母の日の贈り物を“受け取り拒否”する姑たち。花屋が「令和の嫁」トリセツを提案します

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-05-21 06:00
投稿日:2025-05-21 06:00

お姑さんが「大人」になった方が幸せな時代

1. 「嫁は夫をたてるもの」ではございません

 共働きが当たり前の世の中、女性も家庭以外の場所でも闘っております。自己主張が強く嫁が頼もしくなるのは当たりまえ。

 贈られてきたプレゼントが息子夫婦の連名や、息子の名前でなく嫁の名前のみが書かれていてもモヤっとせずに「気にかけてくれてありがとう」とポジティブに考えた方が幸せでございます。

2. 「近くに住んでいるなら直接持ってきてこい」ではございません

 サプライズ? それとも直接だと恥ずかしいから? と思っていた方が幸せでございます。

 置き配でも腹を立てはいけません。コロナ禍を経た、令和の世では置き配が基本なエリアもあるくらいです。

3. 「私の好みを知らないの?」ではございません

 たとえ自分の好みに合わなくても、お嫁さんが自分の好きなものを贈ってくれたんだ、とありがたく思いましょうよ。ご自分がお嫁さんに何かあげるときの参考になる、と思えば気が楽です。

4. 「母の日には遊びきてよ」ではございません。

 そもそも「姑から嫁への直接連絡」は嫁からすれば結構なハードルの高さでございます。

「母の日」が近づいただけでも「何かしなきゃいけないのか」と憂鬱になるお嫁さんもいるくらいです。お姑さんは受け身ですから、寂しいかもしれませんが無用なプレッシャーは禁物。フラットな気持ちで楽しく一日をお過ごしになった方が幸せです。

何事も「適度な距離感」ですのよ

 基本的にほとんどのお母様は花が届くと満面の笑みで「ありがとう」と喜んでくださいます。

 そんなお母様はおそらく「お嫁さんは自分が私が育てた息子が選んだ女性。不満と思うのは息子を不満と思うのと同じ」と悟っているのかもしれません。

 全てはアッサリサッパリと「適度な距離感が肝要」と実感する花屋でございます。

 お嫁さんもお姑さんも心穏やかに毎日過ごしてくださいますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜!!

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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