更新日:2025-09-06 12:30
投稿日:2025-09-06 12:30
「お前ら全員老けたな」って…そう?
最も普段は冷めた感じの蘭子が珍しく熱くなったおかげで、朝田家のみんながヤムおんちゃんと再会を果たすことになります。
「しかし、あれだなあ。お前ら全員老けたな」。ヤムおんちゃんの言葉に固まる朝田家の女子たち。
その言葉どおり、羽多子(江口のりこ)や蘭子、メイコ(原菜乃華)は髪型もメイクも変わり、それなりに年をとった感もありますが、つやつやストレートヘアに皺のひとつもないのぶを見ていると、その言葉がまったくこちらに届いてきません。そののぶに「人間は平等に年をとるがです」と言われても、説得力ゼロです。
あるいはのぶは、嵩の稼いだお金をすべてエステに使っていたのではないか、と穿ってしまいそうなほど若いのぶなのでした。
ヤムおんちゃんの戦争の話、亡くなった釜じい(吉田鋼太郎)には話していましたが、それを誰にも言わなかったのですね。ヤムさんが突然いなくなって、みんなが心配しているのだから、そのあたりの事情は家族で共有しているものかと思っていました。
のぶが嵩と結婚したのを知って喜ぶヤムおんちゃん。
のぶに、「チビ、おれはお前が一番心配だったんだよ。世の中がひっくりかえったあと、愛国の鑑はどうやって生きていくのか、立ち直れるんのかとか、嵩みたいに線路で寝ちゃうんじゃないかって」と言っていましたが、のぶにそんな繊細さってありましたっけ?
そして、ここにも、のぶを絶賛する者がひとり。嵩が描く女性を「温かくて、優しくて、強くて、目が好奇心に輝いてる。あれ、奥さんでしょ?」とベタ褒めの手嶋治虫。
“漫画の神様”をも魅了するのぶ、案外、魔性の女なのかもしれません。
関連記事
- 「あんぱん」ヤムおんちゃん登場! “じいさん”呼ばわりがちょっと切ない…。のぶや嵩とはどう再会する?
- 「あんぱん」脚本家が“1番書きたかったこと”に目からウロコ! すべては聡明なお子様のおかげ…
- 「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)カップル、オトナの視線の絡み合い…朝から見ていいんですか?
- 「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
- 『あんぱん』の方言、実際どう? 高知県民からの評価を聞いた。「あの俳優の声質と土佐弁が相性抜群」
- 『あんぱん』RADWIMPSの主題歌は本当に「合っていない」のか? 正統派・朝ドラOPの真逆を貫いた意味
エンタメ 新着一覧
昭和23年、羽鳥善一(草彅剛)がスズ子(趣里)に送った「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の...
先週のテレビはさながらムロツヨシ・ウィークでした。フジテレビ系「だれかtoなかい」、TBS系「日曜日の初耳学」「櫻井・...
羽鳥善一(草彅剛)の気合が入った稽古に臨むスズ子(趣里)だが、愛子の世話をするために何度も中断することになってしまう。...
元AKB48の神7に名を連ね、2011年リリースの「上からマリコ」なる自身の名が冠した楽曲でセンターという異例の好待遇...
羽鳥善一(草彅剛)がスズ子(趣里)のために作曲した新曲「東京ブギウギ」は、抜群の出来上がり。コロンコロンレコードでは、...
梅吉(柳葉敏郎)が香川からスズ子(趣里)と愛子を訪ねてやって来る。スズ子に代わって愛子の面倒を見てやろうと言う梅吉だが...
“恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語”「アイのない恋人たち」(テレビ朝日系・朝日放送テレビ制作、日曜22...
櫻坂46の1期生・小林由依(24)が、2月1日の「小林由依 卒業コンサート」をもってグループから卒業した。改名前の欅坂...
スズ子(趣里)が出産してから2日。羽鳥善一(草彅剛)と麻里(市川実和子)の家族が見舞いにかけつけ、スズ子は幸せな時間を...
スズ子(趣里)のジャズカルメンの舞台が終わって3カ月、愛助(水上恒司)はまだ東京に戻ることができずにいた。
一...
昭和22年1月。愛助(水上恒司)が大阪の療養所にいるまま、スズ子(趣里)は静かな正月を迎える。2人は、手紙のやり取りを...
生まれ変わるなら堀北真希さんになりたい、心からそう思いました。26日放送「あさイチ」(NHK総合)のプレミアムトークの...
山下智久(38)主演の「正直不動産2」(NHK総合)が好調だ。初回平均世帯視聴率5.8%、個人視聴率3.0%から第2話...
山下(近藤芳正)は大阪へ向かいトミ(小雪)と話をする。山下は、スズ子(趣里)や愛助(水上恒司)の覚悟を必死に語り、なん...
病状が落ち着いた愛助(水上恒司)とスズ子(趣里)は、2人きりで湖畔に旅行に出かける。
そこで将来の家族のこと、...
トミ(小雪)から伝言があると、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己)が、スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)のもとにやってくる。
...