美女に「あんたはハエよ」! ベテランママが放った“超ひどいけどギリ笑える”言動3選

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2025-04-18 06:00
投稿日:2025-04-18 06:00

ママ、その言葉は優しさなの…?

 みなさんのイメージでは、スナックのママたちってどんな感じでしょう? 人生の先輩で、何か気の利いたことを言ってくれる優しい人? それは確かに合ってるのですが、わりとギリギリな発言や行動も多かったりするんですよね。

 今回はここ最近見聞きしたもので、記事にできる範囲のものを3つピックアップしてみました。ギリ笑えると思ってもらえますように……!

  ◇  ◇  ◇

【神回の四コマ漫画】あの「信頼してるよ」は嘘、本当どっち? 本音を見分けるひとつの方法

ギリギリ笑える危うさと鋭さも魅力!?

【1】ベテラン常連客を仏あつかい

 どんなことがあっても人の悪口を言わない、本当に素晴らしい人格者のお客さんがおり、私も会うたびにいろんなことを教えてもらっています。

 このあいだ私が「でも絶対絶対120%自分が悪くないって状況の時はどうするの?」とグチグチ言っていたら、「それでも自分の見る目がなかったと思うだけで、相手のことは何とも思わない」って言うんです。その考え方ができるようになるまで、道のりは遠いなと思っていたらママが一言。

「普通の人間には無理なのよ、あなたは仏に近くなってるからそう思えるの」。病気から復活したばかりのおじいちゃんに何を言うんだ(笑)。

【2】カラオケのボリュームを下げる

 スナックの客さんは基本的にどこかで一次会をやってからいらっしゃるので、みんな酔っ払いです。なのでカラオケがもうめちゃくちゃだったりします。何回も同じ歌を入れたり、めちゃくちゃ音を外してたり。

 それでも楽しく盛り上がってる時は、私は何とも思わないのですが、マスターはお気に召さなかったようです。いつもいるカウンターからスッとカラオケの機械がある方へ歩いていき、マイクのボリュームを黙って最小まで絞りスタスタ戻っていくではありませんか!

 お客さんも笑っていたからいいものの、ギリギリアウトだったかも……?

【3】美女をハエ呼ばわり

 その日来ていた女性のお客さんが、ママに「あんたはハエよ」と言われていたのを聞いたときは、一瞬お酒が喉を通りませんでした。もしかしてこのまま空気が悪くなるのではと思いましたが、そのお客さんは「そうなのよ~!」と笑って顔の前で手をすりすりし始めました。

 よくよく聞いてみると、信じられないくらいのクズ男にはまっていて、本人もそれを自覚しているらしいのです。「クソみたいな男にたかるハエよあんたは。いくらでも花と生きる蝶になれるのに、好んでハエでいるのよこの子は!」と説得されていたようです。それにしても言葉のチョイスよ……。

 お酒が入っていなければ怒られるかもしれないギリギリ発言&行動。今後も面白いものがあれば記事にしていきたいと思います!

【登場人物紹介】

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。おっとりしているが毒舌。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。女の子たちを厳しくも優しく導く。本人は認めないが、天然疑惑あり。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


おうち時間を豊かに!初心者に勧める芳香浴とアロマオイル
 再びおうち時間が増えてきた今、自宅での時間を豊かにするなら、アロマオイルを活用するのもおすすめです。日本でもなじみが深...
失敗は多いほど得? 失敗談を語れる人ほど価値が高まる理由
 突然ですが「失敗」と聞くとどんなことを思い浮かべますか? ただの言葉として受け止める人もいれば、すごく怖い体験を思い出...
尊さの極み…青空に映える楽園島のツートップ“にゃんたま”様
 きょうは、にゃんたまの楽園でチャトラのツートップωωにロックオン♪ 青空に映える見事なにゃんたまです。  手入れ...
春の訪れと幸運をもたらす…強くてたくましく美しい「水仙」
 ワタクシの実家の裏にある小高い丘の上に、近所から「天神さん」と呼ばれ、親しまれている神社がございます。  今では...
仕事に遅刻! 信頼を失わない言い訳&連絡時のビジネスマナー
 社会人でも、寝坊をして遅刻をしてしまった経験がある人も多いでしょう。でも、会社に勤めていると、遅刻した際に大人として正...
“にゃんたま”は神様の化身?幸せを呼ぶまあるい鈴カステラ
 あけましておめでとうございます。今年も「にゃんたま詣」でスタート!  神社で動物に出逢うのは、神様の歓迎サインと...
ご祝儀は新札しかNG? 土日の入手方法やアイロンでの作り方
 友人の結婚式が近づいて、美容院の予約やドレス、靴の手配まで完璧なのに「ご祝儀の新札がない!!」と焦った経験はありません...
来年は猫年じゃない? 干支に入れず恨み節の“にゃんたま君”
 昔、神様は元旦に動物たちにあいさつに来るよう言いました。12番まで先着順に、年の動物になれるという大イベントでした。 ...
本当に自分のために? 素直に聞くべきアドバイスの見極め方
 昔から「素直さは大切」だと言われます。大人になっても素直さを忘れずに、周囲のアドバイスを聞き入れられる人のことは尊敬し...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #3
 投資していた友人の失脚により、K社長はブラックな債権者から追われる身となりました。  社長は行方をくらまします。...
縁を切るべき友達の5つの特徴&上手に縁を切る方法とは?
 どんなにコミュニケーション能力が高い人でも、「苦手だな」「付き合いにくいな」と感じる人は、誰にだっているもの。仕事の付...
後ろ足で器用にポリポリ…一緒に“にゃんたま”も揺れちゃうの
 きょうは、首元がカユ~イにゃんたま君です。  首を掻くのに、うしろ脚を使うなんて…ニャイす!  一本だけ爪...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #2
 自分の作品がヘアヌードブームに引っかかることも、世間はこんなにエロが好きで、女性のヌード=男性の下半身への奉仕物、と見...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #1
 女が脱ぐ仕事をするのには、いまも昔も危険や煩わしいことが付きまといます。  私自身、音楽をやっていた頃に自分の作...
お葬式に黒いタイツはダメ?寒い日の防寒対策&喪服のマナー
 真冬にお葬式に参列することになった時、黒のストッキングでは足元が寒いことってありますよね。でも、暖かい格好で行こうと思...
配信者にとっては厄介!「察してもらいたい欲」がすぎるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...