更新日:2025-06-07 06:00
投稿日:2025-06-07 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
42歳、バリキャリだけど家計は火の車
42歳の絢子さん(仮名)は、同世代の夫・コウタさん(仮名)とふたりの娘とともに4人で暮らすバリキャリ系のワーキングママ。ダブルインカムなので世帯収入は平均よりも高いものの、昨今の物価高によって家計は火の車だと話します。
「夫はわたしより2歳年上。まぁほぼタメみたいな感じですから、金銭感覚的には近いはずなんです。
今って、なんでも値上がりしちゃっていて娘たちにかかるお金もそうですけど、10年前と同じような生活水準を保とうと思ったら、都心に住んでいるとかなりキツい。
もともと私も夫も、どちらかと言えば見栄っ張りで、見栄のために仕事を頑張っているようなところもあるので、低層の高級マンション暮らしと高級車は夫婦ともに譲れない部分っていうのもあるけれど、ここ1年は本当に家計がしんどいんです」
恵まれているように見えても
実態を知らない周囲からは、かなり恵まれた環境にいると思われがちだと話す絢子さん。しかし、年に2回の海外旅行を継続しつつも高級マンションの家賃と高級車の支払いに追われ、内情は常にカツカツだとため息をつきます。
「節約するって言っても、みみっちいことはしたくないの。毎日の食費を500円削ったからと言って、ウチの場合は家計がそこまで楽になるわけでもないし。
それよりも、たとえばこの前も恒例のハワイに行ったんですけど、以前なら金額なんて気にせずに好きなものを食べて、好きなものを買ってたのに。
今はレストランに入るとまずメニューの価格が気になるし、ハイブランド品を買うにしてもお金の計算から入らなくちゃいけないし…。そういうのがすごくストレスなんです」
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.53〜女性編〜」では、なんでも自分に質問してくる夫に嫌悪感を抱き始めた妻・Yさんの苦悩をご紹...
この間まで優しかったはずの彼氏が、急に冷たい態度になったら誰だって戸惑うものです。「嫌われたのかも……」と、不安にな...
気になる男性ができた場合、女性から積極的に告白していいのか悩むところですよね。今回は、女性から告白する最高のタイミング...
好きな人と付き合えたら、それですべてがうまくいくとは限りません。時には、「彼氏に会いたいけど、なんだか気まずい……」と...
恋愛や結婚で幸せを掴むために、「本当に相性がいい人を見つけたい!」と思う人は多いですよね。でも、実際のところ、どうやっ...
好きな人の前では魅力的でありたいですよね。そのために、相手の好みに合わせるべきか否か、とても気になります。少し油断して...
40代になって、かつての同級生たちから届いた同窓会のお知らせ。「初恋の相手は変わっていないかな♡」なんてドキドキしなが...
結婚相手を探しているのに、「価値観が合う人がなかなかいない」と悩んでいる人は多いですよね。実際に、結婚相談所などでも多...
男性からアプローチされるのは嬉しいものですが、相手が彼女持ちとなれば話は変わります。たとえ、自分が気になる男性だったと...
恋は、いつどんなことがきっかけで始まるか予測できないもの。中には、好きになった人に彼女がいた……なんて経験がある女性も...
イケメン男性と出会った時、「カッコいい!」と思いつつも、「どうせ彼女がいるだろう」と諦めてしまう女性は多いでしょう。で...
告白をされたわけではないのに、「もしかしてこの人と付き合うかも?」と付き合う予感を感じたことはありませんか? 今回は、...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.52〜女性編〜」では、夫婦問題に無関心すぎる義母への不満を募らせる妻・Eさんの叫びをご紹介し...
初デートの際、スマートなエスコートをしてくれる男性は魅力的に映るものです。しかし、それだけ恋愛経験、女性経験が多いとい...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...