夫が怒っている原因と“なぜか夫が不機嫌なとき”の対処法4つ

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-08-26 06:00
投稿日:2019-08-26 06:00

夫が不機嫌な時の対処法4つ

 ちょっと身勝手な不機嫌の理由から、「妻に明らかに怒っている」という不機嫌モードまで、男性がひねくれてしまうタイミングも多種多様です。そんな不機嫌にいちいち付き合っていられない妻が、取るべき対処法を4つご紹介しましょう。

出かけてしまう

「夫は口では“不機嫌じゃない”と言いつつ、オーラが不機嫌そのものです。そういうオーラをまとっているんです(笑)。でも、それを指摘すると、“そうやって不機嫌って言うから、こっちも気分を害すんだろ”と逆ギレしてきます。でも、気になりますもんね。だから私は出かけてやるんです。友達と居酒屋に行ったりとかして、気分良く帰ってきたところでお土産は事務的な感情で忘れずに(笑)。不機嫌な時は一緒にいない方がいいんですよ」(Mさん・31歳女性)

  ◇  ◇  ◇

 距離を強制的に置くというのが、お互い冷静になれる瞬間だと語る女性。言い合っても解決しない理由なき夫の不機嫌は、とりあえず逃げてしまうのもアリでしょう。

普通に話しかける

「夫の不機嫌モードに、こちらもつい不機嫌になりそうですが、あえて“コーヒー飲む?”など普通の会話をします。気を遣ったのに“いらない”とか言われてしまうこともあるんですが、そういうことに気づかないあたりが“幼いんだな”と思って、それで終わりです。夫の大人気ない不機嫌モードに“八つ当たりできる対象がいて幸せ者だね”と心で思ってます(笑)」(Uさん・34歳女性)

  ◇  ◇  ◇

 心の中で「ムカつく!」と夫に合わせて不機嫌になるのは自由です。が、その場で口論をしてもお互いエスカレートしてしまうので、「普段と変わりなく接する」という女性も多いようでした。「後日談としては、夫がいないところで“ご褒美のスイーツ“などで、無理やりにでも感情のバランスをとっているんです。家族がそれで平和なので」との声も。

相手に合わせて不機嫌になる

「一緒に住んでいる人がいるのに、その人の感情を振り回すことをしてはいけないと感じます。だからこそ、夫が不機嫌なら私も不機嫌になります。集団行動ってそういうものですよね。誰かだけが気を遣っていたら、いつかは壊れてしまうはず。お互い気がすむまで八つ当たりし合って、これという謝罪や仲直りはなく話し出したりします(笑)」(Iさん・42歳女性)
  ◇  ◇  ◇

「目には目を 歯には歯を」という言葉があるように、夫が不機嫌になり始めたら自分も不機嫌になるという手段もオススメ。しかし、要領を間違えれば喧嘩に発展することにもなり、気力と体力が続くかどうかが問題になりそう。

完全に割り切る

「よく私の夫は、“気分屋だね”と私のことを指摘します。私からすれば、夫も負けず劣らずな気分屋です。だからこそ、いちいち咎めていたらこちらの身が持ちません。言葉に出さずとも、“不機嫌モードね”と割り切ります。そうすると、八つ当たりをしていた夫もつまらなくなったのか、不機嫌を表情に出すことを最近やめました」(Kさん・54歳女性)

  ◇  ◇  ◇

 夫が不機嫌であることを気にしないようにする、ということです。「不機嫌の理由を打ち明けないのだから、私が解決する必要がない。だから、何もしない」という女性もいて、みなさんうまく夫の不機嫌に立ち振る舞っているようです。

夫の不機嫌をいちいち気にしないこと

 誰だって人間ですから、朝と夜では考え方や感情にも違いがあるでしょう。気候やその時の状況によっても、感情のあり方は変わるはずです。

 夫の不機嫌に対して、「なんでそんな不機嫌なの?」と態度の改善を求めることは、夫の負担になることも。夫も人間ですから「なんで怒っちゃいけないの?」と思っているかもしれませんし、「君のためにいつも笑顔でいればいいのね」と、さらに怒らせる原因になることも考えられます。

「夫に常にニコニコしてほしい」と望むのは妻の言い分です。夫にも夫の感情が存在します。だからこそ、夫が不機嫌な時は適度な距離をとったり、うまく交わせるようになれるといいですね。

 妻である自分自身、夫から表情や言い方にういて「もっと楽しそうにできないの?」と指摘されたらムカつきますよね。お互いに深く干渉するのは、いくら夫婦でも疲れてしまうはず。「夫が不機嫌らしい」程度に受け取り、考え込まないくらいが、夫婦間ではちょうどいいのかもしれません。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


