更新日:2025-05-31 06:00
投稿日:2025-05-31 06:00
生活レベルを上げようとは思わない
「生活ってお金をかけようと思えば、いくらでもかけられるじゃないですか? 俺は、日々の出費も労力もできるだけ小さくしたいんですよね。なんなら俺、毎日もやしだけ食べるような生活だって文句は言わないですよ。
俺のほうが美幸ちゃんよりも稼いでいますけど…。だからといって今よりも生活レベルを上げようっていう気持ちにはならないですね。できるだけお金を使わずに生活を送る。そのほうが俺にとってはストレスがないんです」
最近では美幸さんの態度が、日ごとに意固地になっている気がするとため息をつくレイジさん。
再婚しなければよかった?
夫婦仲は結婚3年目にして、早くも危機を迎えていると感じているそうです。
「再婚しなければよかったですかね〜…。老後を考えたときに、ひとりで居るよりもふたりのほうが楽しいかなって思ったんですけど。やっぱり生活水準や生活スタイルとかって、人によって違いますよね。
美幸ちゃんの笑顔なんてもうしばらく見ていません。夫婦仲は悪いほうだと自覚はあります。だからね、家にいてもなんだか居心地が悪くって。でも出かける先もないので、基本は俺も家にいますけど。
ひとり暮らしを続けていたほうが、気楽な毎日だったかもしれないなぁ…」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
関連記事
- 45歳女が“夜の営み”作戦に悔やむワケ。友達夫婦の話に刺激されて…【冷酷と激情のあいだ~女性編~】
- 「浮気は絶対に許さない」夜、年下妻をチェックして…58歳夫が信じる不倫防止策【冷酷と激情のあいだ~男性編~】
- ホステス引退の理由、“年齢のせい”は意外と少ない? ダントツで多いのはやっぱり…
- 【美幸さんの冷酷と激情】「生活費は10万しかくれない」夫が“セコ過ぎる”と嘆く43歳妻。お金も家事も私ばかり…と不満が募る日々
- アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」【冷酷と激情のあいだ~女性編~】
- 食事は私と“推し”のデートだ。男たちよ、どうでもいい愛の言葉より目の前の寿司を見ろ
ラブ 新着一覧
ずっと思い続けていた男性と付き合えることになれば、誰だって嬉しいものです。しかし、中には彼のことをよく知らないまま好き...
女性と同じく、男性にもそれぞれ好みやタイプがあります。「人は見た目じゃない」とも言いながらも、中には明らかに女性を見た...
人生に何度か訪れる「モテ期」を経験したことがある人も多いでしょう。中には「私のモテ期は終わった」なんて、思っている人も...
彼氏ができたら休日のたびにデートしたり、まったりとおうちで過ごしたいと考えている女性が多いでしょう。しかし、男性の中に...
「セフレと本命の彼女の違いってなんだろう……」
友人のアラサー女子に相談されたのですが、皆さんはどう答えますか? そ...
鬼嫁は常に自分のことしか考えず、夫は「自分のために存在している人」でしかない様子。金銭的な面についても、“結婚”という...
大好きな彼氏がほかの女性と浮気をしていたら、本当に辛く、傷つきますよね。でも、感情に任せて責めたところで、逆効果になっ...
人を好きになる気持ちは、自分でコントロールできるものではありません。たまたま好きな人が彼女持ちだった……なんてこともあ...
世の中の男性たちは、彼女のことを「可愛い」と思う瞬間、愛情がさらに深まっていくそう。そこで今回は、彼氏が彼女を「可愛い...
片思いがなかなか進展しないと「辛い」と感じてしまう人もいるでしょう。また、相手の男性との距離感がわからず、悩んでいる人...
女性から男性に夜のお誘いをするのは、なかなか勇気がいるもの。「断られたらどうしよう」「ドン引きさせるのでは?」と不安に...
昔から、男性は「女性の涙に弱い」と言われてきました。でも実は、“女性の涙”といっても、状況によって男性が感じる感情は大...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.66〜女性編〜」では、夫の浮気が発覚し、別居までは進んだものの、離婚には応じてもらえず苦悩を...
恋は、いつどんなタイミングではじまるかわからないもの。中には、好きになった人に彼女がいて、図らずも略奪愛という形になっ...
あなたは今まで、「この人とは、なんだか不思議と縁を感じる……」と思った経験はありますか? そんなふうに“縁”を感じられ...