更新日:2025-09-13 11:45
投稿日:2025-09-13 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
45歳、再就職先が決まらない!
現在45歳の紀江さん(仮名)は、結婚23年目。30代前半で出産を機に退職をして以降、ずっと専業主婦をしてきました。
しかし2歳年上の夫・ヒデアキさん(仮名)の会社の業績がコロナ禍をきっかけに下がってしまい、現在も回復していません。そのため、収入は上がらないどころか、以前よりも下がったままの状態が続いています。
「このままじゃ生活がカツカツどころか破綻しかねないので、私も働きに出ることにしたんですよ。いろんなアプリに登録して、就活を始めたのですが、希望の職種は全滅。一次すら通らずに、苦戦しています。
自分で言うのもナンですけど、私、将来を期待されていたエースだったんですよ…! それなのに、いざ再就職を探したら全滅だなんて…。プライドも折れそうですし、悔しくて仕方ありません」
専業主婦を選んだのは…
紀江さんが専業主婦になったきっかけは、夫と義両親からの強い勧めがあったため。
当時はまだ共働き夫婦が今ほどは多くなかったため、義両親からは「仕事に明け暮れるよりも、子育てに専念したほうがいい」と、また夫からも「俺の稼ぎだけで十分にやっていけるんだから、君は子育てを頑張って」と言われたのだとか。
それらの言葉に素直に従ったと紀江さんは言います。
「あの頃は今みたいに不景気になるなんて想定もしていないですし、コロナ禍で夫の会社がダメになりかけるなんて思ってもいないし。
まぁ私も呑気でしたけど。あまり深く考えずに長いこと、専業主婦をしてしまったのが悔やまれます」
ラブ 新着一覧
大好きな男性に対しては、自然と「セックスしたい」と思う女性が大半なはず。しかし、中には「好きだけどしたくない!」と拒ん...
「一生見るんだから、結婚相手のルックスはどストライクがいい!」と、“顔”で選ぼうとしている女性は少なくないはず。ですが「...
合コンや婚活をした時など、男性にたくさん声をかけられる女性と、周りに男性が寄ってこない女性がいますよね。「もしかして私...
「私、そろそろ振られるかも…」と察した時、あなたは相手にしがみつこうとしますか? それとも別れを覚悟するでしょうか。
...
女性からすると「強い女」って憧れますよね。でも男性の中には「強い女が苦手」という人もいるそう…。とはいえ、強く生きてい...
「冷酷と激情のあいだvol.176〜女性編〜」では、不倫相手とのセックスレスに悩み、それを理由に生活費が受け取れなくなる...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
子供は素直で純粋。それが「不倫がバレるきっかけ」になる場合もあるようです。いったいどのようにしてバレるのか、経験談をご...
まるで自分が物語の主人公であるかのように振る舞う「悲劇のヒロイン症候群」を知っていますか?
周りの人に「かわ...
夫婦の出身地がどこかによって、家庭の雰囲気は変わるかもしれません。特にノリがいい大阪人の夫がいる家庭は、なんとなく明る...
人は見た目や条件ではなく、心だなんていいますが、実際問題はどうなのでしょうか? 貧乏な男と結婚しても、愛があれば大丈夫...
「出産してからほとんどしてない…」と、レスに悩んでいる夫婦は多い様子。しかし反対に、レスとは無縁の夫婦が存在するのも事実...
「モテまくって、男性を手のひらで転がしてみたい♡」「たくさんの男性から貢がれたい♡」なんて願望は、非モテ女が一度は抱くも...
久々にいい感じの男性が現れた時、女性もエッチの予感が多少なりともするもの。
けれど、久しぶりすぎて、どんなふうにす...
2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
女性の収入を頼りに暮らす「ヒモ男」は、積極的にあまり彼氏にしたいタイプではありませんよね。でも、世の中にはヒモ男を好き...