たった一言で…「離婚するorしない」の分岐点。妻たちが明かす“決定打”になった言葉

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2025-07-02 08:00
投稿日:2025-07-02 08:00

夫婦だけの問題じゃない! 離婚を思いとどまった子供の一言

 子供のある一言で「夫婦だけで離婚を決めるべきじゃない」と考え直した女性たち。いったい子供になんと言われたのでしょうか?

1. どっちもいないと楽しくない

 喧嘩ばかりしていた夫と離婚の話が出ました。なので、子供に『パパとママが違う家に住むことになったらどっちと住む?』って聞いたんです。

 そしたら『選べない』と返ってきました。『パパもママもどっちもいないと楽しくないもん』と。

 留守がちな夫に懐いてないと思っていたので『どっちもいないと楽しくない』と言われておどろきました」(43歳・子供9歳)

 子供にとって父親も母親も唯一無二の存在ですから、「選べ」と言われても難しいのでしょう。

2.親の都合で転校はいや

「離婚がほぼ決定した段階で子供にそのことを伝えたんです。私と一緒に引っ越す段取りを整えて、転校することも伝えました。

 そこで言われたのは『巻き込まないで』でしたね。加えて『俺はここに残る』と言われました。

 親の都合で仲のいい友達と離れ離れになるのは嫌だったそうです」(44歳・子供14歳)

 子供には子供の世界があるもの。そこを考えずにいたため、「自分勝手だった」と反省して考えを改めたそうです。

3. 諦める前に…

「娘にパパと別れようと思ってるって話したら、『それしか方法はないの?』って言われました。『ママはできること全部したの?』って。ハッとしました。

 そうだよな、やるだけやってみてからだよなって思いました」(39歳・子供11歳)

 娘さんが失敗したとき、よく「こっちは試してみた?」と声をかけていたそう。「諦める前にすべてやってみる」という教えは、娘さんにしっかり引き継がれているみたいですね。

4.俺たちにも意見がある

「夫と大喧嘩して『離婚する!』って話でまとまったとき、息子たちに『こっちの気持ちはどうなるの?』と言われました。

 その言葉で2人とも冷静になり、とりあえずは仲直り。その後、息子たちから『俺たちにも意見があることは、今後も忘れないでほしい』と念押しされました」(42歳・子供15歳/12歳)

 離婚はつい大人だけで話を進めてしまいがち。ですが、子供にも考えがあります。それを尊重しましょう。

たかが一言、されど一言。その言葉が人生を変える

 彼女たちは、第三者から「旦那さんも、思わず言っちゃっただけでしょ?」「我慢できたんじゃない?」などと言われることもあったのだとか…。しかし、我慢していた妻にとって元夫のその一言は、なによりも傷つく一言だったはず。

 DVや借金苦など、子供のためにも「離婚したほうがいい」と思うケースもあるでしょう。しかし、子供も1人の人間です。「こうしたい」という思いがあるはずですから、結論を出す前に子供の意見にも耳を傾けましょう。

(2022年11月、2024年7月の初出を元に再構成)

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


収入減で価値観の違い露呈…ネガティブな妻に無力感を抱く夫
「冷酷と激情のあいだvol.54〜女性編〜」では、楽観的すぎる夫の性格に価値観の違いを痛感している妻・Kさんの苦悩をご紹...
並木まき 2021-09-04 06:24 ラブ
私のお金が目当てだった…ヒモ気質の夫と決別した女性の事情
 長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
並木まき 2021-09-03 06:00 ラブ
男性にモテる♡ギャップの作り方5STEP&簡単ポイント
 男性にモテるためには、ギャップが有効♡ 女性の意外な部分に惹かれて、恋に落ちる男性って意外と多いんですよ。そこで今回は...
恋バナ調査隊 2021-09-03 06:00 ラブ
社内恋愛は公表するべき?知っておきたいメリット&デメリット
 社内恋愛は、周りに知られないようにこっそり愛を育む人が多いです。秘密で付き合うことで、ドキドキ感を楽しんでいる人も多い...
恋バナ調査隊 2021-09-02 06:00 ラブ
価値観が合う人ってどんな人? 4つの特徴&見つけ方のコツ♡
 男性とお付き合いするなら、価値観が合う人を選ぶと長続きすると言いますよね。でも、「価値観が合う人」とは、いったいどんな...
恋バナ調査隊 2021-09-02 06:00 ラブ
ネットで知り合った人と会う時に気を付けるべき“3つのこと”
 SNSやマッチングアプリで知り合った人と会い、事件に巻き込まれてしまう女性が後を絶ちません。特に初めて会う場合には、自...
内藤みか 2021-09-02 06:00 ラブ
“恋愛したい”と思う既婚女性は要注意!隠れた心理&落とし穴
 好きな人と結婚したはずなのに、なぜか「また、恋愛がしたい」と思う人がいます。そんな人は「相手にバレなければいいだろう」...
恋バナ調査隊 2021-09-01 06:00 ラブ
彼からテキトーに扱われてない? 大切にされない女性の特徴
 オトナな関係になって恋愛が前に進まない——。そんな女性の恋の悩みを聞いていると、毎回彼の家に行ってご飯を作ったり、尽く...
若林杏樹 2021-09-01 06:00 ラブ
言葉は不要? 大人が告白なしで付き合う理由4つ&デメリット
 本来、恋愛は告白してから付き合い始めるのが一般的。でも、大人になるにつれて、「告白なしで付き合う」ということも増えてく...
恋バナ調査隊 2021-08-31 06:00 ラブ
厄介…“マウンティング彼氏”の4つの特徴&困ったときの対処法
 せっかく彼氏ができたのに、その彼が実は「マウンティング彼氏」だったら少々厄介。そこで今回は、マウンティングする彼氏の4...
恋バナ調査隊 2021-08-31 06:00 ラブ
職場で振られた後どうすればいい?上手な接し方&乗り越え方
 失恋の中でも特に辛いのが、職場の人に告白して振られたり、別れたりした時でしょう。失恋後も仕事相手として接したり、顔を合...
恋バナ調査隊 2021-08-30 06:00 ラブ
恋愛上手は仕事上手♡ 3つの理由&恋愛強者から学ぶスキル
 よく世間では、「恋愛上手は仕事上手」と言われますよね。一見関係のなさそうな「恋愛」と「仕事」ですが、実はこれ、多くの人...
恋バナ調査隊 2021-08-30 06:00 ラブ
男性が思わずOKする♡ LINEでのデートの誘い方5つのポイント
 男女の恋愛を進展させるのに欠かせないLINE。出会ったあと、LINEでどのようなやりとりをするかが、その後の2人の関係...
恋バナ調査隊 2021-08-29 06:00 ラブ
自分では何ひとつ考えず…夫の“質問攻め”に嫌悪感を抱く妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-08-28 06:13 ラブ
とにかく妻を怒らせたくない…不機嫌な妻に恐怖心を抱く夫
「冷酷と激情のあいだvol.53〜女性編〜」では、なんでも自分に質問してくる夫に嫌悪感を抱き始めた妻・Yさんの苦悩をご紹...
並木まき 2021-08-29 06:06 ラブ
彼氏の冷たい態度はわざとかも…? 隠れた男性心理&対処方法
  この間まで優しかったはずの彼氏が、急に冷たい態度になったら誰だって戸惑うものです。「嫌われたのかも……」と、不安にな...
恋バナ調査隊 2021-08-27 06:00 ラブ