田中圭“FC収入”事務所トップも退会者続出…急速なファン離れで永野芽郁よりも窮地に

更新日:2025-06-11 17:03
投稿日:2025-06-11 17:00

 4月24日と5月8日発売の「週刊文春」で、永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられた田中圭(40)が窮地に追い込まれつつある。

 本人と双方の事務所は不倫関係を否定するも、二人が出演するCMの動画や画像が続々と削除され、永野は26年1月よりスタートする大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK)の出演を辞退し、ラジオ番組「永野芽郁のオールナイトニッポンX」が放送終了となるなど不倫疑惑の影響は大きな損失をもたらす結果となった。

 永野の活動継続が困難になる一方、大きな支障がなく活動を継続できているかに見えるのが田中だ。5月29日、田中が出演を務める舞台「陽気な幽霊」東京公演が千秋楽を迎え、先日までは大阪、6月11日から15日まで福岡で公演が開催される。さらに6月29日からWOWOWにて主演ドラマ「おい、太宰」が放送される。

 ところが、そんな田中の周辺で静かに異変が起こり始めている。

「2018年4月期からシリーズがスタートした『おっさんずラブ』のヒットを機にブレイクした田中さんは、所属するトライストーン・エンタテイメントの中ではファンクラブ収入1位を誇っていたといいます。ですが、不倫疑惑報道後、《そんな人間性を持った人のファンクラブに入っていた自分が嫌だ。田中圭をファンとして支えたく無くなった》という強い拒否反応とともに、田中さんのファンクラブを退会したという投稿が相次いでいるのです」(芸能ライター)

■“人たらし”の憎めないキャラで人気をキープしてきた田中

 同事務所には間宮祥太朗(31)、坂口健太郎(33)、赤楚衛二(31)ら人気俳優も所属しているが、その中で田中がファンクラブ収入1位だった理由は何か?

「誰とでも仲良くなれる天真爛漫さと、母性をくすぐる危うさでしょう。情けないダメ要素のある役のうまさが絶妙で、田中さんが演じるとなぜか憎めないキャラクターになり、役を通して田中さんを可愛いと評するファンも多くいました。“人たらし”の側面があったため、許されてきた側面もありますが、とはいえ、酒癖の悪さには共演者からも指摘があり、過去に何度も酒がらみの醜聞も封じられています。それでも、二人の娘を溺愛するエピソードを話すなど、しっかり父親として家族を大事にしている一面があったからこそ、田中の危うさが母性をくすぐる魅力へと昇華されていたのでしょう」(ドラマ制作関係者)

 また今回の不倫疑惑報道は俳優として、永野よりも致命的だと見る向きもある。

「年齢的に父親役が多くなってきたタイミングでしたが、今回の報道によりハマる役柄が今以上に狭まる可能性があります。また舞台もファンクラブ会員などの熱心なファンが減ると、チケットを捌くことが厳しくなる。イメージを覆す仕事に恵まれる機会は少なくなることを踏まえると、永野さんよりも田中さんの方が不倫の代償は高くつくことになりそうです」(前出のドラマ制作関係者)

 酒癖の悪さによる不祥事をファンもかねてより案じてきたが、まさか不倫という一線は超えるとは想像していなかったようだ。そのため、今回の不倫疑惑報道に対し一気に《生理的に無理》《気持ち悪い》というSNSの投稿もある。こうした理由からファンクラブ退会に繋がっているのだろう。

