唐田えりかの出演決定が物議…フジ連ドラ「101回目のプロポーズ」続編 “話題優先キャスティング”に疑問の声

更新日:2025-09-09 17:03
投稿日:2025-09-09 17:00

 1991年に放送され、最終回で36%台の最高視聴率を記録したフジテレビ伝説の連ドラ「101回目のプロポーズ」。その続編の放送が決まったと8日に報じられ、ザワついている。タイトルは「102回目のプロポーズ」。34年ぶりの続編となるが、ネット上はウエルカム状態というわけでもない。

「101回目」の主演は浅野温子(64)と武田鉄矢(76)だったが、続編は唐田えりか(27=写真)と、「霜降り明星」のせいや(32)に。そして唐田の恋人役として伊藤健太郎(28)も出演する。今さらだが、唐田も伊藤も過去にいろいろあったのはご存じの通り。

「唐田さんも伊藤さんも不祥事を起こしたのは、もう5年前のこと。唐田さんは昨年9月に配信が始まったNetflixのドラマ『極悪女王』の熱演で女優としての評価は上がっています。伊藤さんも事務所を移籍し、“みそぎ”は済んだと言っていいでしょうが、わざわざ2人を共演させて話題作りにしようというフジテレビに対して《あざとい》などと批判の声が少なくありません」(ドラマ制作会社関係者)

 実際、ネット上には、《このキャストで続編はどうなんだろう》《何だかなあって人選》と不安視、疑問視する書き込みがズラリと並ぶ。かつて「101回目」をリアタイ視聴したオールドファンの見方は《あの頃のドラマはあの頃の時代背景に合っているからいいのであって》などと、もっとシビアだ。

「唐田さんはスキャンダルをバネにして、いい女優さんになったと思います。ただ、それと続編のヒロインに抜擢されることとは別問題です。ネット上でも指摘されていましたが、『101回目』は、当時の浅野温子さんに高嶺の花という孤高のイメージがあったから成立したわけで、唐田さんに、そこまで“イイ女”という感じがあるかというと……」(元テレビ誌編集長)

 浅野のように、並の男では手を出しづらい女性という役柄を演じ切れるかどうか。それは“みそぎ”うんぬんとは関係ない。

「せいやさんは20年放送の『テセウスの舟』(TBS)に始まり、何度かドラマにも出演しています。演技の心配はなさそうですが、ドラマそのものの風当たりが強いのは確か。妙なアンチの逆風に巻き込まれて、せいやさんまでバッシングされなければいいのですがね。注目度だけは高いだけに、大コケでもしたら“黒歴史”になりかねません」(前出のドラマ制作会社関係者)

 それは唐田にとっても伊藤にとっても同様で、せっかくの“再評価ムード”に水を差さなければいいのだが……。

  ◇  ◇  ◇

 さすがに最近はもう許された感のある唐田えりかだが、その女優開眼ぶりが凄まじいという。関連記事【もっと読む】唐田えりか『極悪女王』での開眼に《東出昌大 唯一の功績》との皮肉も…鬼気迫る髪切りデスマッチ…では、本人の変貌ぶりについて伝えている。

エンタメ 新着一覧


【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...