更新日:2025-03-29 06:00
投稿日:2025-03-29 06:00
“中年の恋”ってこんなもの?
「私たちっていわゆる“中年の恋”ってやつですよね?
もう酸いも甘いも噛みわけてきた年齢ですから、もっとスマートに関係が進んでもいいはずなのに、彼はすごく思わせぶりなんですよ。
会えば手も繋ぐしキスもします。体の関係もあるのに、告白はしてきてくれない。
お互いの飲み仲間にも紹介しあったので、おそらくみんな私たちが付き合っていると思っているはず。
でも実際には、友達以上恋人未満の関係だから、将来の話は怖くて言い出せないんですよね…」
典子さんはダイスケさんを「彼がその気になってくれるなら、結婚してもいい」相手として認識しています。
しかし、ダイスケさんに2人の関係をそれとなく尋ねても、怪訝な顔をされるだけで、前に進む気配はありません。自分の立場は何なのかと不安は募るばかりで…。
こんなに面倒だったっけ?
「彼もしっかりと“中年”なのに、女性に対して思わせぶりだなんて、本当にしんどいですよ。
正直、私は新しい相手と関係を育てていくことに年齢的なリミットも感じています。だから、ダイスケさんと“ちゃんとした関係”になりたいだけなんです。
恋愛って、こんなに面倒なものでしたっけ?
あーあ、彼は何を考えているんでしょう。ちゃんとケジメをつけてくれるって期待していただけにガッカリです。
このまま思わせぶりな関係が延々と続いていくのは嫌。他の人じゃなくてダイスケさんと“恋人”として向き合いたいのに。
私は、どうしたらいいのでしょうか…」
◇ ◇ ◇
苦しそうに眉を寄せる、典子さんの表情はまさに恋煩いそのもの。いったい、ダイスケさんは典子さんとの関係性をどう受け止めているのでしょうか。
ダイスケさんの真意がわからず、日々ため息ばかりが増えているそうです。
関連記事
- 婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】
- 増えるアラフィフからの婚活。60代男性とお見合いした50代女性が悟ったことは?
- 初夜は入籍初日。再婚した夫の要求に絶望する39歳女性「まだ4カ月、でも離婚したい」【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】
- 【ダイスケさんの冷酷と激情のあいだ】「ポイ捨てよりマシ」結婚対象外でも女性の誘いに応じる52歳男性の奇妙な優しさ
- 「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性【冷酷と激情のあいだ〜男性編~】
- 私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
ラブ 新着一覧
「ホス狂い」という言葉があります。ホストクラブのホストに夢中になる女性を意味するのですが、彼女らはなぜ「ホス狂い」と呼ば...
二人でデートや、旅行にも行くのに彼氏彼女というはっきりとしたものはなく、あいまいな関係にモヤモヤすることってありますよ...
皆さんは「オープン婚」を知っていますか? 海外では浸透しつつあるオープン婚は、日本人の結婚感の常識を根底から覆す夫婦の...
こんにちは! 林知佳と申します。恋愛って悩みますよね、分かります。27歳の時に大失恋して、占いに30万円注ぎ込み、占い...
不倫は、世間的には「いけない行為」として捉えられていますね。でも、不倫をやめたいと思っていても、人は誰かを好きになって...
2022-08-23 06:00 ラブ
夏になると、年齢や性格問わず多くの人が開放的な気分になりますよね! 高揚した気分で楽しい恋愛の真っ最中の人もいるでしょ...
仲の良いカップルを見ていると、自然と肌に触れ合う回数が多いことに気がつきませんか? 愛情表現のひとつであるスキンシップ...
不倫や浮気はいけないとわかっていても、どうしても燃えてしまう……。そんな沼にハマって、なかなかやめられない人は多いよう...
最近は晩婚化が進み、アラフォーから婚活をはじめる女性も増加傾向にあります。しかし、年齢を重ねてからの婚活ゆえに周囲から...
多くの既婚女性は、目の前に魅力的な異性がいても、特別なアクションを起こそうとは考えないでしょう。
しかし何気ないき...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。モテ女になるためのノウハウはSNSの普及により、いつでもどこでも学べる世の中...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.104〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った男性・マコトさん(仮名)が、天気や下ネタなどい...
せっかく好きになった彼氏とお付き合いをするなら、お互いに心を開いて自然体でいられる関係に憧れますよね。しかし、恋愛の相...
結婚したときは、誰もが「この人とだったら一生添い遂げられる」と思っているもの。しかし、実際にはさまざまな理由で離婚して...
シングルマザーの子どもが内縁の夫に虐待される……。そんな悲しいニュースを私たちは何度も目にしています。
ひどい男に...