義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE

おがわん ライター
更新日:2025-09-26 08:00
投稿日:2025-09-26 08:00

「孫はまだ?」のプレッシャーに押しつぶされる

 しかし姑のLINEはさらに激化。

「朝ごはんは?」

「スーパーで何買った?」

「夫くんのお弁当は? 写真送って」

 ついにユリは爆発した。

「私は部下でも日報を送る社員でもない!」

 声を荒げたが、夫には「そんな言い方しなくても」とたしなめられ、孤独を感じた。

 決定的だったのは「孫はまだ?」の連呼だった。ユリは「今は二人の時間を大事にしたい」と思っていたが、姑は「病院で相談したら」「年齢的に焦らないと」とプレッシャーをかけてきた。

姑に涙がらに直訴

 耐えられなくなったユリは泣きながら私に電話してきた。

「通知が怖くて、スマホを開けなくなりそう」

 私は「一度距離を置いた方がいい」と助言。ユリは勇気を出して姑に伝えた。

「LINEが多すぎてしんどいです。必要なことだけにしてください」

 姑は最初ムッとしたが、ユリが涙ながらに「監視されてるみたいでつらい」と訴えたことで、ようやく理解してくれた。

「本当に困った時は連絡します。毎日の報告はやめます」

 そう伝えると、LINEは1日数件に減り、ユリはようやく呼吸ができるようになった。

「通知音を聞くだけで心臓がドキドキしてた。解放された気分だ」

 ユリは苦笑していた。

おがわん
記事一覧
ライター
かつてちょっとだけ芸能の世界に所属。現在は縁あって、雑誌やWebメディアなどでライターとして活動中。エンタメ系から日常ネタまで、気になるあれこれを取材。楽しく読んでもらえる文章を目指して、日々ゆるっと執筆中です。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


スマホデビューしたお母さんからのおもしろ可愛いLINE5選♡
 ずっとガラケーだったお母さんたちがスマホではじめてLINEをする時、たくさんのおもしろいやりとりが生まれているようです...
2度と思い出したくない黒歴史…消し去りたい誤爆LINE5選
 連絡手段としてとても便利なLINE。でも、簡単に送れる便利さと引き換えに「誤爆」という危険性を秘めていますよね……。き...
思い出しては凹む…昔の失敗にとらわれた心を軽くする方法
 なんでもない瞬間に過去の失敗を思い出して死にたくなる……。そんな経験をしたことはないでしょうか。私はそこそこの頻度であ...
猫の額の広さ=“にゃんたま”の大きさかも? 証拠写真をどうぞ
 きょうは、「猫の額」について。 「猫の額ほどの部屋だけど、落ち着く所です」など、面積の狭いことのたとえで使われる...
民藝って? 井浦新にナビしてもらう幸福♡ 2021.11.10(水)
 今年の抱負は?  達成できたためしはこれっぽっちもないのに、新年になると懲りずに掲げるのは一体なぜでしょうか。私...
Xmasだけじゃもったいない!「ブルーアイス」で仕事運もUP
 ワタクシ毎年年末が近づくと、我が花屋の先代社長・通称「じじぃ社長」とともに、えっちらおっちら近くの山や農場へ植物採取に...
安心できる材料は離婚前に集めたい…私が用意した3つのもの
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
猫は寝るのが仕事♡たっぷり眠って“にゃんたま”も満充電にゃ
 猫の一日の平均睡眠時間は14時間。 「よく寝る子」→「寝子」→「猫」になったという有力説があるくらい、本当によく...
病気やケガは待ってくれない !「医療保険」の上手な利用法
 病気と診断されてから「加入したい」と思っても遅いのが医療保険です。入院や手術で仕事を休まなければならなくなった時の備え...
全部当てはまったら要注意かも? ナメられやすい人の特徴5選
 あなたは自分のことを”ナメられやすい人”だと感じますか? 私はおおよそ30年の人生の多くでそう感じてきましたが、最近は...
ここは僕のなわばりにゃ! スプレー行為1秒前の“にゃんたま”
 きょうは、にゃんたまωを高く上げて「スプレー行為1秒前」。  にゃんたま君は自分のなわばりを主張するため、塀や木...
ムーミンバレーパークに癒される♡ 2021.11.3(水)
 11月6日から、アニメ「ムーミン谷のなかまたち」(NHKEテレ)が放送スタートします。アニメをより楽しむために、埼玉県...
このコロナ禍で一変…簡略化した「知人の葬儀」への対処方法
 朝晩が冷える日が続くようになり、ワタクシの住む神奈川でもすっかり冬を実感する毎日でございます。  緊急事態宣言も...
「息子の名字をどうするか問題」…子供たちは柔軟だった
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
心を開いてくれた♡ "にゃんたま”パワーの癒しに救われます
 きょうも、にゃんたまωを求めて旅は続きます。  にゃんたまは非常にセンシティブな部位なので、初対面の相手に、そう...
もう戻れない…嫁姑の“誤爆LINE”で家庭崩壊!緊迫の内容5選
 今回は、結婚している女性にとって、ただただ恐怖でしかない「嫁姑の誤爆LINE」をご紹介します。「あの時気づいていれば!...