90分間、尿意と戦った女性の悲劇。どこも“使用不可”…我慢できるか!? 日本と違う海外のトイレ事情

ヤマコシショウコ 音楽家、ライター
更新日:2025-08-04 11:45
投稿日:2025-08-04 11:45

あと1時間半、耐えられるか…?!

 どこかで降りてトイレに行く手段も考えましたが、ドイツのローカル線で停まる駅は非常に小さな屋外の駅ばかりで、トイレなどありそうにありません。絶望するユキさん。

 あと1時間半、耐えられるか…!?

 その1時間半はもう地獄だったそう。トイレ以外のことを必死に考えたり、友達とメッセージのやりとりをしては気を紛らし、必死に耐えたそう。

 ようやく住んでいる街に着き、すぐさま駅の有料トイレへ駆け込み間に合ったそうです。

 ユキさんはその他にも、ハンガリーやイギリスなどでも同じような体験をしていると語っています。駅やコンビニ、電車の中などいろんなところに公衆トイレがある日本と違って、海外でトイレを探すのは一苦労。特にヨーロッパは公衆トイレが有料で、小銭がないと入れない場所が多いんだとか。

 さらに日曜日は飲食店以外のお店が空いていないため、モールなどのトイレも使えません。

トイレを制する者が海外旅行を制する?

 ゆきさん自身は、トイレが近いことを自覚し万が一を考えて旅行の際は大人用おむつを履くことも辞さないようになったそう。住んでいる街のどこにトイレがあるかもチェックし、旅行の際もまずはトイレの場所を確認するようになったと話しています。

 トイレは我慢できない人間の生理現象。だからこそ備えがすべてです。皆さんも海外旅行に行くときは「トイレの場所を確認する」「トイレ用の小銭を用意する」「行く先々でトイレに行っておく」ことをおすすめします。

 旅先でのトラブルは後々いい思い出になるもの。とはいえ、避けられるのであれば避けたいですよね。

 次の海外旅行では、ぜひちょっとした備えを忘れずに、安心して楽しんでください。

ヤマコシショウコ
記事一覧
音楽家、ライター
オーストリア・ウィーン在住のお酒大好きな音楽家&Webライター。30代で再び学生をやる傍ら、海外ネタを中心にさまざまなジャンルの記事を執筆中。目下の目標は腹筋を割ること、夢のまた夢はウィーンと北海道の2拠点生活。

ライフスタイル 新着一覧


気高きプリンスが降臨! 黒豹“たまたま”のお手入れは今日も完璧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とある路地裏で
 路地裏に立ち、しばらく観ていると、何かの絵に見えてくる気がする。
【女偏漢字探し】「性」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子なし夫婦はつらいだけ? 子どもを産まない理由と5つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...
フジ第三者委は1950件超の“証拠のやり取り”復元を成功!「デジタルフォレンジック」費用や要注意事項は?
 元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビの元女性アナウンサーのトラブルによる一連の問題で、同局は3月31日、第三者委...
あの「信頼してるよ」は嘘、本当どっち? 本音を見分けるひとつの方法
 大人のみなさんはそれぞれ行きつけのお店があると思いますが、そのお店での立ち位置が気になったことってないですか? ...
夫が不在時の楽しみといえば? 高級お菓子の一人占め、寝だめ、刺激を求めるなら…
 世界で1番大切な存在(?)の、夫。一緒にいるときは幸せいっぱいでも、夫が不在だからこそできることもある! ということで...
2025-04-04 06:00 ライフスタイル
白米信者の夫もご満悦!米が高いなら「もち麦」を食べればいいじゃない
 米価格の高騰が止まりません。農林水産省が3月24日に発表した米の平均小売価格は、5キログラム入りが4172円。とうとう...
ボスママに嫌われる人の特徴5つ。子どもの入園・入学シーズン、ロックオンは回避したい!
 これから子どもの入園・入学を控える女性の中には「ボスママとうまくやっていけるかな…」と不安になっている人もいるのでは?...
天界からのパワーを受信中? 神聖な空気が漂う厳かな“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
伴侶、ペット…大事なパートナーの死の乗り越え方。花屋が痛感する「ほどほど」と「さっぱり」
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ギフトやデイリーユースの販売に加え、冠婚葬祭をはじめとした「ライフイベント」...
バツイチ女一匹、大学院での「ポンコツ商店会研究」が高評価! 学問と実践、どっちがムズイ?
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
グレイヘアは腰が引けるよね…。それでも中年女性の白髪はチャンスだと思えた“素敵な一言”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
既婚者マチアプが大盛況。更年期=女の終わりにあらず、恋も人生もアップデートしたい40代女性の決意
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  今回は「更年期」...
ママ友の裏表に震えた3つの話。子どもつながりとはいえ、皆と仲良くする必要はない?
 子どもを通して接点を持ったママ友。仲良くなるにつれて、良くも悪くも「こんな人だろう」とイメージが固まるものですが、果た...
遊び疲れた帰り道…夕日の中、友達の声に耳を澄ませる“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...