元KAT-TUN中丸雄一の文春連載が“禊のフォーマット”に? 文春砲で葬り去られた芸能人はこんなにいる

更新日:2025-09-05 17:03
投稿日:2025-09-05 17:00

 9月4日、かつて週刊文春に自身のスキャンダルを報じられた人物のコラム連載が同誌で始まった。連載名は「推して推されて」。書き手は……元KAT-TUNの中丸雄一(42)である。

 中丸といえば、昨年8月7日に文春オンラインで“橋本環奈似”の女子大生との「アパ不倫」を報じられて芸能活動を休止していたが、今年1月3日から活動を再開させていた。コラムの冒頭で中丸は、週刊文春での執筆について《僕自身が一番この出来事に驚いているのだから》と、執筆者になったことへの驚きをつづっている。

「連載が始まったことに対してX(旧ツイッター)に上がっているファンの声は、《中丸雄一の連載、良かったよ》といった好意的なものも意外と多いですね。スキャンダルが報じられた直後こそファンから怒りの声が噴出していましたが、《中丸君らしい文章で、あなたがその気持ちなら、もうついてくしかない》といった、不倫騒動は過去のものとする声もあるほどです」(週刊誌芸能記者)

ファンはおおむね好反応

 自身のスキャンダルを報じた週刊誌での執筆という冗談のような展開にもかかわらず、ファンの反応はおおむね温かいもよう。どうやら許されたと言っていいようだが、前出の芸能記者は、中丸のケースが「スキャンダルを報じられた芸能人の禊(みそぎ)として使えるかもしれません」と、こう指摘する。

「仇敵であるはずの文春で連載するという“公開処刑感”がいいんです。これがあることで世の人々が“やらかし芸能人”に抱いている反感が和らぐんですよ。例えば、2020年に文春に“多目的トイレ不倫”を報じられた渡部建さんが連載を始めたりしたら……以前のような勢いを取り戻すかもしれません。渡部さんは5月に配信が始まったNetflixのコメディー番組『罵倒村』に出演し、不倫騒動をイジり倒され、罵倒され尽くされたのに、視聴者の反応は《老けたなあ》などとイマイチ。よほど思い切ったことをやらないと“再生”は難しいのでは」

 実際、Xには《中丸くん連載? 渡部もいけるのでは》といった書き込みもあるほど。中丸の連載が継続して反響を呼べば、「文春砲→連載」という、ひと粒で二度おいしいサイクルが完成するかもしれない。

 最近だけでも、性加害疑惑を報じられた松本人志(61)、ダブル不倫を報じられた広末涼子(45)、やはり不倫を報じられた永野芽郁(25)という具合に“弾数”は多い。もちろん、本人がどこまで恥をさらけ出せるかがカギだし、筆力も問われるわけだが……。

  ◇  ◇  ◇

「文春で連載」で許されるという手がある一方、こういう手もあるのではないだろうか? 関連記事【もっと読む】中丸雄一もMXを“通過儀礼”に地上波復帰…アパ不倫のイメージ払拭に「奥の手」あり…では、中丸雄一の地上波テレビへの復帰がTOKYO MXになったことについて伝えている。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