永野芽郁「キャスター」“静かにフェードアウト説”一蹴!主演映画も絶好調で“稼げる女優”の底力発揮

更新日:2025-06-10 17:03
投稿日:2025-06-10 17:00

 民放テレビ局「JBN」の報道局を舞台にした社会派エンターテインメント・TBS日曜劇場『キャスター』が、6月15日にいよいよ最終回を迎える。報道番組「ニュースゲート」で阿部寛(60)扮する型破りなキャスター・進藤壮一が、周囲を巻き込みながら真実を追求し、社会の闇を暴いていく。そんな進藤のやり方に疑問を感じつつ、困惑しながらも協力して番組制作に奔走する総合演出・崎久保華を永野芽郁(25)が演じてきた。

「『キャスター』がスタートして間もなく、永野と田中圭(40)の不倫報道を『週刊文春』が報じたことで、永野は2026年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を出演辞退で降板したり、CMが削除される“危機”に直面しました。『キャスター』に関しても、SNSなどでは《永野の出演シーンが減った気がする》《永野の代わりに佐々木舞香の出演シーンが増えている》といったコメントが散見されています。このまま出演シーンがどんどん減って“静かにフェードアウトするではないか”という見方が出ていました」(テレビ誌ライター)

 確かに、6月1日放送の第8話では、永野との熱愛が報じられた韓国人俳優キム・ムジュン(28)の出演シーンが減り、代わりに学生アルバイトADの戸山紗矢役を演じる佐々木舞香(25)の出演シーンが増えた、とも報じられた。実際、普段は報道フロアで補助的業務をしている学生アルバイトが、山奥で寝泊まりをしながら過酷な取材を行なう様子は違和感があった。永野の出演シーンが減っていく前段階にも見えたが、8日放送で佐々木の出番は前回よりも少なく、“通常運転”に戻っていた。

■“学生アルバイト戸山”の取材シーンはたまたまか

 永野の出演を減らし、佐々木の露出が増えたように見えたのは「ドラマの流れで、たまたまだったのでしょう」と話すのは、ドラマ制作関係者だ。

「第8話の永野さん出演シーンの撮影が行われたのは、3月下旬で、不倫の第一報が報じられたのは4月下旬です。第8話の編集がその後に行われたとしても、ドラマのストーリーや演出上、永野さんの出演シーンを大幅にカットするのは難しいと思います」

『キャスター』は初回で平均世帯視聴率14.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、今期連ドラでトップの数字を叩き出した。それが第8話で1ケタに突入したことで、“いよいよ危険水域か”みたいに騒がれているが、数字が下降路線を辿ったのは永野のせいだけではないだろう。

「放送開始当初は、阿部の久々となる日曜劇場の主演ということもあり、予想通りの高視聴率でしたが、ご都合主義のストーリーや、ニュースキャスター役なのに滑舌が悪くセリフが聞きづらいなど、ツッコミどころはいろいろありました。ドラマが低調な原因は複数あります」(前出・ドラマ制作関係者)

 そもそも、永野は超逆風下にあった5月16日公開の主演映画「かくかくしかじか」が興収10億円に迫る“稼げる女優”だ。ドラマ最終回の15日は“これでもか!”と永野の露出が増えるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 永野も主演を務めたNHK朝ドラで今、「あんぱん」で大人気の豪ちゃんこと細田佳央太の復帰説が注目を集めている。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

エンタメ 新着一覧


押しかけ暴走気味の愛助(水上恒司)とスズ子の恋もいよいよ
 神戸への巡業の帰り、スズ子(趣里)は久しぶりにはな湯を訪ねる。懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をする。...
桧山珠美 2023-12-13 14:25 エンタメ
水上恒司君臨!デビュー作「中学聖日記」から5年経っても年上好き♡
 昭和18年、アメリカとの戦争に終わりが見えない中、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。  スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-11 15:50 エンタメ
松下洸平は“最弱の目力”が魅力!ネトラレ役が似合う、時代が生んだスター
 松下洸平(36)の主成分は優しさです。現在、出演しているドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)を見ていてしみじみそ...
茨田りつ子がまさかの前座!? 「大空の弟」を歌いこなす趣里の表現力
 羽鳥善一(草彅剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-07 14:30 エンタメ
「大空の弟」は聞き物、りつ子“むっつり顔”のチラシにNHKの芸の細かさ
 弟が戦死してスズ子(趣里)が落ち込んでいるのではないかと心配した羽鳥善一(草彅剛)は、食事でもしようとスズ子を自宅に誘...
桧山珠美 2023-12-06 15:20 エンタメ
「一、二、三、四、五」揃った楽団員名、余計に六郎の不在が際立つ
 役場の職員が梅吉(柳葉敏郎)の元を訪れて届けた報せには、六郎(黒崎煌代)が戦死したと記載されていた。  しばらく...
桧山珠美 2023-12-05 14:00 エンタメ
松嶋菜々子の誇らしげな語りに納得…イケオジ反町隆史を保持するお手柄感
「男の美しさは、肌に出る。」――資生堂「SHISEIDO MEN」のCMに出演する松嶋菜々子&反町隆史夫妻が話題です。 ...
櫻坂46異例の韓国人気賞1位!紅白復活&史上最多動員、大逆転なぜ起きた
 櫻坂46が11月25日および26日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで「3rd YEAR ANNIVERSARY LIV...
こじらぶ 2023-12-02 06:00 エンタメ
歌わない福来スズ子はただの人…からの脱却!らしさ炸裂のパクった楽団名
 楽団が解散して数週間、スズ子(趣里)は何をするでもなく日がな一日を過ごしていた。そんな時、スズ子は大阪に戻ってこないか...
桧山珠美 2023-12-01 14:00 エンタメ
茨田りつ子の覚悟、ラスト3分の急展開!弟子入り志願者の名に一抹の不安
 警察から解放されたスズ子(趣里)は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。  警察署で自身...
桧山珠美 2023-11-28 15:27 エンタメ
日中戦争の影響じわり、スズ子が「カカシみたいなワテ」になった
 スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で一緒に暮らし始めて1年、梅吉は何をするわけでもなく酒を飲むだけの毎日を過ごして...
桧山珠美 2023-11-27 15:10 エンタメ
羽生結弦を癒すのはプーさん…自由に恋愛もできないなんて気の毒過ぎる
 羽生結弦にはまったく驚かされてばかりです。  今年、8月4日に電撃婚を発表したときも、ビックリでしたが、そのわず...
地殻変動!下剋上球児、うちの弁護士…視聴率では見えないバズり作品は
 シリーズものを除いた主要民放プライム帯ドラマ全12作の全話平均視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯=以...
こじらぶ 2023-11-25 06:00 エンタメ
ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかに…上方新喜劇ばりの人情劇がグー
 ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。  ...
桧山珠美 2023-11-24 16:11 エンタメ
母ツヤ(水川あさみ)笑顔の最期、「ナレ死」に救われた
 大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(...
桧山珠美 2023-11-23 16:05 エンタメ
六郎役・黒崎煌代の将来性、母ツヤとやり取りに泣けて泣けて笑える
 六郎(黒崎煌代)の出征の日がせまり、六郎は頭を丸め恥ずかしそうにしている。相変わらず体調が悪いツヤ(水川あさみ)は専門...
桧山珠美 2023-11-21 17:30 エンタメ