 “人たらし”の武器を存分に活用してきた田中に、ファンの怒りと愛のムチは届くのか。

  ◇  ◇  ◇

 永野芽郁の業界内の評判は「下がっていない」ともっぱら。【関連記事】もあわせて必読だ。

エンタメ 新着一覧


羽生結弦を癒すのはプーさん…自由に恋愛もできないなんて気の毒過ぎる
 羽生結弦にはまったく驚かされてばかりです。  今年、8月4日に電撃婚を発表したときも、ビックリでしたが、そのわず...
地殻変動!下剋上球児、うちの弁護士…視聴率では見えないバズり作品は
 シリーズものを除いた主要民放プライム帯ドラマ全12作の全話平均視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯=以...
こじらぶ 2023-11-25 06:00 エンタメ
ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかに…上方新喜劇ばりの人情劇がグー
 ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。  ...
桧山珠美 2023-11-24 16:11 エンタメ
母ツヤ(水川あさみ)笑顔の最期、「ナレ死」に救われた
 大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(...
桧山珠美 2023-11-23 16:05 エンタメ
六郎役・黒崎煌代の将来性、母ツヤとやり取りに泣けて泣けて笑える
 六郎(黒崎煌代)の出征の日がせまり、六郎は頭を丸め恥ずかしそうにしている。相変わらず体調が悪いツヤ(水川あさみ)は専門...
桧山珠美 2023-11-21 17:30 エンタメ
「下剋上球児」で“令和のキムタク”になりそうなイケメン俳優は?
 2019年のドラマ、「3年A組-今から皆さんは、人質です」(日本テレビ系)を覚えていますか?  菅田将暉が教師役...
「らんまん」のデジャヴ? ヤバ藤化するダンサーの中山、秋山逃げて~
 内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子(趣里)は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われ...
桧山珠美 2023-11-14 16:15 エンタメ
木下優樹菜から迸るガチヤンキー魂!前言撤回、TV再登場するタチの悪さ
木下優樹菜様(元タレント・35歳)  やっぱりユッキーナ(木下優樹菜)様のヤンキー魂には惚れ惚れしてしまいます。 ...
堺屋大地 2023-11-14 06:00 エンタメ
市川染五郎は眉毛、堅あげポテト、ラ・マンチャの男なくしては語れない
 先日、歌舞伎で「ルパン三世」をやることが報じられました。題して、新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」。  ルパ...
上原多香子は不倫を繰り返す“恋愛単発ドラマ”の女王!続編不要体質の業
上原多香子様(女優、美容家・40歳)  元SPEEDの上原多香子様は、あまり役者業のイメージはないと思いますが、す...
堺屋大地 2023-11-14 16:23 エンタメ
スズ子覚醒!茨田りつ子(菊地凛子)と渋谷のり子の表情がオーバラップ
 歌うコツを掴んだスズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)とのレッスンを続け、その歌声はぐんと熱を帯びてきていた。  ...
桧山珠美 2023-11-10 14:30 エンタメ
“おぼこ娘2人”の初々しい恋バナ! つよぽん演じる羽鳥は「まさに笑う鬼」
 スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)の厳しいレッスンは相変わらず続いている。しかし、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しな...
桧山珠美 2023-11-09 15:46 エンタメ
BLACKPINKの再契約なるか?「7年目のジンクス」結末に4つのシナリオ
 世界的なK‐POPブームの昨今。「コクハク」読者の中にも、K-POPにハマっている方も多いのではないでしょうか? ...
2023-11-09 06:00 エンタメ
「マイホームヒーロー」を嗜む!なにわ男子高橋“俳優武者修業”に高好感度
 すっかり忘れていました。佐々木蔵之介(55)の存在を。最後の独身大物俳優などと言われ、過去には、小野真弓や丸山桂里奈な...
大和玲子(蒼井優)の戒名に「礼」と「優」、位牌の細部にまで抜かりなし
 スズ子(趣里)たちは、大和礼子(蒼井優)が出産後に病院で亡くなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌...
桧山珠美 2023-11-03 14:30 エンタメ
スズ子のナレ出世、股野のナレ求婚…感動のシーンを描いて欲しかった!
 昭和12年、スズ子(趣里)が香川から戻ってきて3年。梅丸少女歌劇団は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本...
桧山珠美 2023-11-01 15:37 エンタメ