「金運を上げる玄関」って? お金持ち宅の“テクニック”も参考にした生花の選び方

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-01-29 06:00
投稿日:2025-01-29 06:00

「米の値段がまた上がる!」がSNS界隈でバズっております。ワタクシの唯一の癒しでもある大好物(甘いもの系)のサイズや数量もめっきり小さくなっちゃって、「お前もか! 裏切り者!」と叫びたくなる気持ちを抑えるのに日々必死でございます。

 単に価格が上がっただけなのか、食糧難の世の中になる入口なのか…不安にかられて検索しているからか、オススメ動画は「金運爆上げ術」ばかり。頭の中が「HOW金運爆上がり」でいっぱいだとAIに見破られたのでしょうな(苦笑)。

 今回は「金運を上げる玄関って?」の解説です。

玄関は幸せの通り道

 運の良いも悪いも玄関から、とはよく聞くお話。

 運気を爆上げしたいのなら、一番の近道は玄関だけではなく、トイレや台所などの水場を清潔に保つことだといわれていますが、狭くてもキチンと整頓されている玄関は、運気以前に気持ちの良いものです。

 清潔さを保つのはもちろんですが、不必要な靴は片付ける、床には物を置かないなどもその一つです。

 開運アイテムは、床を這ってやって来る悪しき「気」の侵入を防ぐ「玄関マット」、悪しき気を跳ねのけ、陽気を呼び込む「鏡」、升に入れた「天然塩」、イキイキとした生命力という陽気が空間に放たれる「観葉植物」などがございます。

 その中でも金運に特化して申し上げると――。

【こちらもどうぞ】「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレのあれ”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

“金運を上げる玄関”のイチ押しは生花

 やっぱり、生花です。生きたお花があるだけで空間が瑞々しくエネルギーに満ち溢れます。

 丸い葉の観葉植物やアジサイの鉢物、今の季節なら、玄関前にパンジーやビオラの寄せ植えを置き、金運がやってくるのをお出迎えするのもオススメです。

 そして、今回ワタクシがオススメしたいお花の飾り方は2つ。

1. 赤くて丸い花

 赤色は「魔除け」や「招福」などの意味がありますが、風水では、幸せとお金を運んでくるのは「龍」だとか。

 そんな話をご存知のお金持ちの方は、龍をモチーフにした物や龍を呼び込むアイテムを置いていらっしゃいます。

 龍は「赤くて丸いもの」に目がけて飛び込んでくるとかで、ダルマでも日の丸でもなんでも効果があるとか。

 それならば、そもそも「陽」エネルギーの高い赤くて、金運の気を持っていて、丸いお花をおけば良くね? ということで、オススメは「ダリア」「ランキュラス」「カーネーション」「バラ」「ガーベラ」など。

 1本をさりげなく飾っても良いですが、花活けも楽しみたいのなら、数本の花を束ねた「ラウンドスタイル」はどうでしょう?

 吸水性スポンジを使うも良し。花瓶に活けるも良し。丸いフォルムになるようにイメージして制作してくださいませ。

2. 白&黄色の花

 あまりに有名な「西に黄色」のテッパンルールがございますが、「玄関に黄色」にも採用いたしましょ。

 これに最も相性が良いのが浄化の白。無駄使いの癖や悪しき気を白い花ではらうのが目的でござんす。

 コインを連想する丸いフォルムの黄色の花といえば、「ヒマワリ」「ガーベラ」、まんまるの「ピンポンマム」「ジニア」「栄華」なんて洒落た花言葉の「黄色のダリア」。これからの季節にはバリバリ元気で入手しやすくなる「ラナンキュラス」「チューリップ」が激推しです。

 量があれば良い、という問題ではございませんのよ。一本でも開運。

 なんなら玄関だけに限らず、どこに飾っても吉方なのでありますよ。

 お試しなさった方の金運がどうか上がりますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...
夕陽で赤く輝いて…黒猫“にゃんたま”は美しい絵のようだった
 にゃんたマニアにみなさんこんにちは! きょうは、初めての黒猫にゃんたまωです。  黒猫のにゃんたまって、真っ黒だ...
遠方に住む親が心配…介護サービスの上手な選び方&使い方
 遠方に住んでいる両親が介護状態になった時、多くの人が「大丈夫かなぁ……」と心配になるはずです。しかし、現代では親の介護...
ホステスの世界にもある「裏引き」という名の“闇営業”の実態
 世間をにぎわせた“闇営業”。「事務所を通さず仕事のオファーを受け、報酬を得る」行為は、夜のクラブでも存在します。店に許...
料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...
声かけが大切! 子どもの“やる気スイッチ”をONにする方法
 子どもの心スペシャリストとして子育て中のお母さんたちと接していると、「子どもにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか?...
夏休み中の子供たち…ママのイライラが沸点に達する瞬間3つ
 ただ今、小さな子を持つ世の母たちにとって恐怖の夏休みの真っ最中!!  子供にとってはとても楽しい夏休みなのですが...