更新日:2025-10-06 11:45
投稿日:2025-10-06 11:45
私が産んだのに…
一番傷ついたのは姑の言葉だった。
「母乳足りてるの? 昔は完全母乳だったのよ」
「最近のママは便利グッズに頼りすぎ」
口を開けば批判ばかり。まるで母親であることを否定されているようで、サエは追い詰められていった。
夫に相談しても「母さん、悪気ないよ。孫が可愛いだけだから」と軽く流される。サエが「私が産んだのに無視されるのがつらい」と訴えても、「気にしすぎ」と片づけられた。
味方でいてほしい夫に理解してもらえないことが、何より孤独だった。
姑の心無いふるまいは“お食い初め”でも
決定的な出来事は、生後100日のお祝い“お食い初め”だった。姑は主催者のように仕切り、赤ちゃんを抱いた写真を撮るときも「うちの家系の宝物!」と声を張り上げた。
サエが赤ちゃんを抱こうとすると、「ちょっと貸して、写真を撮るなら私が抱かないと」と取り上げられた。
その瞬間、サエの心に張り詰めていた糸がぷつんと切れた。
「私は赤ちゃんを産んだ母親なのに、どうしてこんなに蚊帳の外なんだろう」
帰宅後、彼女は私に電話で泣きながら訴えた。
「私が産んだのに、まるで存在しないみたい。透明人間みたいなんだよ」
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