高貴で厳かな「菊」を解説…重陽の節句に花びら浮かべ菊酒を

斑目茂美 開運花師
更新日:2019-08-31 06:00
投稿日:2019-08-31 06:00

 いつの世も“目に見えない不思議”が大好きな方がいらっしゃいます。

 ワタクシの友人にスピリチュアル大好きBさんがおりますが、ある日、このBさんが突然の不幸で精神的にも肉体的にも弱っていたワタクシに「是非行ってごらん」とオススメする場所がございました。

 車を飛ばして案内された先は、体に一切触らない不思議な整体所でございました。間違いなく、もう間違いなくオモシロ怪しいですよ。(笑)

 ですが、友人が「3回行ってごらん。それぐらいで効力が出る」と言うものでございますから、あまりに怪しくオモシロかったのもあり、後学のために(?)とりあえずは3回通ってみることにしたのでございます。

 通された広めのお部屋には、たくさんの患者さん(信者さん?)がいらっしゃいました。

 体に一切触らない施術方法の整体は、邪(よこしま)な心持ちのワタクシなんぞが受けても全く効く由もござらんが、ツッコミどころ満載で、あまりにもオモロかったので通い続け、自分の決めたタイムリミットの3回はあっという間に終わり……。全く体は変わらないまま、残念ながら通うことを辞めました。(笑)

質素なお召し物なのにベルトだけが…

 ですが体に触らない不思議な施術を受けながら、毎度ものすごく気になっていたことがございました。

 それはちょっぴり宗教の教祖のような先生がしていたベルトでございます。

 全体的にはヨレヨレ質素なお召し物を身につけていらしたのですが、ベルトは! ベルトだけは超高級ハイブランドのものをお召しになっちゃってる……。

 出ちゃうのよ、どうしても、出ちゃうんだな、こういうところに。

 ワタクシの勝手な意見でございますが、お坊様とか教祖様とか、そういったちょっぴりスピリチュアルな感じの方には、割と質素で奥ゆかしい方のほうがなんとなく高貴で高尚な感じが致します。そこにその方がいるだけで清浄な気配が思わずあたりに漂うようなそんな方。

 そんなワタクシが思う、高貴漂う雰囲気がピッタリのお花がございました。ということで、今回は威厳ある高貴なお花「菊」の解説でございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


美しすぎる方向転換…国宝級“たまたま”にどこまでもついて行きます
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏に日持ちする切り花オススメ7選、家庭で簡単にできる“延命対策”7カ条
 神奈川の片田舎にある猫店長「さぶ」率いる我がお花屋。夏の暑い昼間の来客はめっきり減りますが、夕方の若干涼しい時間帯にな...
人間の決断回数は1日35,000回! 悩ましい「決断疲れ」の最終兵器は猫?
「今日のランチはどこに行こうかな?」「仕事も疲れてきたし、カフェにコーヒーでも買いに行こうかな? それとももう一踏ん張り...
【調香師直伝】汗かいても“爽やかフェロモン女子”!夏の疲れを癒す簡単手作りデオドラントスプレーも紹介
 汗をかく行為はフェロモン放出にとって重要ですが、汗自体のにおいがよくないとフェロモンを上手に活かせません。  本...
育休明けのモヤモヤがしんどい。先輩ママの体験談から紐解く3つの解決法
 育休明けのママたちは、職場復帰するにあたって多くのモヤモヤを感じているようです。子供と仕事と生活の間で、ベストな答えを...
透明ボードの下から失礼しますよ♡ 不思議&かわいい空飛ぶ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
未来のような街の先に…
 未来のような街は、まるで先の見えないトンネルのよう。  その先にあるものは明るいものであってほしい。
ほっこり癒し漫画/第77回「もふもふサマー」
【連載第77回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】蒲魚、何て読む? 予測変換出てこない…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
8年前に“ゆるFIRE”した男 新NISAより確実なリターンは自分への投資
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
母親は夢を諦めなきゃダメですか?夫を「支えてあげて」の言葉が悔しい
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活をしている。  夜...
浮気より酷い夫の裏切り SNSには私の知らない「もう1人の彼」がいた
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活を暮らしている。 ...
妊娠妻の電話に出ない…いまだ夢見る漫画家志望の夫とワンオペ妻の軋轢
 初夏の印象が霞むほどの汗ばむ陽気の午前中。  林絵里奈は井の頭公園の池のほとりのベンチに腰を掛け、在りし日のデー...
「晩ごはん何?」焼肉、すき焼き却下でもやし炒め! 家族間攻防LINE3戦
 仕事で疲れて帰宅した時、一番楽しみなのは晩ごはんですよね! とはいえ、主婦としては毎日の晩ごはんのメニューを考えるのも...
【ファミマ】コンビニ衣類正直レビュー、ショーパンゆる履きはOKだけど
 ファミリーマートとファセッタズム(FACETASM)のデザイナー落合宏理氏が共同開発した衣類「コンビニエンスウェア」。...
【独自】すいかばか初の“夕方専用すいか”、気になる出来栄えは?
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...