優しさのつもりが…「ホワイトハラスメント」に要注意! 部下のやる気と成長機会を奪っているかも

コクハク編集部
更新日:2025-06-26 08:00
投稿日:2025-06-26 08:00
 セクハラ、モラハラ、カスハラ、マタハラ…。ハラスメントに厳しい昨今、次々と「これはハラスメントだ」といわれることが増えています。新たに「ホワイトハラスメント」と呼ばれるハラスメントが登場したのをご存じでしょうか。今回はホワイトハラスメントについて解説します。

ホワイトハラスメントとは

 ホワイトハラスメントとは、上司が部下に過剰に気を遣うことで、プレッシャーを与えたり不快な気持ちにさせたりすることです。「ホワハラ」と略されることもあります。

 近年、社会全体がハラスメントに厳しくなったことで、役職者が「ハラスメントをしないようにしなければ…」「部下にハラスメントだといわれるのは防ぎたい」と敏感になり、部下に対して過剰な配慮をするようになったという背景で、ホワイトハラスメントが誕生したといわれています。 

【読まれています】今さら「バリキャリ」にならなかったのは“自己責任”と言われましても|トイアンナ『えらくならずにお金がほしい』

ホワイトハラスメントの例

「もしかしたら私もホワイトハラスメントをしてしまっているのでは…?」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。ここでは、ホワイトハラスメントの例を紹介します。

1. 残業をさせない

 世の中のクリーン化が進み、従業員に過剰に残業をさせるのは「悪」だという認識が昔より強くなりましたよね。そのため、部下が残業をしようとしたら「私の方でその仕事は巻きとるから、帰っていいよ」「その仕事は明日提出してくれればいいから、今日は帰りなさい」と止めていませんか?

 部下に配慮してそう声をかけているつもりかもしれませんが、実はコレがホワイトハラスメントだと捉えられている可能性が…。

「今日中にこの仕事を頑張って仕上げたい」「この仕事は自分で最後までやり遂げたい」と気合いを入れているところに、上司から「帰りなさい」と言われてやる気を削がれた気分になったと話す若手もいます。

 必要以上に残業をさせるのはもちろんナシですが、必要以上に残業を制限するのもホワハラとされてしまうので、注意が必要です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「義父とセットで…」大惨事!? 変換ミスで“おもしろ”LINE5選
 日常生活に欠かせない便利なLINEですが、いつでも気軽に送れるぶん、うっかり変換ミスをして、誤った意味に捉えられてしま...
なるほど納得! 若さについてイヤミを言う人の残念な正体
 みなさんの周りには、「あんな年の重ね方をしたいな」と思える先輩はいますか? やっぱり私は、先輩であるお姉さんたちのよう...
3COINS最強説!朝昼晩使いたい「便利グッズ3品」を購入♡
 3COINSはアクセサリーやキッチン用品など、トレンドを抑えているのにコスパ最強なアイテムが揃っていますよね。3COI...
真鯛のお刺身食べた? 鼻チューで情報交換中の“にゃんたま”
 きょうは、鼻チューのにゃんたまω君。  これは猫流のあいさつです。こんな風にしっかり嗅ぎ合っているのは信頼しあっ...
そうだ「縁切りスポット」に行こう 2022.03.10(木)
 突然ですが、あなたは縁を切りたいと思った相手がいますか? 筆者にはいます。その相手はズバリ父親です。身内の恥をさらすよ...
肩がこる、頭が痛い、PMS…“ちょっと不調”の原因と対応策5つ
 コロナに右往左往する日々が3年目を迎え、ステイホーム、テレワーク漬けの方も少なくないと思います。ずーっと座りっぱなしで...
“カラー番長”サイネリアのお悩み解決♡金運、恋愛運UPも期待
 春イベント目白押し(!)の3月でございます。ひと足早くお花屋さんの店内では、桜のお花見シーズンでござんすよ。そして、桜...
JR千葉駅ホームの落花生印がムゴイことに…!2022.3.8(火)
 千葉県を代表する農作物といえば、落花生(ピーナッツ)。そのご当地フードである落花生をモチーフとした乗車位置マークが、J...
向かい島に行きたいにゃ! “にゃんたま”作戦会議の行方は?
 花のつぼみ、にゃんたまωのふくらみに春を感じる嬉しい季節となりました。  きょうは、澄んだ青空に映えるオレンジ色...
肩こりの人必見! マッサージアイテム3選 2022.3.5(土)
 日々のデスクワークと疲労が重なって、慢性的な肩こりに悩まされています。今回は、猫背でストレートネック、そして“肩ゴリゴ...
Wi-Fi?wife?どっち??LINEだから生まれたおもしろ奇跡5選
 多くの人に使われている「LINE」。何気ない挨拶や業務連絡、家族のコミュニケーションや恋愛の駆け引きにまで使われていて...
問題は自分かも? 物事を「つまらない」と感じてしまう理由
 皆さんは最近何かに対して、「つまらない」と感じましたか? 映画だったり人との会話だったり、あるいはこの『どろんぱ』に対...
カメラマンも惚れ惚れ!モデル“にゃんたま”の魅力をご覧あれ
 私の惚れこんだにゃんたま君です。  彼は、モデルに求められる素質を備えています。  圧倒的な個性、コミュニ...
都心で秘境気分♡ 池上梅園で春を先取り 2022.3.3(木)
 桜よりも梅が好きです。まだ肌寒い日もあるのに、細い枝に花をつけてくれる健気なところが愛しく感じます。ぽってりとした花び...
ミモザ大人気!長く愛でる「ドライフラワー」失敗しないコツ
 黄金色に輝くミモザは今大人気の商材でございます。1年ぶりのシーズンを待ちわびているミモザ大好き女子が世の中になんと多い...
シンママの「ママ友」問題!“本当の友達”になるのは難しい?
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...