更新日:2025-08-13 11:45
投稿日:2025-08-13 11:45
海中カメラマンに聞いた「イソギンチャク」の話
「やっぱり生態系が崩れていると実感する」
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、沖縄の友人が数年振りに遊びにやってきました。
北海道生まれの友人Tさんは、関東で歯科医として活躍していたのに、「俺、沖縄でスキューバダイビングのインストラクターになる!」と突然宣言。
「歯医者はバイトでよくね?」という衝撃発言と共に、あっという間に沖縄に移住。北海道生まれだというのに見事に日焼けし、すっかり「沖縄人」として生まれ変わりました。
沖縄に完全に住み着いたTさんが海に潜る目的の一つは、海中に住む美しく小さな生き物の姿を写すこと。プロの「海中カメラマン」の顔もあります。
そんな彼が何度も写真に残してきたのが「死に際のイソギンチャクの輝き」。今回はそんな超自由人Tさんの話から感じたテーマ「終わりゆく花で運を育てる」の解説でございます。
地球温暖化に耐えられない海の生き物
Tさんが沖縄の海で出会う小さな生き物たちは珊瑚やイソギンチャク、海藻などと共生しています。
被写体を探すには共生している植物や移動しない生き物の生態を知ることがマスト。そうすると出会うチャンスが巡ってくる、とのこと。
ところが近年の地球温暖化が海中生物の生態を崩してしまいました。海中温度の上昇によって耐えられない生き物も多く、そんな中でたくさんの珊瑚やイソギンチャクが死んでいく様も目の当たりにしたそう…。
特に死ぬ前に蛍光色に光るイソギンチャクは「不謹慎だけどすごくキレイなんだよね。まるで最後の命を燃やしてるみたいだよ」とTさんは語ります。
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柔らかな陽の光、鮮やかな桃色、雪をかぶる南アルプス。
まだ少し冷たい空気と一緒に胸に入り込まれてしまう。
