中居正広氏の復帰はナシか? 芸能界でいまだ指摘される“ジャニーズ病”の深刻度

更新日:2025-09-10 17:03
投稿日:2025-09-10 17:00

 フジテレビ元女性アナウンサーとのトラブルで芸能界を引退した中居正広氏(53)に、復帰説が取り沙汰されている。今年1月に芸能界引退を表明後、中居氏は都内の自宅と藤沢市の地元を往復する生活を送っているとされる。

「『もう芸能界に戻る気はない』と言ったとされる一方、知人の証言として『逆に未練があるのかな』との印象が伝えられたりしています。実際、ファンクラブは閉鎖となりましたが、公式サイト『のんびりなかい』は存続してますし、好きな野球や得意としていた対談の仕事を再開させ、今も復活を待ち続けているファンの応援に応えたいという見方は女性誌などでも報じられています」

 とは、中居氏トラブルを追いかけるマスコミ関係者だ。

「YouTubeや有料の動画配信で活動再開するのでしたら、ファンが残っているのであれば、不可能ではないように見えます。ただし、トラブル前のように地上波でMCを務めたり、レギュラー番組を幾つも持つような復活劇は難しいかもしれませんね」(同)

 元フジテレビアナウンサーとのトラブルについて、中居氏の代理人弁護士らは「性暴力という言葉から想起されるような行為ではなく、不同意によるものではなかったと評価している」などとコメントを発表し、中居氏の名誉回復に努めている。

 真相はともかく、某広告プロデューサーは「トラブル前と現在の中居氏はタレントイメージが違います」とこう言う。

「中居氏は責任感が強く、気配りができ、現場対応能力の高さでも評価されてきました。プロ意識の強いタレントで、テレビ番組でトラブルがあっても冷静に対応し、司会進行やスタジオの雰囲気づくりに長けている部分はあると見られています。SMAP時代から、人間関係を円滑にする調整役のところがあり、独特のユーモアで場を和ませたというエピソードも語られています。しかし、今回のトラブルなどで、業界関係者の間では知られていた計算高さや不遜さ、頑固さも世に伝わり、何でも他人任せで自分は高みの見物というところも露呈してしまいました。スポンサーがどうのというより、かつての好感度を当てにしての活動をしようにも、オファーは難しいのではないでしょうか」

 女性トラブルへの反論、性加害疑惑への否定も、自らが前面に出て記者会見を開くと言うことはしない。かつて支持されていたボランティア活動から活動再開する手もあるだろうが、そうした手段を講じているという説は皆無だ。

「つまるところ、好感度はジャニーズという後ろ盾があり、ジャニーズのお膳立てによって、つくりだされていたイメージだったのです。それを失った今、素の中居氏という人物にどれだけのタレント価値があるのか。疑問視しているのは業界関係者だけではないと思いますよ。ジャニーズ病というわけではありませんけど、ジャニーズで売れっ子になり、チヤホヤされていたタレントが引退後の扱いに驚くのと同じような心境になっているかもしれませんよ」(前出の広告プロデューサー)

 それでも活動再開するとすれば、どうか。「どのツラで世に出てくるのか要注目」と業界から声があり、辛辣な目もあるという。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事では「フジが港浩一氏と大多亮氏に“50億円請求”で中居正広氏にも『巨額訴訟』の可能性…清水賢治社長は否定せず」なども必読だ。

エンタメ 新着一覧


【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...