夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2025-10-09 11:45
投稿日:2025-10-09 11:45

2. 化粧水だけじゃNG!うるおい不足を招く生活習慣

「とりあえず、今使っている化粧水を、保湿ケアに特化したものにすれば大丈夫でしょうか…?」

「化粧水を高保湿のものにするのも1つの手よ。だけど、それだけでは足りないわ。肌には夏の紫外線ダメージが蓄積されているの。

 秋から冬にかけては空気が乾燥するだけでなく、この蓄積されたダメージも気にしなくてはいけないわ。

 このダメージが大きいと、肌のバリア機能が低下して、化粧水だけでは補いきれないレベルの隠れ乾燥に陥ってる恐れがあるの」

「そんな…」

「それと、日々の生活習慣にも注意が必要よ。たとえば、熱いお風呂に入るのが好きな人は、必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌の乾燥を悪化させるリスクがあるわ。

 それに、しっかりスキンケアをしても、直後にエアコンの風に当たると台無しになってしまうの。水分が蒸発してしまうから、スキンケアが無意味になる恐れがあるわ」

「うぅ…私、熱いお風呂から出た後にエアコンの下でのんびりするのが好きだから、やばいかもしれません…。他に、肌をカサカサにさせてしまうような生活習慣ってあるんですか?」

乾燥を防ぐには何が必要?

「そうね…たとえば、水分不足には注意が必要よ。化粧品で保湿ケアをするだけじゃなく、水分を摂ることが大事。体内の水分が不足すると、血流や代謝が悪化して、肌のターンオーバーが妨げられるといわれているわ。

 同様に、睡眠不足も肌には大敵。自律神経やホルモンのバランスが崩れて、ターンオーバーが乱れてしまうの。

 もちろん、栄養バランスも重要よ。とくに、タンパク質やビタミン、ミネラルはバランスよく摂るようにしてちょうだい。肌を作る力を活性化させて、乾燥を防ぐ効果が期待できるわ」

「具体的には、どんな食材がおすすめですか?」

「青魚やアマニ油に含まれる、オメガ3脂肪酸を意識して摂ってみて。

 他にも、ナッツや豆類、緑黄色野菜を摂ることで、肌に必要な栄養素を補えるようになるわよ」

「食材にも気を配らないとダメなんですよね…。でも、きちんとした自炊を毎日続けるのは難しいですし…もう少し手軽に、今日からでも始められる乾燥肌対策ってないんですか?」

「いい質問ね。それは今から紹介するわ」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


口臭・体臭・尿の悪臭…私のニオイの源は「糖質オフダイエット」が原因!?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
鹿ちゃんは関係ないよ! 話題の「シカクリーム」の人気の理由は?
 美容アイテムを売っているお店でよく見かける「シカクリーム」。はじめて見た人は「鹿のクリーム?」なんて想像した人もいるか...
2024-01-17 06:00 ビューティー
水蜜桃メイク知ってる?トレンドど真ん中、たった4︎分で叶う衝撃ハウツー
 水蜜桃メイクというメイク法をご存じですか? 中国発でSNSを中心に話題になっているトレンドメイクのひとつで、ピ...
まだまだ流行中のキャップ! 40代コーデで野球少年風を卒業するコツは?
 帽子コーデが好きな人が、必ず定番で持っているのがキャップです。でも、子供っぽくなったり、大人っぽいスタイルにどう合わせ...
30~40%の日本女性が整形!? それでも踏み切れない4つの理由
 今では、美しくなるための手段として珍しくなくなってきている整形。日本では30%〜40%の女性が、生涯のうちに1回は整形...
新年だしスッキリしよ! 昔の服が捨てられない人への処方箋
 必要最低限のお気に入りの持ち物で生活する「ミニマリスト」とは対照的に、「物を捨てられない」と悩む人はたくさんいますよね...
新年初買いはECサイトで30%オフのパンツ!プロの接客と裾上げにも涙…
 冬のセール真っ只中、仕事の合間にD2Cブランドのワイドサテンパンツをポチっとしました(笑)。で、手元に届いた“戦利品”...
【専門家監修】心を健康に! 自己肯定感を上げるセルフコンパッション術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...