更新日:2025-10-02 11:45
投稿日:2025-10-02 11:45
「愛されていたはずなのに、なぜか苦しかった」
今思えば、子どもとの適切な距離感や関わり方を知らずに、手探りで親になったのだろうと想像しています。
また、勉強や学歴にうるさくなかったのは、結果的に私を救ってくれた気がします。
勉強が苦手で、好きなことに熱中するタイプだった私は、自由に進路を選び、今こうしてフリーランスとして働いています。その生き方をガミガミと否定されることがなかったのは、親が“完璧ではなかった”からこそ得られた自由だったのかもしれません。
『愛の、がっこう。』を見て改めて感じたのは、「愛されていたはずなのに、なぜか苦しかった」という感情は、誰の中にもあるのかもしれないということです。
支配と愛情、期待と無関心--その境目はとても曖昧で、どれも子どもの心に傷を残します。だからこそ、ドラマの中で、それぞれの傷を抱えた人たちがぶつかり合い、少しずつでも前に進もうとする姿に、心を動かされたのだと思います。
そして、ふと思うのです。果たして“毒親”とは何なのか?と。
子ども本人が「この親のもとに生まれてよかった」と思えるのであれば、たとえ周囲からは“毒”に見えたとしても、その人にとってはそうではないのかもしれません。
同時に、誰もがふとした拍子に“毒親”になってしまう可能性もある。
「子どものため」と思った言葉や行動が、いつか心を縛る鎖になるかもしれない――。
そのことを忘れてはならない、と自戒も込めて感じています。あなたは、自分の親からの“愛”を、どんなふうに受け取ってきましたか?
ライフスタイル 新着一覧
【#1のあらすじ】
ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...
【#2のあらすじ】
ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
この街は、まるでネバーランドだ。
いつもの店に行くと、いつもの仲間がいて、相変わらずのバカな話で盛り上がれる。...
義母が高学歴だとなんとなく上品でスマートな人柄が連想されますが、現実では学歴の高さと人格は比例しないようです。実際には...
2025-02-20 17:59 ライフスタイル
秋は色鮮やかな季節。まるで黄金色のイチョウの葉、鮮やかな朱赤の柿。
心まで秋色に染まるような日だった。
...
世の中には、人一倍豊かな観察力や感受性を持つ人も存在します。そうした人は「優しい」「気遣いができる」などの長所をたくさ...
今回ご紹介する雑誌付録は、「ムーミントラベルポーチ3点セット」と「別冊付録:保存版!ESSEのBest時短ベストおかず...
ぶっちゃけ、私はあまり人づきあいが得意なほうではありません。一人のほうが気を遣わなくていいし、楽だから。
これから...
年末の大仕事といえば、家の大掃除ですよね。やはり、一年の汚れを綺麗にしてから、新しい一年を迎えたいものです。でも、何か...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
コクハクリーダーズ1期生の「あんず」と申します。今回、ワクワクしながら新商品を使う機会に恵まれました。
日常生活で...
2023-12-16 17:32 ライフスタイル
暖冬にも程がある2023年師走ですね。
カントリー風情たっぷりの立地にある猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花...
彼氏や女友達と楽しむ温泉旅行。最近では旅館に添えつけの浴衣が用意されているところも多いですよね。
でも浴衣姿で...
















