
急増する“貝男子”の生態 激戦を制しアプリでやり取りすると…
 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。  プロフィー...
内藤みか 2022-04-21 06:00 ラブ
性欲が強い男は“テカ顔”!?「夜の営み」改善は人相学にあり
 統計学のひとつに「人相学」というものがあります。顔立ちから“人となり”を判断するものですが、中には性欲の強い人に共通す...
恋バナ調査隊 2022-04-21 06:00 ラブ
ほっとけないよ! 男性が「何かやってあげたい」女子の特徴
 よく男性に食事を奢ってもらえたり、仕事を手伝ってもらったり、助けてもらえる女性っていますよね。自分自身も男性に、「やっ...
若林杏樹 2022-04-20 06:00 ラブ