初めての“女風”。セラピスト100人を熟考、相手の決め手となった一文は…
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で男性経験がないながらも、性的関心だけは人並み以上...
mirae.(みれ) 2024-09-15 13:53 ラブ
彼氏宅“おうちデート”で見るべき場所5選。「トイレが汚いのはダメ男」と納得できるワケ
 今回は、イイ感じの関係になっている男性からおうちデートに誘われたときに見るべき場所・ポイントを紹介します。部屋を見れば...
恋バナ調査隊 2024-08-25 06:00 ラブ
「ウチのは、過剰なルッキズム信仰」美に固執する妻からの“加齢臭いじり”に疲れ果てる54歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.210〜女性編〜」では、結婚11年目を迎え、年齢に伴って見た目がどんどん老いていく夫に切実な...
並木まき 2024-08-24 06:00 ラブ
加齢臭も漂う夫は「ザ・おじいさん予備軍」。生理的に厳しいと訴える46歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-24 06:00 ラブ
夫の疲れたアピールあるある4選「はあ~疲れた~」って喧嘩売ってるの?
 夫の「疲れた〜」という口癖、無性にイライラしますよね。仕事後や家事の後に「はあ〜、疲れた〜」と言われると、「いちいち疲...
恋バナ調査隊 2024-08-24 06:00 ラブ
昭和脳の恋愛観プレイバック6選。アップデートしてますか?
 時代とともに移り変わっていく、恋愛観。令和の今では「はあ?」と思うような恋愛観が、昭和の時代には「そうそう」だったケー...
恋バナ調査隊 2024-08-24 06:00 ラブ
女優の早見あかり《幸せ》《感謝》を並べた離婚報告に違和感。“言葉どおり”になぜ受け取れないのか
 元ももいろクローバーメンバーで女優の早見あかり(29)が20日、自身のインスタグラムを更新し、離婚を報告した。 ...
『虎に翼』に共感。40歳の私が“夫婦のようなもの”を選択した理由
 8月22日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)が結婚を止め、“夫婦のような...
アラフォー夫婦が抱える不満の種。旦那のイラッ、妻のイライラッ6選
 幸せそうに見えるアラフォー夫婦にも、少なからず互いに不満はあるもの。しかし、大人であるゆえ「喧嘩にならないように」と我...
恋バナ調査隊 2024-08-23 06:00 ラブ
女風の指名に異変? 20代イケメンより30代セラピスト推しの人妻が増えるワケ【経験者談】
 今や女風(女性用風俗)は都内だけで100以上のサイトがあり、需要も定着しつつあります。  最初のうちは20代のイ...
内藤みか 2024-08-22 06:00 ラブ
不倫疑惑の夫を揺さぶるカマかけフレーズ6選。キョドったらクロ確定!?
「もしかしてうちの夫、不倫してる?」と疑いを持っても、スマホをチェックしたり尾行したりするのはハードルが高いですよね。 ...
恋バナ調査隊 2024-08-22 06:00 ラブ
不倫やらかして幸せになれると思うなよっ! サレ妻たちによる決死の制裁LINE10選
 夫に不倫されてしまった「サレ妻」の女性は、毎日悲しくて涙に暮れる日々を送っているかもしれません…。でも、中には、男性た...
恋バナ調査隊 2024-08-21 06:00 ラブ
40代でもマッチングアプリでモテる方法。“テッパン4つ”を試してから止めても遅くはない!
 平成中盤までは、「若者が出会いを求めて使うもの」という印象だったマッチングアプリですが、令和の今では、大人の世代もマッ...
恋バナ調査隊 2024-08-21 06:00 ラブ
彼氏の恋愛温度が低いワケ&3つの改善点 好きな感情は私だけですか?
 彼の恋愛温度が低くて、「自分だけが好きなんじゃないか」と不満や不安を抱いていませんか? そんな場合でも彼が悪いのではな...
恋バナ調査隊 2024-08-20 06:00 ラブ
経験人数、手をにぎにぎ、下ネタ炸裂…タカが外れたのか? 勘違い男たちの“婚活セクハラ”5選
 婚活をしている女性なら、1度はセクハラのような言動を受けた経験があるのではないでしょうか? 結婚を視野に入れた出会いだ...
恋バナ調査隊 2024-08-18 06:00 ラブ
旦那が突然家出!不倫、たびたび追い込まれる、夜のアレ…非常事態下で繰り広げられた夫婦のLINE
 ある日突然、旦那が家出したらどうしますか? 大喧嘩をしたなど、家出したきっかけが明確であれば別ですが、それ以外であれば...
恋バナ調査隊 2024-08-17 06:00 ラブ